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こんにちは。日本オートキャンプ協会でキャンプのインストラクターをしているキャンプ大好きCAMPION(Follow @beautifulrice1)です。
2019年8月9日から5泊6日で斑尾高原キャンピングパークへファミリーキャンプに行ってきました。斑尾高原キャンピングパークに来るのはゴールデンウィークに続いて今年2度目。
今年だけで斑尾高原キャンピングパークにもう10泊してる!
前回はセンターエリアのサイトに泊まりましたが、今回はチロルエリアにおじゃましました。
わが家は、妻、私、2人の娘(5歳と2歳)の4人家族(年齢は執筆時点)。
お盆休みにふたたび訪れた斑尾高原キャンピングパークの様子をご紹介します。
斑尾高原キャンピングパークの基本情報
住所 | 長野県飯山市飯山11492−4 |
アクセス | 豊田飯山IC→斑尾高原(約17分) |
電話 | 0269-64-3355 |
気温(8月) | 最低気温 23℃ 最高気温 32℃ |
サイトの種類 | テントサイト(区画サイトとフリーサイト) |
料金 | 3,200円~10,000円/区画 |
電源 | パワーデッキサイトなら使用可 |
チェックイン | 13:00−17:00(アーリーチェックインあり:サイトが空いていれば随時) |
チェックアウト | 12:00 |
風呂 | なし 斑尾高原ホテル(温泉)、モンエール斑尾(温泉)、斑尾の湯の3か所利用可能(いずれも有料) |
シャワー | なし |
ドライヤー | なし |
トイレ | 洋式トイレ(温水便座あり) |
炊事場 | あり(場所によってはお湯も出ます) |
ランドリー | あり |
売店 | あり(9:00−18:00) |
レストラン | なし(斑尾高原ホテル内にあり) |
自販機 | あり(ノーマルサイズが150円と少し高め) |
近隣施設 | ツルヤ飯山店(斑尾高原から11km)、デリシア飯山店(12km)、ベイシア飯山店(14km) |
カード払い | 可 |
斑尾高原キャンピングパーク(主にチロルエリア)の施設・設備(写真付き)
地図
サイトマップ
斑尾高原キャンピングパーク全体のマップです。
テントを張れるエリアは大きくわけて3つ。管理棟から近い順にセンターエリア、チロルエリア、サウスエリアです。この中にフリーサイトも含まれています。
ゴールデンウィークに利用したのはセンターエリアでしたが、今回はチロルエリア(赤太丸)に宿泊しました。
管理棟裏の看板です。向かって左がセンターエリア、右の坂を下ったところがチロルエリアです。
今回は、新潟県に泊まったことになるんだね。
子どもと一緒にてくてく歩いていくと5分ほどでチロルエリアに到着します。
チロルエリアのサイト
フリーサイトからチロルエリアを見下ろすとこんな感じです。
管理棟がある奥の方から坂を下ってくるイメージです。
テニスコートを改修して作られたようです。中央に芝生広場が広がり、両サイドにそれぞれの区画サイトがならんでいます。
区画も広く、フリースペースも確保されているので、とてものびのびすごせます。
リピートしたいと思った理由のひとつね。
トイレ
スキーシーズンには営業されるであろうレストラン「チロル」が入っている建物に設置されています。
管理棟のトイレには負けますが、手入れされたきれいなトイレです。チロルエリアも広いので、区画によってはトイレまですこし歩く必要があります。
炊事場
「チロル」横の炊事場です。お湯が出ます。
ピーク時には多少混雑しますが、行列ができるようなことはありませんでした。
排水口が詰まりやすいので生ゴミなどを持ち帰れるようにビニール袋を持っていくといいでしょう。
コインランドリー
チロルに24時間使えるコインランドリーが1台あります。料金は洗剤込みで400円。備え付けの集金箱に現金を入れます。今回も5泊したので何度か使わせていただきました。
どうしてもという場合は、管理棟のコインランドリーを使うことも検討しましょう。
ペグ&ハンマーのレンタル
排水のことを考えて地面が採石にされていてとても硬いです。場所によってはまったく歯が立たないことがあります。
がっしりした鋳造ペグを持っておらず、うまく刺さらないときは無理をせずチロルエリア中央に設置されているペグ&ハンマー(無料)の貸出コーナーを利用しましょう。
前回のキャンプで、テントを購入した時についている細身のペグを1本ダメにしてしまい、この鋳造ペグを買ったほどです。
赤色もあります。
「8本は多すぎる」という人はバラ売り(コールマン)もあります。
キャンプ場の様子を動画(4分)にまとめてますので、映像で確認したい人はこちらもあわせてどうぞ。
斑尾高原キャンピングパーク(チロルエリア)に行ってきた感想
ここからは6日間にわたるキャンプの様子をご紹介します。
真夏の長期キャンプをおたのしみください。
きっとキャンプに行きたくなるはずです!
