【キャンプ初心者必見】ファミリーキャンプのはじめ方〜家族で思いっきりキャンプを楽しもう

ファミリーキャンプの始め方

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こんにちは。日本オートキャンプ協会でキャンプのインストラクターをしているキャンプ大好きCAMPION()です。

わが家の家族構成は妻と2人の娘(執筆時点で5歳と3歳)。下の娘が0歳9ヶ月のときにファミリーキャンプを始めました。

日が昇ると起きて、日が沈むと寝る。地球のリズムとシンクロする体験、それがキャンプです。

最近まで初心者だった経験を生かして、ファミリーキャンプのはじめ方について紹介します。

ファミリーキャンプをはじめる目的

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みなさんは、どうしてキャンプをはじめようと思ったのでしょうか?

「自然の中で子どもをあそばせたい」「子どもの教育に効果があると聞いたから」「家族ですごす時間を増やしたい」「自然に囲まれてゆっくり本を読んでみたい」など、いろいろとあると思います。

どれもとても魅力的な目的です。

また、その目的もひとつだけとはかぎりません。

キャンプの楽しみ方は自由です。家族の数だけキャンプのスタイルがあります

反面、自由だということは、どんなキャンプにするのかは自分たちで決めないといけないということでもあります。

キャンプの中身を決めるとき、このキャンプの目的が判断の基準になってきます。

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けど、安心してください。

最近は、キャンプ初心者にやさしいキャンプ場が増えてきています。

そういったキャンプ場のサービスを活用することで、手軽にキャンプをはじめられるようになってます。

子どもにとってのキャンプ

注意

ファミリーキャンプの目的に関して、ひとつだけチェックしていただきたいポイントがあります。

それは、キャンプの目的が「子どものことだけ」になっていないかということです。

たしかに、子どもの満足度を高めることは大切です。

しかし、そればかりになってしまうのは少し考えものです。

というのも、自然の中でのびのび遊ばせてあげるつもりが、親の考えるキャンプの目的を優先するあまり子どもに干渉しすぎてしまう場面をよく見かけるからです。

親が、子どもたちの遊びを枠にはめようとしてしまうのです。

子どもたちは、自分のアンテナをフルに使ってキャンプ場にある非日常を楽しんでいます

ひたすら石を集めたり、指で砂の感触をたしかめたり、走りまわって風を感じたり、と大人から見ると何が楽しいんだろうということも、とても真剣に楽しんでいます。

キャンプのあとでキャンプの思い出を聞くと、こういった体験がかなり上位にあがってきます。

親の思いが強すぎるあまり、子どもの旺盛な好奇心をそいでしまってはいけません。

大人にとってのキャンプ

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パパやママ自身は、キャンプでどんなことをして遊びたいですか?

焚き火、料理、お酒、コーヒー、散歩、ドローン、温泉、道の駅などなど、中にはこれもキャンプ?と思うようなこともふくまれているかもしれません。

それでもいいんです。ぜひ純粋に自分たちが楽しめるものを見つけてください。

そしてそれを大切にしてください。

まだ見つかっていないという人も、ぜひ自分のツボを探しながらキャンプに挑戦してみてください。

パパやママがキャンプを楽しんでいる方が、きっと子どもたちもうれしいはずです。

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パパやママが楽しくないと続かないよね。

わが家の場合

ファミリーキャンプの始め方

私と妻は、大学進学のために東京に来るまで地方で育ってきました。

年をとり、東京ですごした時間の方が長くなっていますが、ふとした時に田舎ですごした時間を懐かしく思い出すことがあります。

一方、2人の娘は東京生まれの東京育ち。

地方を愛する私たちの勝手な親心で、子どもたちに少しでも自然を味わってもらいたいと思ってファミリーキャンプをはじめました。

実際にはじめてみると、キャンプには自分たちで工夫できる楽しさがあることを知り、気づいたら夫婦そろってどっぷりキャンプにはまっていました。

キャンプから帰ってきた時に感じる野生を回復した感覚も、私たちがキャンプに強く惹かれる理由です。

ファミリーキャンプをはじめる時に感じるハードル

ファミリーキャンプの始め方
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キャンプをはじめるのって結構むずかしいですよね?

