こんにちは。日本オートキャンプ協会でキャンプのインストラクターをしているキャンプ大好きCAMPION(Follow @beautifulrice1)です。
リバーパーク上長瀞オートキャンプ場でみんなのキャンプ教室を開催しました。
主催はIFCC。コロナの影響もあり、実に3年ぶりの開催です。
日程は2022年5月28日から1泊2日でした。
運動会シーズンに重なってしまったので、来年は5月の中旬くらいに開催できればと反省しています。

この記事では、リバーパーク上長瀞オートキャンプ場で行われたみんなのキャンプ教室の様子を紹介します。
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みんなのキャンプ教室(IFCC)
リバーパーク上長瀞オートキャンプ場は埼玉県秩父郡の長瀞にあるキャンプ場です。
花園ICから車でおよそ30分、上長瀞駅からなら歩いて5分で行くことができます。
レンタル品も充実しているので、電車でキャンプ場に遊びに行くこともできます。

キャンプ教室の天気は快晴。
2日目にいたっては今季初の猛暑日(35℃)となりました。
前後の日程が雨予報だったので、すこし心配はしていましたが見事に晴れてくれました。
キャンプ場の木陰がなかったら、まだからだが暑さに慣れていない時期なので、体力的に厳しかったかもしれません。

キャンプ教室には6家族が参加してくださいました。
コロナの影響で直前まで開催するかどうか迷っていたため告知が遅くなってしまいましたが、多くの方に参加いただき感謝しております。
なかには、コロナで中止になったときのキャンプ教室に申し込みをしてくださった方もいらっしゃいました。
2年もお待ちいただいていたことになります。

ありがとうございます。お待たせいたしました。
キャンプ教室は、原則として1家族に1人のインストラクターがキャンプのお手伝いをさせていただきます。
あくまでもお手伝いですので、実際にメインで手を動かすのは参加者の方です。
ああでもない、こうでもないといいながら試行錯誤することにこそ価値があると思っています。
インストラクターがすべてお膳立てをしてしまっては、グランピングと変わりません。
自分たちだけでキャンプに行ったら、なにもできなくて悲しい思いをさせてしまいます。

参加者の方のテントの横に、自分たち家族のテントを設営。2018年から使い続けているコールマンのコクーンIIです。
かれこれ100泊以上していますが、いまだに現役です。
テントについて、参加者の方にご紹介させていただく役割だったので、おもわずテント愛を語ってしまいました。
風もなく、雨の心配のないこの天気では、あきらかにオーバースペックなテントですね。

テントに関する講義だけでなく、火器、火の起こし方、料理など、自力でキャンプをするために必要な最低限の知識をインストラクターが順番に紹介していきます。
子どもたちには、小難しい話ではなく、焼きマシュマロをしながら場内で遊んでもらいます。
大人がよけいなことをしなくても、子どもたちは初対面でも打ち解けていろんな遊びを考えだします。
大人はその邪魔をしないようにしつつ、大きなけがのリスクがないか気を配るだけです。
夕食は、それぞれの家族が考えたメニューでつくります。
キャンプの経験値に差があるので、メニューは自由です。
スペアリブをつくるご家族もあれば、はじめての炊飯でドキドキしているご家庭もあります。
手詰まりになってしまった時には、インストラクターがサポートに入らせていただきます。
夜は、お酒やおつまみを持ち寄り、懇親会です。気の合う参加者同士でお話をしたり、キャンプのことについてインストラクターに質問をしたり、おもいおもいに過ごしました。
日中、かなり気温が上がったせいか、夜は防寒着がないと肌寒く感じるくらいでした。
2日目の朝は各自で朝食を済ませ、ランチの流しそうめんに向けて撤収をはじめます。
流しそうめんが待っているからとあって、みんなテキパキと片付けをしていきます。

