白樺リゾートキャンピングビレッジに行ってきました。

白樺リゾートキャンピングビレッジ

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こんにちは。日本オートキャンプ協会でキャンプのインストラクターをしているキャンプ大好きCAMPION()です。

2022年7月16日から3泊4日で長野県立科町にある白樺リゾートキャンピングビレッジへファミリーキャンプに行ってきました。

白樺リゾートキャンピングビレッジは2022年4月にリニューアルオープンしたばかりのキャンプ場です。子どもたちとの夏の思い出づくりに遠路はるばる行ってきました。

https://campion110.net/wp-content/uploads/2019/07/IMG_2667-e1564406647556.pngCAMPION

この記事では3泊4日の白樺リゾートキャンピングビレッジキャンプの様子を紹介します。

白樺リゾートキャンピングビレッジをえらんだ理由

https://campion110.net/wp-content/uploads/2019/08/IMG_1523-e1564756501465.jpgママ

子どもたちがよろこびそうなところに連れていってあげたい。

白樺リゾートキャンピングビレッジをえらんだのはそんな思いからでした。千葉県のマザー牧場に行った時も似たようなえらび方をしています。

マザー牧場オートキャンプ場 マザー牧場オートキャンプ場(千葉県)へファミリーキャンプに行ってきました

とにかく「キャンプ」「キャンプ」でベタに子どもウケするところにあまり縁がなかったわが家。夏の思い出として、お友だちとも共通の話題にできそうなところにあそびに出かけることを考えました。

とはいえ、ホテルに泊まってテーマパークを行ったり来たりでは、大人の気持ちが満たされません。そこで、キャンプと遊園地をかけ算して白樺リゾートキャンピングビレッジに泊まることにしたのです。

ちなみに、宿泊費を抑えたいというお財布事情もありました。サイトによってはそれなりの値段がしますが、池の平ホテルに泊まることを思えば、ずいぶん安く利用できます。

たとえばで見積もりを出してみると、8月10日(山の日)に家族4人(夫婦、8歳、5歳の娘)でアネックス館に1泊すると98,860円と出ました。ここには食事、ファミリーランドフリーパス、プール2時間がついていますが、決して安くはありません。というか、本音をいえば腰をぬかすほど高いです。遊園地をフリーで遊び倒して、プールで2時間あそぶ体力もありませんし。

白樺リゾートキャンピングビレッジですごした4日間

滞在期間を通して、天気はそれほどよくありませんでした。今年は異常な早さで梅雨があけたかと思えば、そのあとはくもりや雨の日が続いています。スカッと晴れる日は1日もありませんでした。時間帯によっては、土砂降りのこともありました。

気温はおおよそ20℃を超えたくらいでしょうか。平地の夏の服装では肌寒く感じる時間が長かったです。日中は、寒さを感じたら長袖を着てすごしました。夜は、念のため貼るカイロを現地調達し、寒さをしのぎました。

服装としては、日中はモンベルのライトシェルパーカ(長袖)を着て、寝るときはダウンスリーピングラップ(シュラフ)とヴィヴィで冷えを逃れるようなすごし方でした。私が寒がりということもありますが、平地の夏とは別世界でした。

白樺リゾートキャンピングビレッジ攻略法

リニューアルしたばかりだからなのか、とにかく情報がありません。

はじめてのキャンプ場に行くときはいつも先輩たちのブログを読み漁るのですが、白樺リゾートキャンピングビレッジについてはめぼしい情報がありませんでした。そのため準備はとても苦労しました。

せっかく今回遊びに行ってきたので、現地で分かった情報をまとめてご紹介します。

まずは、ホームページから。

最近アップデートされた感じのする見やすいホームページです。

白樺リゾートキャンピングビレッジ
クリックすると拡大

キャンプ場の受付でいただいた注意事項も掲載しておきます。文字が小さくて見にくいですがおゆるしください。利用した2022年7月の情報ですので、最新の情報は直接キャンプ場にお問い合わせいただきご確認ください。

続いてマップの拡大図をつかって説明を補足します。

白樺リゾートキャンピングビレッジ

まず、キャンプ場があるのは池の平ホテルが運営するリゾート施設群の中でも右上の方の一角です。キャンプ場をアップにした図なので、実際の縮尺とは大きく異なります。実際は、キャンプ場以外のエリアの方が圧倒的に大きいです。

施設全体を買い物かごにたとえると、キャンプ場はその中に入っている牛乳パックくらいの大きさです。

白樺リゾートキャンピングビレッジ

案内板にあるように、2022年7月時点ではキャンプ場で受付をすることできません。本来であれば、センターハウス横の受付というところで手続きができるようなのですが、現在改修中のためアミューズメント館のボウリング場カウンターでないと手続きができません。キャンプ場とボウリング場のカウンターは距離があるので、移動には車がないと厳しいです。わたしたちも車で移動しました。