1日目 (8/9)設営と場内散策
パーキングエリアでの休憩などもふくめて6時間かけてキャンプ場に到着しました。愛用のテント「コクーンII」(コールマン)をぱぱっと設営し、場内を散策することに。
散策
この日はまだ金曜日。チロルエリアのフリーサイトもまだ空きがある状態でした。
「探検」と称して子どもたちを連れ出し、フリーサイトを散策しました。広さにも驚きましたが、傾斜の角度にはもっと驚きました。
こんなところにテント立てる人がいるのかなぁ?
バッタ、コオロギ、トンボ、ちょうちょなどいろんな昆虫におびえながら、こどもたちも散策をたのしんでいました。
テントにもどると指がかゆいんです。何かにやられました。病院にも行けず、滞在中、腫れがひくことはありませんでした。
指輪が動かせないくらい腫れ、最終的には手首の方までかゆくなりました。とほほ。
虫対策で「インセクトシールド(虫除け服)」を着ていましたが、まさか薬指を刺されるとは思いませんでした。
夕食
夕食はかんたんにお肉や野菜を焼いて、自動炊飯で炊いたご飯と一緒におそとごはん。
外でたべるごはんはなんでこんなにおいしいんでしょう。
段取りが苦手だったキャンプごはんも少しずつ手際よくできるようになってきました。子どもたちの機嫌が悪くならないのがなによりの証拠です。
風呂(斑尾高原ホテル)
夜はママのおすすめで斑尾高原ホテルの温泉に入りました。
キャンプの近くにある3つの温泉のうちでいちばんのお気に入りです。
お湯の温度がちょうどよくて、ゆっくり浸かることができるのよね。
チロルエリアからだとかなり距離があります。小さい子どもと一緒に歩くと少なくとも15分はかかります。大変な方は、車で移動することをおすすめします。
2日目 (8/10)パフェとケーキとおそば
2日目は前回のキャンプで味を覚えてしまった「パティスリーヒラノ」とそばや「きたざわ」に行きました。
リピートしたいと思った理由のふたつ目ね。
前回の経験からどちらも混雑することが予想されたので、早めに行くと決めていました。
パティスリーヒラノ
車を20分ほど走らせ、開店5分前に到着。お目当ては喫茶スペースでスイーツを食べること。
すでに他のお客さんがならんでいます。
おそるべしパティスリーヒラノ!
ギリギリ席を確保することができ、念願のパフェをたべられました。
2日後にも食べに行ったことはここだけの秘密です。
きたざわ
腹ごなしにスーパーで食材を買った後、やってきたのは「きたざわ」。
キャンプに行く前からもう一度ここのおそばを食べたいと熱望していたため、みんな大盛りをペロリ。
今回のキャンプで3回おじゃましたということもここだけの秘密です。
ちなみにメニューはこんな感じです。
個人的なおすすめは「ざるそば大盛り」に「天ぷら」の組みあわせ。
おそばがなくなり次第閉店のため、早めに行くことをおすすめします。
開店は11:00だよ!
風呂(モンエール斑尾)
この日の夜はモンエール斑尾の温泉でゆっくり疲れをいやしました。
体力が底をつきかけていて、斑尾高原ホテルまでの坂道を登りきる自信がなかったためこちらに行きました。
- 大人:900円→600円
- 子供:600円→400円(小学生以上)
この日以外は、斑尾高原ホテルの温泉に入り浸りでした。
3日目 (8/11)タングラム斑尾とバーベキュー
少しずつ高原の強い日差しに慣れてきました。
子どもたちはビニールプールで大はしゃぎの毎日です。
今日はこれまで行ったことがない「タングラム斑尾」に行って、午後からはキャンプ場にもどり、キャンプっぽいことをすることにしました。
タングラム斑尾
キャンプ場から20分ほどの距離にあるリゾート施設。レストランもありますし、子どもたちが遊べるキッズパークもあります。
プールで水遊びもできるので涼しくていいかなというのでえらびました。
あいにくその日は日曜日。とんでもない混雑。
長期キャンプに行くといつも曜日感覚がなくなっちゃう。
よりによってどうしてお盆の日曜日に来てしまったのかと反省してもあとの祭り。
たくさんの遊具でたのしめたんですが、けっこう疲れてしまいました。
バーベキュー
気を取り直してバーベキューです。とかくお肉に偏りがちなキャンプ飯、今回ははじめて海鮮を使ったバーベキューにしてみました。
むずかしいのかなぁと思っていましたが、火を起こして焼くだけなのでかんたんでした。
エビが苦手な娘も「おいしい〜」ってパクパクだったね。
分厚いお肉を豪快に焼くバーベキューもいいけど、海鮮もいいもんですね。
ファミリーキャンプでバーベキューをたのしむコツ焚き火
夜はお待ちかねの焚き火タイムです。
焚き火をするには3つの条件があります。
- 手元に薪があること
- 風が強くないこと
- 体力が残っていること
子どもたちとの遊びを優先したいので、「もしできれば焚き火もしたい」くらいで焚き火の優先順位はそれほど高くありません。なので、焚き火をしようと思っても手元に薪がなく、売店も閉まっていて買えないということも少なくありません。
あと一番のネックは体力です。太陽の下で1日遊んでると夜はクタクタで起きてられません。ところが、この日はちがいました。昼寝をしたこともあり目がぱっちり。久しぶりにのんびり焚き火を楽しむことができました。
やっぱり焚き火はいいね!