私自身、キャンプをはじめるまでにずいぶん時間がかかりました。

「オートキャンプ白書」によると、キャンプをやりたくても始めることができていない潜在キャンプ人口は800万人いるそうです。

埼玉県の人口が700万人強(2018年時点)ですから、潜在キャンプ人口の規模の大きさがわかりますよね。

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キャンプをはじめたいけどはじめられない理由はなんでしょうか?

何から手をつけていいかわからない、どれくらいお金がかかるかわからない、子どもが安全に楽しめるか心配、嫌いな虫が出てきたりしないか、などなど色々あると思います。

1つだけならまだしも2つ3つと出てくるとこのキャンプ1回目のハードルを乗り越えられる気がしません。

華麗なジャンプでハードルを飛び超えられるように、このハードルを精神的なものと物理的なものにわけてくわしく見てみましょう。

精神的なハードル

そもそもキャンプはレジャーです。そのことを忘れてはいけません。

海水浴やスキー、温泉旅行などのレジャーと同じです。

しかも、かなり贅沢ぜいたくなレジャーです。お金を払って家族でわざわざ不便な場所に出かけていくわけですから。

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キャンパーさんってずいぶん物好きだね。

キャンプは、日本のようにいわゆる先進国でなければ産業として成り立たないと言われています。

世界的にみても、キャンプがレジャーとして定着しているのはアメリカやヨーロッパの先進国です。

ここ数十年で急激な経済発展を遂げた韓国や中国でキャンプブームの兆しが見えているという状況からもそのキャンプが持つ性質がわかります。

キャンプ以外にもサーフィンや山登りといった自然を楽しめるレジャーはたくさんあるので、もし家族のニーズとあわなければやめればいいだけです。

守谷海水浴場
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波を待つサーファーたち、これはこれで楽しそうでしょ?