ボウリング場カウンターに行くには、第1駐車場がもっとも近いですが、遊園地の駐車場も兼ねているため空きがないと考えた方がいいでしょう。遊園地がオープンして30分くらいで満車になりました。その場合は、第1駐車場から道をはさんだ向かいにあるローソンの駐車場か第2駐車場を利用することになります。キャンプ場利用者は無料駐車券がもらえるので、料金は気にしなくて大丈夫です。

白樺リゾートキャンピングビレッジ

私たちが利用したのはP-6です。

現地に行ってはじめてわかったことがいくつかありますが、そのうちの大きなものをふたつ紹介します。

まず赤線をご覧ください。P-6を利用する場合、センターハウスにある炊事場・トイレを利用するには赤線をたどっていくことになります。ショートカットしてセンターハウスに行くことはできません。

オレンジの波線で記しているところで高さが変わるので、波線の上と下では別のエリアと考えた方がいいでしょう。

白樺リゾートキャンピングビレッジ

センターハウスやG-1〜4からBやPのエリアをみるとこんな感じで坂を登るようになっています。赤線を通る以外にトイレに行く方法はありません。

Pエリアは、プレミアムサイトでもっとも値段が高いので、もうすこしアクセスのいいところにあればいいのになとわがままなことを思ったりもしました。

今度は青線をごらんください。

キャンプ場利用者にはホテルの温泉利用券がセットでついてます。事前に地図を見ていた時には、車じゃないといけない距離なのかなと思って、3泊のうち2回はわざわざ車で温泉に出かけたのですが、3泊目に歩いて出かけたところ、とんでもなく近くにあることがわかりました。子どもと一緒に歩いて5分くらいでしょうか。少なくとも車で行くよりは圧倒的に早く着くことができます。これはうれしい誤算です。

みなさんも知らないで車で温泉に行くことがないようにお気をつけください。

また、地図の一番上にある芝生広場はかなりの大きさなので、バドミントンなどちょっとした遊ぶ道具を持っていけば思いっきり遊ぶことができます。規模で言うと、こどもがサッカーの試合ができるくらいの広さです。

白樺リゾートキャンピングビレッジ
プレミアムサイト

全体の説明はここまでです。ここからはそれぞれの設備を見ていきます。

この写真は、プレミアムサイトを撮影したものです。自慢の人工芝が広がっています。人工芝だけあって水はけは抜群です。ちょうど大雨が降った時間帯があったので、この人工芝には助けられました。土でテントなどが汚れるということもないので、撤収のときのそうじの一手間もなく快適に過ごすことができました。

かなりクッション性が高いので、がっつりとしたインフレーターマットのような敷物は不要かもしれません。はりきってこのマットを持っていったのですが、今思えばなくても快適にすごせましたし、むしろない方が荷物が少なくなってよかったかなと反省しています。

人工芝が一部欠けているところが、焚き火などの火を使うエリアです。人工芝を火で焦がしたりしたら弁償しないといけません。

芝と芝のあいだにある細長いエリアが駐車スペースです。ストッパーがあるので、いきおいあまって気をなぎ倒してしまうことはありません。そんなことはないよ!と思われるかもしれませんが、マイカーを持たないレンタカーユーザーにはこの気配りがとてもありがたいんです。

レンタカー レンタカーでキャンプを楽しむ方法〜マイカーがなくてもキャンプはできる!
白樺リゾートキャンピングビレッジ
白樺リゾートキャンピングビレッジ

比較もかねてセンターハウスちかくにあるGの芝サイトを紹介します。天然の芝なので人工芝のPのエリアとは雰囲気がちがいます。ただ、ホームページによると区画の広さはプレミアムサイトより大きいようです。価格もお手頃。

トイレなどの共同施設からも近いので、人工芝にこだわりがなければこちらのサイトもよさそうです。天気次第ではありますが、次に行くときはこのGのサイトを選ぼうかなと思っているところです。

長くなってきたので、ここからは手短にテンポよくいきます。

白樺リゾートキャンピングビレッジ

ゴミ捨て場です。一般的な分別ルールにしたがってゴミを預かっていただけます。写真にはありませんが、斜向かいに炭捨て場もあります。

白樺リゾートキャンピングビレッジ

センターハウスの入口横に自動販売機が設置されています。困った時には頼りになるので、ひとつあると助かりますよね。価格は観光地プライスに設定されているので、コンビニで買うより数十円高いです。