予定していた10時には撤収を完了し、流しそうめんのスタートです。
キャンプ場の方に許可をいただき、近くの林で竹を切り出してきます。
切り出した竹を半分に割り、節を削って仕掛けは完了です。
私自身もはじめての経験だったので、ひとつひとつの工程が驚きの連続でした。
こどもたちはとにかく大興奮でした。
流れが早くてうまくそうめんがすくえない子、すこしでもいい思いをしようといろんな場所をためす子、お兄ちゃんたちの勢いに負けてなかなか輪に入っていけない子、ほんとにいろんな子がいました。
キャンプの終わりに、子どもたちに楽しかったことを聞くと、多くの子から流しそうめんが挙がっていたのでよっぽど楽しかったんだと思います。
リバーパーク上長瀞オートキャンプ場の周辺情報
川遊び
リバーパークというだけあって、近くに川が流れています。
地図を見ると荒川と表示されているので、あの荒川だと思います。
キャンプ場からは歩いて5分くらいの距離です。
暑い季節には最高の遊び場になります。
ですが、川はとても危険な遊び場でもあります。
舟下りができるくらいの流れがあるので、軽い気持ちで行くのはやめた方がいいでしょう。
川は海のように遊泳禁止区域が指定されていません。
浮石が多く、苔が生えていて滑りやすいです。
子どもたちだけで遊ぶのはもちろん厳禁ですし、親が付いていたとしてもスマホばっかり見ていては、危険の察知が遅れてしまいます。
ほんとうに気をつけてください。
ラフティング
リバーパーク上長瀞オートキャンプ場では、ラフティングパックなるサービスが用意されています。
日程の都合で私たちはしませんでしたが、参加されている方の様子をみるととても楽しそうにされていました。
キャンプ教室当日にも一般の利用客の方で、ラフティング+キャンプの組み合わせですこし早い夏を満喫されている方が大勢いらっしゃいました。
埼玉県立自然の博物館
キャンプ場から徒歩1分のところにある博物館です。
わたしはインストラクターのつとめがあったので行くことができませんでしたが、子どもたちは満喫していた様子です。
朝の早い時間帯でもかなりの賑わいを見せていたというので、人気の博物館なんだと思います。
うちの子どもたちは、キャンプをはじめいろいろな外遊びをするようになったので鳥をはじめとした自然に対する知識がついてきました。
そのためか、展示物を見ても鳥の名前を言い当てたり、どこで見たのかといった思い出話をしたりとワクワクしながら眺めていたよと妻から聞きました。
どちらかというと王道な展示品が多いようで、そういった意味で子どもたちも楽しく過ごせる博物館のようです。
とにかく近いので、撤収はパパに任せてさくっとあそびに行ってみることをおすすめします。
まとめ

大きな事故もなく無事にキャンプ教室を終えることができてホッとしました。
その上で、参加された方々が楽しそうにされている様子を見ることができ、とても充実した2日をすごすことができました。
いろいろなキャンプ教室がある中、この教室を見つけてくださった参加者のみなさんにはあらためて感謝の気持ちをお伝えしたいです。ほんとうにありがとうございました。
また、キャンプ教室開催にあたり、場を提供してくださったリバーパーク上長瀞オートキャンプ場さんにも大変感謝しております。
キャンプ場の方のご協力がなければ、流しそうめんを実現することはできませんでした。
これからキャンプを始めるかどうか迷っている方は、ぜひ一歩踏み出してみてください。
キャンプ初挑戦の舞台として「みんなのキャンプ教室」を強くおすすめはするのですが、残念ながら年に1、2回しか開催されません。
営利を目的とする団体ではないので、お許しください。
とはいえ、子どもたちが小さいうちにキャンプをしたいというのであれば、善は急げです。
「子どもたちが小さいうちに」というのはあっという間に終わってしまいます。
娘が7歳と5歳になったいま、わたしもそのことを痛切に感じています。確実に終わりが近づいています。
今日が人生で一番若い日というのはよく聞く話ですが、迷いをなくすためにもぜひキャンプをはじめてみてはいかがでしょうか。

3年前に行ったキャンプ教室の様子はこちらの記事でご覧になれます。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。CAMPION(Follow @beautifulrice1)でした。