命に危険がおよばなければ、ちょっとした失敗もいい思い出になります。

ちょっとした失敗談があればキャンプから帰ってきた後も半年くらいはお酒のネタになります。

ビジネスの世界でもよく言われますが、失敗をおそれず「小さくはじめる」ことが大切です。

公園に遊びに出かける延長くらいの軽い気持ちで考えてみてはいかがでしょうか。

物理的なハードル

キャンプ道具の進化をはじめ、キャンプを取り巻く環境はどんどん私たちにやさしくなっています。

積極的に探しにいかないかぎり、昔のキャンプに見られたサバイバルな感覚はどんどん減ってきています。

その意味で、キャンプをはじめる時の物理的なハードルは下がってきていると言えます。

キャンプ場をはじめ、キャンパーを受け入れる側の人たちもいろいろと工夫してくれています。

キャンプ用品を貸してくれるサービス、キャンプ教室という形でキャンプのやり方を教えてくれるサービスなど、あの手この手でキャンプ初心者を受け入れてくれます。

出費を抑えてキャンプをはじめる方法はいろいろあります。

キャンプをやったことがないのに、必要な道具を見極めることなんてできません。

予算やスペースがが無限にあればいいですが、なかなかそういうわけにはいきません。

自分たちの目的やスタイルがある程度定まったところから買いそろえても遅くはありません。

くり返しになりますが、まずは小さくはじめることです。

はじめてのファミリーキャンプの舞台

では、実際に小さくはじめるにはどうすればいいのでしょうか。

はじめて自転車に乗れた時のことを思い出してください。

中には、いきなり自力で乗れた人もいるかもしれませんが、多くの場合、補助輪付きの自転車にまたがり、親に支えてもらってはじめての自転車に挑戦したことでしょう。

ファミリーキャンプのはじめの1回もそれと同じです。

補助輪付きの自転車に乗るように、まずは先輩キャンパーのサポートを借りながらキャンプに挑戦する方法があります。

ここでは予想される金額の安い順に5つの方法をご紹介します。

1. 知り合いの先輩キャンパーとグループキャンプ

ファミリーキャンプの始め方 グループキャンプ

知り合いの先輩キャンパーと一緒にキャンプを楽しむ方法です。

グルキャン(グループキャンプの略)と呼ばれています。

経験が豊富で、貸してくれるキャンプ道具もあって、教えるのが上手な先輩キャンパーが身近にいれば、ぜひキャンプに連れて行ってもらいましょう。

この方法の難点は、こんな条件がそろったキャンパーなんてなかなか身近にはいないことです。

また、いくらベテランのキャンパーといっても興味があるところとそうでないところのギャップがあります。

お互いの興味が一致しない場合、教えて欲しいことが教えてもらえない可能性があります。

あとは、お互いのスケジュールをあわせて、行けるキャンプ場を予約する必要があるので、タイミングがそろわないとなかなか実現がむずかしいです。

2. キャンプ教室

初心者を対象としたキャンプ教室に参加する方法です。

教室の主催者は、アウトドアメーカー、キャンプ場、個人、私が所属する日本オートキャンプ協会、またはこれらの組み合わせです。

それぞれの教室でちがいはありますが、キャンプのやり方を教えてもらえます。

キャンプを教えることを目的にしているので、キャンプのイロハを実際に学ぶことができます

キャンプ教室の数もどんどん増えてきているので、選択肢も増えてきています。

必要な持ち物、スケジュール(日帰りなのか、泊まりなのか)、参加者の人数などを確認し、自宅から気軽に行ける距離にあるキャンプ教室を探してみてください。

難点は、不定期で開催されることと、キャンプをしたことがないのでキャンプ教室の良し悪しを判断することが難しいことです。

ですので、おすすめをこちらにご紹介します。

日本オートキャンプ協会

参考 日本オートキャンプ協会みんなのキャンプ教室

親子4人でテントを借りる場合、10,000~15,000円くらい。

わたしがインストラクターとして参加したキャンプ教室の記事をふたつ紹介します。

なごやかな教室の様子を感じ取っていただけるとうれしいです。

黒坂オートキャンプ場 黒坂オートキャンプ場(山梨県)へファミリーキャンプに行ってきました リバーパーク上長瀞オートキャンプ場 はじめてのキャンプ教室 リバーパーク上長瀞オートキャンプ場でみんなのキャンプ教室を開催しました

キャンプ民泊NONIWA

参考 キャンプ民泊NONIWAキャンプ講習

Step 1(キャンプ講習)〜Step 4(アレンジキャンプ体験)まで、1段ずつ階段を登るようにキャンプの基礎を学べます。

3. 手ぶらでキャンプ

3つ目は手ぶらキャンププランを利用する方法です。

キャンプ場によってちがいはありますが、多くの場合、テントなどがすでに張られていて、備え付けの道具やレンタル品の道具を自分たちで使ってキャンプを楽しむことができるサービスです。

