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こんにちは。日本オートキャンプ協会でキャンプのインストラクターをしているキャンプ大好きCAMPION(Follow @beautifulrice1)です。
たき火の着火が苦手です。どうしてもうまくできません。
着火できないまま、持っていった着火剤を使い切ってしまったことも一度や二度ではありません。
そのときの家族の冷たい視線を思うと、ゾッとします。
そんな悩みを抱え、北軽井沢スウィートグラスで開催されたアサマ狼煙に参加した時、スタッフの方から失敗しないたき火の着火のコツを教えていただきました。
この記事では、プロから教わった着火のコツについて紹介します。
たき火の着火のコツ
教えていただいた火の特徴・コツはこちら。
- 火の大きさには段階がある
- 煙は不調のサイン
- 炎が見えなくても火は生きている
1. 火の大きさには段階がある
焚き付け用には燃えやすい針葉樹林を使い、火が安定してきたら広葉樹林を使う。
木が燃えるには空気が必要などといった知識は持っています。
しかし、知識はあれど、着火は失敗続き。
アサマ狼煙では、薪を三角すいや井ゲタ状に組んで着火剤で点火ということはせず、マッチを使って、わら→小枝→油を多くふくむ松の樹皮→杉と少しずつ火を移して、火を育てていきます。
階段を登るように、少しずつです。
これまで、たき火といえば、なんとなく薪を組んで、着火剤を置いて点火、あとは運次第という感じでした。
が、実際にこの工程を体験してみて、火がつかないときには明確な理由があることが理解できました。
はじめに燃えやすい木を使って、火がついたら難燃性の薪を投入するというのは、大きなながれとしてはまちがっていませんが、理屈としてかなり粗いんです。
下準備がうまくできていれば、この粗い理屈であっても簡単に火をおこすことができます。
風もなくコンディションが整っているときはこれで十分です。
ただ、風が強い、小雨が降っているなどコンディションが悪いときにはそう簡単にはいきません。
そんなとき、この火がつくまでの細かい工程を理解していると臨機応変に対応できます。
2. 煙は不調のサイン
調子よくたき火が燃えているときにはそれほど煙が出ません。
一方、「あっ、火が消えてしまいそう」、「一気に薪を入れすぎた」というときには煙が出ます。
煙は不調のサインなんです。
煙が出ている原因を探ると、着火剤を使い切ってしまうようなことはありません。
原因を考えて、空気が不足しているのであれば、息を吹きかけて空気を送り込んだり、薪の配置を変えて空気の通り道を作ってあげればいいんです。
3. 炎が見えなくても火は生きている
序盤戦、火の勢いが弱い頃、「あっ、消えてかな?」と思うような時も、うちわで扇いだり、息を吹きかけてあげると火の勢いが戻ってきます。
ぱっと見、炎が見えなくても多くのケースで火は生きています。
じっと観察して、火の気配がするところに燃焼に必要な空気(酸素)を送ってあげれば、隠れていた炎が表に出てきてくれます。
はずかしがらずに、出てこいよ🔥
そうなればしめたもの、燃えやすい素材をくべてあげれば息を吹き返してくれます。
スタッフの方が、こうやって火を育てている姿はとても印象的でした。
「火を育てる」というのはなんとも素敵な表現です。次のたき火が今から楽しみです。
アサマ狼煙の体験記はこちらをどうぞ
北軽井沢スウィートグラスの魅力|イベントが充実している アサマ狼煙(2018)に参加実際にためしてみました
このコツに気をつけながら火をおこしたあとのたき火の様子を動画で撮影しています。
たき火の様子をひたすら5分間撮影しただけなので、あまり期待せずに癒やし動画としてご覧ください。
週末、きっとキャンプに行きたくなるはずです。
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2022年に行ったキャンプ場(まとめ)最後までお読みいただき、ありがとうございました。CAMPION(Follow @beautifulrice1)でした。