4日目 (8/12)水遊びと初カレーライスとペルセウス座流星群
早いものでキャンプも後半に入りました。
チロルエリアでわからないことは何もないくらいになってきたので、定番の水遊びをしつつ、新しいことに挑戦する日にしました。
水遊び
100円ショップで買ったビニールプールがこの日も大活躍。
今回のキャンプのMVPはまちがいなくビニールプールね。
たしかにキャンプ場は暑いですが、乾燥していてカラッとしています。時折、すずしい風が吹いてくるので、洋服が濡れてもすぐに乾きます。また、サイトの区画も広いので気兼ねなく遊ぶことができます。
プール遊びに飽きたら、粘土をこねたり、絵の具を水に溶かしてままごとをしたりと子どもたちにとっては夢の遊び場だったようです。
他のキャンパーさんは、フリーサイトの傾斜を生かして自転車に乗ったり、広さを生かして凧揚げをしたり、チロルエリアの中央広場で野球やテニスをしたり、おもいおもいに満喫している様子でした。
少し広めの公園で遊ぶことをイメージして遊び道具をえらんでいくといいかもしれません。
初カレーライス
キャンプ25回目にしてはじめてのカレーライスを作りました。
キャンプといえばカレーのイメージが強いですが、意外に手間がかかるので敬遠していたところがあります。今回のキャンプは長期で宿泊することができたので、比較的時間もあるので思い切って挑戦することにしました。
今回の気づきは3つです。
- 必ずしも一気に完成させる必要がないこと
- 洗い物の下処理を食後すぐにすること
- 大人とこどもで辛さの好みが大きくちがうこと
お昼の時間に「あとは煮込むだけ」の状態まで準備してしまえば、夕食の時間にバタバタ慌てることがありません。合間に温泉に行ったり、おつまみを食べたりのんびりできることがわかりました。
食べ終わった後も、食器や鍋を放置するのではなくキッチンペーパーなどでおおまかに汚れを落としておくと後の片付けがすごく楽になります。ただ、自宅でカレーを食べる時もそうですが、子どもたちは大人が好むスパーシーなカレーは食べられません。家族にとってちょうどいい辛さバランスを見つけるのが今後の課題です。
ペルセウス座流星群
この日の夜から明日の未明にかけてペルセウス座流星群が見頃を迎えます。
したり顔で話していますが、受け売りです。星をぼんやり眺めるのは好きですがほとんど知識はありません。この日は半月と満月の間くらいなので、月の光がじゃましてしまうかも。
斑尾高原キャンピングパークに来てから夜には空を見上げて星をながめようとしていましたが、雲がじゃまで思うようには見ることができませんでした。
けど、この日はちがいました。雲もなく観測日和。思い切って寝ている長女も起こして一緒に星の観察です。
夜中の2時ごろ、月も地平線に沈み、空は満点の星空。次々と流れ星が流れ、みんな興奮しっぱなし。特に娘ははじめて流れ星を見るので興奮しっぱなし。娘曰く、今日は風が強いから星が流れちゃったんだとか。
のびのびとした発想、いやされるね。
大切にしたいよね、こういう感性!