教室ではないので、キャンプのイロハを教えてもらえるわけではありません。

もちろん、わからないことがあれば、スタッフの方が対応方法を教えてくださるとは思います。

お近くのキャンプ場でこういったサービスが用意されていないか見てみるといいでしょう。

あの国民休暇村が手ぶらキャンプのサービスに力を入れています。

全国に29ヶ所(2019年現在)しかないので、利用できる方はかぎられてはいますが、最寄りの国民休暇村を調べてみる価値はあるでしょう。

参考 国民休暇村手ぶらでキャンプ

自分たちでキャンプ道具をそろえなくても手軽にテントで寝たり、外でご飯を食べたりおためしキャンプをすることができます。

ただ、難点は、自分たちで用意することが少ない分、費用がかかることです。

加えて、実際に自分たちの手を動かしてキャンプをすることができないのも、人によってはマイナスです。

https://campion110.net/wp-content/uploads/2019/08/IMG_1523-e1564756501465.jpgママ

やってみないと難しさや面白さは実感しにくいよね。

4. コテージ泊

ファミリーキャンプの始め方 コテージ

キャンプ場の中には、オートキャンプ場のほかにコテージやキャビンを併設しているところがあります。

こういった施設を利用して、はじめてのキャンプに挑戦する方法です。

コテージ、キャビン、バンガローなど呼び名は様々。

厳密にこういった呼び名が使い分けられているわけではありません。

ただ、テントを張って寝泊まりすることがないという点は、これまでみてきた3つの方法と大きくちがいます。

冷暖房、電源、トイレ、お風呂、キッチン、調理器具、食器、寝具といったものがコテージなどに用意されていることもあります。

寝るための建物が確保された状態でアウトドアっぽいことを手軽に体験できるのがコテージ泊の特徴です。

調理器具、寝具などを利用せず、建物だけを借りる場合、それほど費用はかかりませんが、そうでない場合は、一般的に手ぶらキャンプよりも料金は高くなります。

また、自分たちの手を動かしてキャンプをするといった体験の要素が少ないのもデメリットとして忘れてはいけません。

実際にコテージ泊をした時の様子は、こちらの記事を参考にしてください。

メープル那須高原キャンプグランド メープル那須高原キャンプグランドへファミリーキャンプに行ってきました 北軽井沢スウィートグラス ツリーハウス フォレスト 北軽井沢スウィートグラス ツリーハウス・フォレストに行ってきました。 RECAMP勝浦 スマートキャビン RECAMP勝浦(旧 しあわせの丘リゾート)のスマートキャビンに泊まってきました。

5. グランピング

ファミリーキャンプの始め方 グランピング

最後は、グランピングを利用する方法です。

グランピングとは、グラマラス(魅力的な)とキャンピングを組み合わせた造語で、自分たちでキャンプ道具を持って行ったり、テントを張ったりすることなく、自然環境の中でホテル並みの豪華で快適なサービスが受けられるキャンプスタイルのことを言います。

グランピングはホテルに行くのと何ら変わりありません。

すべてのアレンジをスタッフの方がしてくれます。

寝る場所はもちろん、料理もシェフが準備してくれたりします。

ご紹介した5つの方法の中でもっともキャンプ感がありませんが、自然の中ですごすことがどれだけ気持ちの良いことかを実感するにはいい方法だと思います。

また、家族の中に「キャンプなんて絶対に嫌」という人がいる場合は、1回目のキャンプとしてグランピングを口実に連れ出すというのも1つの方法かもしれません。

難点は、料金が高いこと。とにかく高いこと。

大人2人、子ども2人で1泊2日、交通費も含めると10万円近くかかってしまうこともざらです。

小さくはじめるには高いかもしれません。

また、キャンプ体験がほとんどできないので、次に自分たちだけでキャンプに行くためのステップとしてはかなり物足りないかもしれません。

おすすめは?

https://campion110.net/wp-content/uploads/2019/08/IMG_1524-e1564756438491.jpgママ

たくさんありすぎて迷っちゃう。

安く手軽に始めるとなると、一番のおすすめは先輩キャンパーと一緒にキャンプに行くことです。

もし、身近にそういったサポートをしていただける知り合いの方がいらっしゃったら、ぜひお願いしてみてください。

ただ、多くの人はそういった恵まれた環境にはないと思います。

その場合のおすすめは、キャンプ教室に参加することです。

しかもそのキャンプ教室は泊まりを伴う教室の方がいいでしょう。

テントを設営し、夕食を作って食べ、焚き火をし、お風呂に入り、星空を眺め、家族そろってテントで寝て、自分たちで朝食を作って、撤収をするといった手仕事を含むキャンプの醍醐味を体験することができるからです。

1泊2日のキャンプ教室で吸収できる部分にはかぎりがありますが、キャンプのはじめからおわりまでを一通り自分の手を動かしながらできる体験は、次のキャンプのことを考えるととても貴重です。

