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こんにちは。ホットクックがなければ生きていけないcampion(Follow @beautifulrice1)です。
ホットクックの世界へようこそ。
念願のホットクックを手に入れ、期待に胸をふくらませていることと思います。
しかし、ホットクックを買ったものの、その機能の多さに圧倒されている人も多いのではないでしょうか。
このページでは、ホットクックを便利家電として生活に取り入れるために、はじめに作るべきメニューを12個紹介します。
12個のメニューをえらんだ基準
ホットクックにはさまざまな機能があります。
説明書を見ながらひとつずつためしていたら、便利さを実感する前に疲れてしまいます。
また、やみくもにためしても結果は同じであることが多いです。
そこで、スタート直後につまずくことがないように、以下の3つの基準でレシピを集めました。
- 公式レシピと自分の好みのギャップを知る
- ホットクックに対する思い込みを壊す
- 自分のライフスタイルにフィットする使い方を考える
No.1のメニューから順にためしていくことをおすすめしますが、家庭ごとに事情がちがいますので、気になるレシピから始めてもかまいません。
早速いってみましょう!
1. チキンと野菜のカレー(無水カレー)
ホットクックをここまで有名にしたのは、この無水カレーです。
ベースになるのはトマトと玉ねぎ。この2つは他のホットクック料理でもよく使います。
野菜がもつ水分の量にきっと驚くはずです。
学べることは?
材料を切る、内鍋にセットする、ボタンを押すというホットクックの自動調理機能の基本操作を学べます。
予約機能やアプリ(COCORO KITCHEN)をためしてみるのもいいでしょう。
実際に内鍋に材料を入れてみると、材料のボリュームが肌感覚としてわかるようになります。
加熱時間だけでなく、下ごしらえや片付けにかかる時間もわかるため、ホットクック料理にかかるトータルの時間に見通しがつけられるようになります。
よほどめちゃくちゃなことをしなければ失敗することはありませんが、まずはレシピ通りに作ってみましょう。
チキンと野菜のカレー(無水カレー)(No.007)を作りました|ホットクック1.6L2. 肉じゃが
次に作るのは、和食の定番「肉じゃが」。
私が学生だった20年前には、得意料理に肉じゃがを挙げるとモテたとかモテなかったとか。。。
準備は簡単。材料を大きく切ってホットクックにセットするだけ。
肉じゃがを食べたことがない人はいないはず。
これまで自分が慣れ親しんできた肉じゃがとのちがいを味わってください。
学べることは?
公式レシピの味付けは「濃い」と言われることが多いです。
私もそう思います。野菜本来のうまみを消してしまっている気すらします。
とはいえ、味の好みは個人差が大きいのも事実。
一度、公式レシピ通りに作ってみて、「自分の肉じゃが」と「ホットクックの肉じゃが」のちがいをたしかめてみましょう。
公式レシピとは長いつきあいになります。
肉じゃが作りを通して、自分の好みとのちがいを知っておくと、他の料理を作る時にも味を調整しやすくなります。
たし算の料理である洋食ではこのギャップを感じることが難しいので、和食の代表格である肉じゃがをおすすめします。
また、自分の手で作るよりもホットクックで作る方が時間がかかることもある、ということも学ぶことができます。
肉じゃが(No.001)を作りました|ホットクック1.6L3. 鶏と大根の煮物
もう1つ和食を紹介します。肉じゃがよりもシンプルな鶏と大根の煮物です。
一応、料理名はついていますが、ホットクックの代名詞と呼べるような市民権は得てません。
肉じゃがよりもシンプルだからこそ、ホットクックのよさを実感できるメニューです。
学べることは?
肉じゃがと同じで、自分の好みと公式レシピのギャップを知ることができます。
また、カレーや肉じゃがは材料の種類が多いので、「よし作るぞ」を気合いを入れてから作る感じがあるのに対し、このレシピは冷蔵庫にある野菜と肉を組み合わせて、内鍋に放り込むだけという手軽さがあります。
加熱時間も圧倒的に短いです。
忙しい日常生活の中、ホットクックを負担なく使い続けるには、こういった手軽なレシピが欠かせません。
1週間のスケジュールを考えて、子どもの習いごとがある日はこういった手軽なメニューを活用することで、ライフスタイルに適した献立作りのヒントを提供してくれます。
鶏と大根の煮物(No.056)を作りました|ホットクック1.6L4. じゃがいもの甘辛炒め
次に紹介するのはじゃがいもの甘辛炒めです。
名前からわかるように炒め物です。
野菜の火通りがよくなるように、細切りにし、お肉と一緒に炒めるシンプルなメニューです。
学べることは?