白樺リゾートキャンピングビレッジ

センターハウスに入ると炊事場があります。十分すぎるくらい数があるので、混雑して利用できないことはないでしょう。

左の奥には洗濯機、乾燥機もあります。

白樺リゾートキャンピングビレッジ

給湯器もあるのでお湯が出ます。

白樺リゾートキャンピングビレッジ

洗濯機は200円/回、乾燥機は100円/回です。

白樺リゾートキャンピングビレッジ

炊事場を左手に見ながら奥に進むとトイレがあります。トイレゾーンに行くには靴をぬいでスリッパに履き替える必要があります(炊事場は靴のままでOK)。トイレに行く時にはサンダルを履いていくと便利です。

トイレはリニューアルできれいに生まれ変わってます。といっても昔を知りませんが。ウォシュレット付きですので、軟弱なお尻な人でも安心して利用できます。

次に行くなら

今回の宿泊ではキャンプらしいことをほとんどしていません。遊園地などで思いっきり遊ぶためのベース基地として、キャンプ場で素泊まりしたような感覚です。

ただ、テントで寝ること自体が大好きなわが家にとってはこれでも十分です。特にこの時期、エアコンをつけずにぐっすり眠れる夜というのはとても貴重です。それだけでからだが生き返る感じがします。

近くに温泉もあるので、しっかり疲れをとりながら白樺湖周辺を満喫することができました。

問題は価格です。プレミアムサイトはトップシーズン(4/29~5/8・7/16~8/31・9/17~9/25)だと15,000円/泊もします。温泉、無料駐車券がついているとはいえ決して安いとは言えません。

ここは考え方次第だとは思います。

今回は大雨が降った時間帯があったので、人工芝のプレミアムサイトに救われた気がします。また、撤収時に必死になってキャンプ用品の汚れを取るといった手間もほとんどありませんでした。ホテルに泊まることを考えると比較にならないくらい安いです。そう考えると、高すぎるということはないですが、欲を言えばもう少し安くてもいいんじゃないかという気もします。そもそも受付も改修中で、わざわざボウリング場まで受付をしに行かないといけないわけですから。

次に泊まるときは、天気が良ければGのサイトを利用しようかなと考えています。センターハウスに近いのでなにかと便利に過ごせそうです。ただ、プレミアムサイトで味わったような静かな時間というのはあまり望めないかもしれません。

また、今回は遊園地などの娯楽施設を中心に遊びました。子どもたちが喜んでいたのでそれはそれでいいのですが、白樺湖周辺には豊かな自然がいっぱいあります。

次に行く時には、白樺リゾートキャンピングビレッジを拠点にして、車山のハイキングやころぼっくるひゅってを軸に霧ケ峰高原の散策なんかにもっと時間をかけたいと思っています。

たべることが好きな人はぜひこのころぼっくるひゅってに足を運んでみてください。ハイキングをしなくても食事をするだけでも感動できるはずです。

ちなみに、キャンプ場周辺の娯楽施設はたくさんありすぎていまだに頭の中が整理できません。それでも実際に行ってきた身としてお伝えできることがふたつあります。

キャンプ場でもらえる割引券、福利厚生などでもらえる割引券など、いろんな割引券が出回っていますが、結局どれがお得なのかはよくわからないと思います。ですので、難しく考えずに割引券をすべてもって現地に行き、現地のスタッフの方にどれがお得かを聞くのが手っ取り早いです。

私たちも事前にいろいろシュミレーションしましたが、結局、現地に行くまで結論が出ませんでした。選択肢が多すぎることもさることながら、施設の配置もよくわかりませんし、天気も当日にならないとわかりません。特に雨の日でも楽しめる施設が充実しているので、割引券の収集が終わったら現地で確認がおすすめです。

もうひとつ。セット割引にはいろいろな遊びがふくまれています。たくさん入っていればいいるほどお得なように思えますが、その分値段も高くなっていきます。ただし、よほど気合いを入れていかなければすべてを使い尽くすことはできないと思います。池の平に行くということは、お子さんが小さい可能性が高いですが、小さいお子さんは決して大人のペースでは動いてくれません。

また、遊園地で言うと、人気のアトラクションはそれなりの時間待たなければいけないので、そんなにスイスイいろんな遊びができることはありません。ですので、予定を立てる時には、すこし足りないかも?というくらいがちょうどいいのではないかと思っています。

たくさん入っていた方がお得だからという理由で、結局割高なパックを申し込むことがないようにお気をつけください。

おそらく誰もがテレビCMで耳にしたことがある「白樺リゾート池の平ホテル♪」、ぜひ楽しんできてください。

参考になりそうな記事

このページのほかにも、どんな道具を、どのお店でそろえて、どこのキャンプ場に行くかを記事にしていますのであわせてお楽しみください。

なにを借りる?

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。CAMPION()でした。