テントの設営や撤収にはそれなりに時間がかかること、最近のテントの居住性が高まっていること、外で食べるご飯がなぜかおいしいことなどを実感として理解できることが数多くあるはずです。

とはいえ、それぞれの家族でキャンプの目的はちがいます。

手軽さを求めるのであれば、手ぶらでキャンプ、コテージ泊、グランピングもとても魅力的な選択肢です。

ご家庭の状況にあわせておえらびください。

可能であれば、虫も少なく気候も穏やかな春や秋の過ごしやすい時期に一度挑戦してみましょう。

小さなお子さん(未就学児)がいる場合には、車での移動時間は2時間以内を目安にしてキャンプ場を探してみましょう。

わが家の場合

2017年6月に山梨県で行われた日本オートキャンプ協会主催のキャンプ教室(1泊2日)に参加しました。

上の娘がもうすぐ3歳、下の娘が生後9ヶ月の時でした。

寝具、着替え、鍋を自分たちで用意し、それ以外のキャンプ道具は貸していただきました。

1家族につき、1人(1家族)のインストラクターがついてくれ、テントの張り方から料理、焚き火、ロープワークなどキャンプのいろはを教えていただきました。

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キャンプの家庭教師みたいでした。

わが家を担当してくださったインストラクターの方がとてもよくしてくださったのと、インストラクターのご家族もファミリーキャンプを満喫している様子を実際に見ることができたため、とてもいいキャンプライフをスタートすることができました。

もちろん1回の教室でキャンプのことがすべてできるようになるわけではありません。

時間の都合で説明されていない内容もあるでしょうし、説明されても覚えきれていないものも多いです。

ただ、実際にキャンプを心から楽しんでいるご家族とご一緒させていただくことができたことで、私だけでなく家族全員が「キャンプは楽しいものだ」という印象を持つことができました。

そのご縁が今も続いていて、自分もインストラクターの資格をとるに至ったことを考えると、人生って不思議ですね。一歩踏み出すって大事ですね。

キャンプ教室準備のシュミレーション

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キャンプ教室に行く準備をシュミレーションしてみましょう。

具体的にシュミレーションするために、私の経験をもとに次の条件を設定してみます。

皆さんの状況に合わせて想像をふくらまして、シュミレーションしてください。

設定
  • 家族構成は、夫婦+3歳と0歳9ヶ月の娘の4人家族。
  • マンション(3LDK)暮らし。
  • 山梨県で行われるキャンプ教室に1泊2日で参加。
  • マイカーはなし。キャンプ道具も持っていません。
  • キャンプ教室の持ち物:寝具、鍋、(あれば机と椅子を持参)
  • 1日目の夕食と2日目の朝食・昼食の食材は教室で用意してくれる。

キャンプ場の設備をチェック

まず、キャンプ場のホームページを確認して設備を確認します。

トイレ、風呂、炊事場はあるのか、キャンプ道具をレンタルしてくれるのか、キャンプ教室にかぎってですが、教室参加の特典としてどんな道具を貸してもらえるかをチェックします。

ホームページからわからない点については、他の方のブログを調べたり、キャンプ場に問い合わせをして確認します。

キャンプ場やキャンプ教室で調達できないものについては自分たちで用意し、不明な点は主催者に問い合わせます。

くれぐれも足りないものだけ用意するようにしましょう。

なにも無理に買いそろえる必要はなく、レンタルサービスを利用するという手だってあります。

#キャンプ #キャンプ好きと繋がりたい やまどうぐレンタル屋 やまどうぐレンタル屋さんを活用する方法

キャンプ場までの移動手段

マイカーをお持ちの方は読み飛ばしていただいて構いません。

車の荷台の大きさ、長距離移動の苦労、子連れドライブの苦労、道路の混雑状況など、ふだんの車旅行と同じように考えていただければ問題ありません。

ちなみに、オートキャンプ場は、駐車場ではなく、自分たちがテントを立てて宿泊をするエリア(サイトという)横付けで車を止めます。

そのため、あまり大きな車ですとサイトに止められない、もしくはテントを張ってくつろぐスペースがほとんどなくなってしまうことがあるので注意が必要です。

わが家のようにマイカーを持っていない場合でもレンタカーを利用すればキャンプに行くことができます。

レンタカー レンタカーでキャンプを楽しむ方法〜マイカーがなくてもキャンプはできる!