ホットクックは煮込み系の料理が得意とされていますが、炒め物もできることはできます。
ただ、その炒め物がおいしいかどうかは別の話です。
このレシピでは、ホットクックが作る炒め物の可能性と限界について学ぶことができます。
ホットクックはフタをして調理するため、炒め物の仕上がりには明らかに限界があります。
手動機能を使って仕上げることもできますが、手放しで調理できなくなってしまうことや、ホットクックの周りが汚れてしまうこともあるため、個人的にはあまり前向きではありません。
じゃがいもの甘辛炒め(No.141)を作りました|ホットクック1.6L5. 蒸し大豆
これまで紹介してきた自動調理機能とはちがい、次は手動機能を使ったレシピを2つ紹介します。
はじめに紹介するのは蒸し大豆です。
乾物の大豆を一晩水につけておき、水分を吸った大豆を手動の蒸し機能を使って1時間蒸せば、ホクホクの蒸し大豆のできあがりです。
ホットクックがなければ、出会わなかった味です。
学べることは?
ホットクックは、これまであまり使われることのなかった乾物の美味しさに気づかせてくれます。
また、準備や加熱に時間がかかる乾物の弱点も、ホットクックがカバーしてくれます。
さらに、蒸す以外の手動機能もたくさん用意されており、家事の負担を軽くしてくれます。
ホットクックの手動機能が優れていることを実感していただくために、紹介しました。1週間のうち、大豆料理を作るタイミングを考えてみるとよいでしょう。
手動で「蒸す」機能を使って大豆を蒸しました|ホットクック1.6L6. 玉ねぎのスープ
ホットクック界隈では、神スープと言われている玉ねぎのスープ。
材料を入れて手動の炒め機能(40分)をセットすればできあがり。
これだけでメインのおかずにはできませんが、副菜としては十分です。
学べることは?
手動機能の炒め機能は非常に優れており、素材本来の味を引き出す味付けや調理方法を学ぶことができます。
ホットクックは長時間加熱しても文句を言うことはありません。むしろ、調理状況を教えてくれます。
ただ、語彙力が足りず、このメニューの素晴らしさを伝えきれないのは少々もどかしいです。
また、下手に調味料を加えて味付けをするよりも、素材本来の味を引き出してあげるような味付けや調理方法がいかに大切かを学べます。
手動機能を使いこなすことができれば、料理の幅が広がり、上級者の仲間入りと言えるかもしれません。
勝間さんおすすめ 玉ねぎのスープ(オニオンスープ)を作りました|ホットクック7. ゆで卵
ホットクックはゆで卵も作れます。しかも、自動調理メニューとして登録されています。
味はいたって普通です。
そのまま塩をつけて食べてもいいですし、サラダに混ぜてもいいんです。
くり返しますが、ホットクックだからといってことさらおいしくなるわけではありません。
学べることは?
自分で簡単に作れる料理でも、ホットクックが代わりに作ってくれる料理があることを理解できます。
「わざわざホットクックを使わなくてもいいのに」というような料理も、ホットクックにまかせてみてください。
調理時間はたかだか15分ほどですが、この時間がとても貴重であることを実感できると思います。
15分あれば、かなりの家事をこなすことができます。この15分が積み重なって、少しずつ生活にゆとりが生まれるようになります。
ちょっとしたメニューや料理の工程も、ホットクックでできないかという視点を持つと、自由時間が少しずつ増えていくはずです。
8. 煮こみうどん
ここからはクイックメニューの王道を3つ紹介します。
はじめは煮込みうどん。
うどんと野菜、それからだしの出そうなお肉などの具材を入れれば、それっぽい料理ができてしまいます。
学べることは?
時間がない、食欲がない、家族が出かけているので自分の食事だけを用意すればいいなど、簡単にすませたいけど、「コンビニ弁当はちょっとなぁ」と思う瞬間は意外と多いもの。
そんなときに、クイックメニューを知っておくと重宝します。煮込みうどんを作ってみて、作るのにかかる時間や手間を覚えておくと良いでしょう。
人によっては、パスタやラーメンが好きという人もいるでしょう。そういう人も、一度うどんを作ってみることをおすすめします。
このメニューの隠れたよさは、冷蔵庫のあまりものを使える点です。
ふだんの料理は、1食だけ好きなものを作ればいいというものではありません。毎日3食分の献立を考え、食材の在庫も管理しなければいけません。
煮込みうどんには、このサイクルをリセットしてくれる力があります。
ホットクックを使って、冷蔵庫の食材整理をするヒントをくれるのがこのメニューです。
煮こみうどん(No.105)を作りました|ホットクック1.6L9. 野菜スープ
クイックメニューの2つ目は野菜スープです。
このメニューは実に懐が深いんです。次に紹介する味噌汁が和食の横綱だとしたら、野菜スープは洋食の横綱です。
旬の野菜を使って、文字通りスープにしたり、いろいろな具材を使ってボリュームたっぷりのおかずスープにすることもできます。
学べることは?