とにかく眠かったですが、素敵な夜になりました。
5日目 (8/13)おやつバーベキューと台風接近
次の日は撤収をしなければいけないことを考えると、1日キャンプ場ですごせるのは今日が最後。
あっという間ね。
片付けを意識しながら、キャンプ場ですごす時間をたっぷりとることにしました。
とうもろこしと焼きマシュマロ
炭が残っていたのと、とうもろこしがあまっていたのでおやつに焼きもろこしを作りました。
とうもろこしは子どもたちの大好物。それをキャンプ場でも食べられると聞けば、テンションが上がらないわけがありません。とうもろこし争奪戦にはママも加わり、大変なもり上がりを見せていました。
食べられたとうもろこしも、さぞ幸せだったことでしょう。
あと、マシュマロも持ってきていたのでこの流れでおやつの輪に加わりました。
冷凍鍋焼きうどん
夕食は料理道具をほとんど片付けてしまったので、コンビニで調達した冷凍鍋焼きうどんに。アルミの鍋にうどんと具材が乗っているアレです。
今回のキャンプは食材の温度管理が大きな課題でした。
わが家には大容量で高性能なクーラーボックスがありません。
買い出しでは常に氷をセットで調達し、なんとかしのいでいた状況です。
けっこう気を使ったわ。
いっそのこと食べ物自体を保冷剤にできないかというので、実験的に買ってみました。
結論から言うと、かなり実用的でした。
過去に冷凍ご飯を使ってキャンプを乗り切ったことがありましたが、この方法も暑い季節にパパッと食事をとりたいときにはおすすめです。
台風接近
大型の台風が日本に接近していました。特に西日本では新幹線が運休になったほどです。
スタッフの方が各サイトにまわってこられ、強風への備えをしっかりするようにと呼びかけをされていました。斑尾高原キャンピングパークは風の抜けがいいので、強風の影響を受けやすいです。前回のキャンプではそのことをいやというほど味わっています。
今回のキャンプではそこまでの強風はありませんでしたが、時間帯によっては持ち物が飛ばされるくらいの風が吹いていました。わが家も備えをしっかりしようと、ロープを締め直すのはもちろん、すべてのスカートをペグダウンして、すきま風がテントの中で暴れることがないように工夫をしました。
夜、寝ている間それなりに風は吹いていましたが、風の音で眠れないというほどではありませんでした。ただ、翌朝起きてみると、自分たちのサイトにお隣のハンモックが転がり込んでいました。
テントに突っ込んでこなくてよかった!
しっかりと固定しておいたそうですが、風の力は侮れません。たたんでテントや車にしまっておくなど、万全の備えをしておかないと思わぬ事故につながってしまいます。
反面教師にしなきゃね。
6日目 (8/14)撤収と娘たちの成長
あっという間に最終日。最後に何をしたいと子どもたちに聞くと「プール」だというので、プールで遊んでもらっている間に撤収をする作戦。
撤収
前日のうちから大きな荷物は片付けをすませていたので、あとはテントなどを片付けるだけ。
上でお見せした写真に方角と太陽の動きを書き加えてものです。
チロルエリアはどこも日当たりは良いのですが、午前中の日照時間が長いのは写真でいうと手前側です。奥の坂を上ったところが管理棟ですので、管理棟からより遠い方が日当たりがいいです。
朝の7時くらいになると日差しが強くてテントで寝ていられないくらい。
朝早く撤収したいというのであれば、写真でいう手前側の方がテントなどの乾きがいいはずです。
娘たちの成長
この6日間で子どもたちがずいぶんたくましくなりました。
長女は苦手だったエビがたべられるようになったり、触れなかった虫を自分で取れるようになったりしました。
次女は何かあるとすぐ「抱っこ」でしたが、このキャンプを経て少々のことでは「抱っこ」と言わなくなりました。
ふだんの生活であれやれ、これやれと親が青筋立てて言ってもやろうとしないことが、キャンプに来て友達のお兄ちゃん、お姉ちゃんの様子を見ていると一気にできるようになるから不思議です。
斑尾高原キャンピングパーク(チロルエリア)のまとめ
ゴールデンウィークとちがい、天気の不安はまったくなく、場所も知っているというので準備の段階からワクワクしかないキャンプでした。
実際に行ってみると、天気にも恵まれ、標高1,000mパワーで涼しい風も感じることができ、気候そのものもとっても気に入りました。日差しは強いのでたしかに暑いですが、カラッとしているのでそれほど不快ではありません。
クーラーなしで眠れるしあわせ。
妻の実家も近いので、お盆休み帰省ついでに毎年行きたいキャンプ場になりました。
GWに行ったセンターエリア
斑尾高原キャンピングパーク(長野県)へファミリーキャンプに行ってきました8泊9日で行ったチロルエリア✕2
斑尾高原キャンピングパーク(長野県)でわが家史上最長の8泊9日のファミリーキャンプに行ってきました 今年も斑尾高原キャンピングパークに行ってきました(2021)参考になりそうな記事
このページのほかにも、どんな道具を、どのお店でそろえて、どこのキャンプ場に行くかを記事にしていますのであわせてお楽しみください。
なにを借りる?
どこで買う?
【保存版】キャンプ用品が買えるおすすめのネットショップ一覧|セールを活用してお得にキャンプ沼を楽しもう!
どこに行く?
2022年はどこに行った?
2022年に行ったキャンプ場(まとめ)最後までお読みいただき、ありがとうございました。CAMPION(Follow @beautifulrice1)でした。