まず、免許証を探してください。ETCカードを持っていれば、一緒に用意しましょう。

また、この設定であればキャンプ教室がほとんどのキャンプ道具を貸してくれるので、それほど大きな車は必要ないでしょう。

私たちが利用したのは、日産のノートe-powerでした。

近所のレンタカーを探してみて、家族4人が乗れて荷物が入る大きさの車をレンタルしてください。

といっても、ふだん車を利用しないとそれも大変です。

お子さんの年齢によっては、チャイルドシートやジュニアシートをあわせてレンタルする必要があります。

ほとんどのレンタカーはカーナビが標準で装備されているはずですが、装備がない人は必要に応じてレンタルしてください。

レンタカーキャンプに必要なもの

  • 免許証
  • ETCカード
  • カーナビ
  • チャイルドシート
  • ジュニアシート

マイカーをお持ちでないということは、しばらく車の運転をしていないということも多いでしょう。

少し運転の仕方を思い出すようにしてください。

実家の両親の車を借りて、少し練習して勘を取り戻すのもいいかもしれません。

キャンプ場までの経路も確認しておきましょう。小さなお子さんがいる場合には、途中で休憩できる場所やトイレの確認も欠かせません。

カーナビを頼りにすればキャンプ場にたどり着くことはできますが、頭の中にある程度でも道順が入っているのといないのでは、とっさの時の対応にちがいが出ます。

渋滞情報もチェックしておかないといけません。

都内からの移動であれば、休日ともなると大変な渋滞です。

時間のある時に土日の渋滞情報をみてみてください。

事前の調べ(平日)で2時間で着けるとGoogle mapが教えてくれていた道順が、休日では倍の4時間になっていることも珍しくありません。

車の運転に必要なこと

  • 運転の勘を取り戻す
  • キャンプ場までの経路を確認する
  • 休憩場所を確認する
  • 渋滞情報をチェックする

車に関するシュミレーションはここまでです。

もっとくわしくレンタカーについて知りたい方はあわせてこちらをご覧ください。

レンタカー レンタカーでキャンプを楽しむ方法〜マイカーがなくてもキャンプはできる!

キャンプの服装

まず、6月の山梨の気温(最低気温と最高気温)とキャンプ教室当日の天気予報を確認します。

天気はキャンプ教室の1週間前と2、3日前の2回くらい確認すれば十分でしょう。

特定の地点の天気予報をピンポイントで確認できるようになっているので積極的に活用しましょう。

キャンプ教室の1週間前であれば、寒くなりそう、暑くなりそう、台風が来そうといったおおまかな想定ができます。

足りなくなりそうなものがあれば、この時点で手に入れるようにすると直前になって慌てません。この時点である程度洋服を準備しておいて、2、3日前の天気予報で確定させるのがおすすめです。

雨の予報であれば、カッパや傘、長靴の準備が必要です。

台風が近いということであれば、主催者からの中止連絡の方法を確認するとともに自分たちの判断でキャンセルすることも検討しておきましょう。

気温について、キャンプ場でも場所によってはかなり標高がちがいます。

標高が100m高くなると気温が0.6℃下がると言われています。

例えば、標高500mであれば、標高0mと比べて3℃下がる計算です。3℃って意外と大きなちがいです。

https://campion110.net/wp-content/uploads/2019/08/IMG_1523-e1564756501465.jpgママ

ふだんの生活でも気温が3℃ちがってくれば、一枚余分に羽織るものを持っていったりしませんか?