ホットクックが作れるのは、カレーライスのような4番バッターのような主役だけではないんだということがわかります。
なかでも、スープはアレンジをしやすいこともあり、ホットクックをスープ調理器として専用に使っている人もいるほどです。
野菜スープをセットして、近くのおいしいパン屋さんに買い出しに行って、パンとスープのランチにすることもできます。
また、汁物として野菜スープ作りをホットクックにまかせ、メインのおかず作りで腕を振るうといった分業もありです。
何を入れてもかたちになるので、冷蔵庫の在庫整理にも活用できるメニューです。
野菜スープ(No.080)を作りました|ホットクック1.6L10. 具だくさんみそ汁
クイックメニューの最後は味噌汁です。
味噌汁自体の説明はいりませんよね。食べたい野菜を放り込んでスイッチポンでできあがりです。
学べることは?
味噌には、野菜スープ以上の深い味わいがあります。発酵という生き物が作り出す世界なので、包容力がちがいます。
複雑に考える必要はありません。食べたい旬の食材を加えて作れば、立派なおかずができます。
ただ、少し注意が必要です。まず、よく醸されたおいしい味噌を選んでください。味噌を「安いから」という理由で選ぶと失敗します。逆に、よく醸された味噌を使えば、失敗することはありません。
勝間さんのおすすめ
もう1つの注意点は、具材の大きさです。味噌汁を作る際には加熱時間が長いため、火が通りすぎないように、具材は少し大きめに切ると仕上がりが良くなります。
また、ホットクックに味噌汁の準備を任せることで、普段の食事の準備が格段に楽になります。
味噌の風味が飛んでしまうのを避けるのであれば、加熱の延長をする時に味噌を加えてあげるのもひとつの手だと思います。
具だくさんみそ汁(No.032)を作りました|ホットクック1.6L11. 野菜ジュースのケーキ
ホットクックはおかずだけじゃないんだシリーズの最後は、おやつです。
1つ目に紹介するのは、野菜ジュースのケーキです。
ケーキと言っても、生クリームがのってるようなものではなく、どちらかというとホットケーキに近いです。
写真は野菜ジュースの代わりに、すりおろしたニンジンをねり込んだ素朴なケーキです。
学べることは?
ホットクックでデザートも作れるんだということがわかります。
凝ったデザートも作ることができますが、まずはシンプルなものに挑戦してみましょう。どのおやつも子どもたちの食いつきがいいです。
「おやつ作るよ!」の合図で、一緒に準備を手伝ってもらうと、子どもたちのワクワクもぐっと高まるはずです。
見習いのコックさんの修行は、まずお菓子作りから始まると言われています。材料の重さをきちんと計ってレシピ通りに作ると、失敗する確率がとても少ないそうです。
ホットクックを使って作る場合も同じです。デザートに関していえば、材料を計ってセットすれば失敗することはありません。
子どもたちに手伝ってもらい、一緒におやつを作るのは素敵な時間です。
休日の子どもたちの予定とにらめっこしながら、いいタイミングで作ってみてください。
野菜ジュースのケーキ(No.128)を作りました|ホットクック1.6L12. コーンスープ
子どもたちが大好物のコーンスープです。
材料は、コーン缶、玉ねぎ、牛乳、バターなどホットクックを使う人なら、常備しておいた方がいいものばかり。
ポタージュではないので、このコーンの食感がやみつきになります。
学べることは?
子どものおやつは買うのではなく、作ってもいいということを教えてくれるメニューです。
雨続きで外に出ることができない週末などは、子どもたちのストレスが溜まってきます。
空腹→ストレス→兄弟喧嘩の無限ループを断ち切るにはうってつけのレシピです。
10時のおやつにコーンスープを作るから、一度お片付けしてねといえば、家の中がきれいになってしまう不思議。
ホットクックが料理のサポートをしてくれるだけでなく、育児のサポートもしてくれることを実感できるメニューです。
コーンスープ(No.036)を作りました|ホットクック1.6Lまとめ
いかがでしたでしょうか?
機能の多さに対する迷いはやわらいだでしょうか。
ためさなければ、失敗しないかわりに学びもありません。
- 公式レシピと自分の好みのギャップを知る
- ホットクックに対する思い込みを壊す
- 自分のライフスタイルにフィットする使い方を考える
3つの視点に気をつけてホットクック料理を作ってみると、ホットクックともっと仲良くなれるはずです。
素敵なホットクックライフを送れますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。CAMPION(Follow @beautifulrice1)でした。