外ですごす場合、自然の影響を直接受けてしまいます。

たとえば、晴れの日は林間にあるキャンプ場でなければ、日差しをさえぎるものがないので体感的にはとても暑いです。

日焼けをしてしまうくらいといったらいいでしょうか。ですので、帽子は必須です。

日かげにいて風が吹いてくれば、逆に寒さを強く感じることになります。雨もまたしかりです。

まだ、子どもが小さければ、汗をかいた時や汚れた時のタオルや着替えも必要になるでしょう。

お風呂(シャワー含む)に入った後のタオルも必要だなぁと。

こんなことを考えながら、日中、夜中(パジャマ)の服装を準備します。

このキャンプ教室の設定であれば、同じように布団も用意していく必要があります。

汚れてもいい布団なんてなかなかありませんので、最低限の布団を用意して、足りない場合は着るもので温度を調整するというのがいいかもしれません。

余分なものを買わないと考えることによって、いろいろと工夫の余地が生まれ、アイデアが浮かんできます。

キャンプ場での食事

ファミリーキャンプの始め方 料理

今回の設定では、料理の食材は教室側で用意してもらえます。

ですので、外に持ち出せる鍋と皿とお箸をもって出かければすみます。

お皿は材質によっては割れやすいので、寝具やタオルに包んで持っていくのが良いでしょう。

使い捨てのお皿やお箸はできればさけたいところですが、どうしてもという場合は仕方ありません。

仮に、3食分すべてを自分たちで用意しなければいけないケースも考えてみましょう。

キャンプといえば、飯盒炊爨はんごうすいさんでカレーというのは、私のような昭和生まれの人であればパッと思いつく献立です。

あとはバーベキューとかでしょうか。

これはこれでいいのですが、実際にやってみるとそう簡単にはいきません。

バーベキュー ファミリーキャンプでバーベキューをたのしむコツ

ですので、最初のうちは3食のうち1食はカップラーメンにする、近くのレストランで食べる、お弁当を買っていくなど、自分たちで作ること以外の選択肢も考えて準備するくらいでちょうどいいと思います。

その上でできそうなレシピを考えて必要な食材を用意します。

はじめのうちはSNSで見かけるような凝ったキャンプ料理は必要ないと思います。

https://campion110.net/wp-content/uploads/2019/08/IMG_1524-e1564756438491.jpgママ

そんな簡単にはできないよ。。。

ごくふつうのメニューでも家族がそろってキャンプ場で食べればおいしく感じたりします。

6月であれば日によってはとても暑くなるので傷みやすい食材はさけたほうがいいでしょう。

9か月の娘がいるのであれば離乳食の準備も必要になります。

野菜を切ったりする下ごしらえは、キャンプ場に行く前にしておくと現地で余裕を持って料理ができます。

時間節約の効果とともに、ゴミの処理に頭を悩ますこともなくなり一石二鳥です。

料理道具として2バーナー(家庭の台所でいう2口のガスコンロ)を持っていればいいですが、そうでなければ卓上コンロが1つあるだけで十分です。

そういったことも考えると、食事は攻略しがいのあるテーマです。

まとめ

https://campion110.net/wp-content/uploads/2019/07/IMG_2666-e1564406598919.pngCAMPION

なんとかなりそうな気がしてきませんか?

シュミレーションはここまでです。

あとは実際に行ってみて、わからないことは家族を含めてそこにいる人たちで知恵を絞って解決していきましょう

1回目のキャンプですべてが思い通りにいくことはおそらくないでしょう。

思い通りに行ってしまうようでは物足りないですよね。

ぜひ、次のキャンプを見すえて実際にいろいろな道具を触って、いろいろなスタイルを見て、自分たちの家族であれば、どんな楽しみ方ができるのだろうかということを少しでも考えてもらえたらと思います。

おもしろいと感じられたら、興奮が冷めないうちにインストラクターの方におすすめのキャンプ場を聞いて、できるかぎり早く次のキャンプ場の予約をとるようにしてください。

それが次に越えるべきハードルです。

\TRY NOW/

ご参考までにキャンプの基本について書いた記事をまとめてご紹介します。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。CAMPION()でした。