2023年3月5日の東京マラソンに参加しました。
結果は、33.5km収容関門にひっかかり完走できず。くやしいレースになりました。
せっかくの失敗なので、今後のために振り返りをしておきます。サブ4、サブ3を目指す上級者の方にはあまり参考にならないかもしれませんが、制限時間内での完走(完歩?)を目標にする方には参考になるところがあると思います。
よかった点
乗り換え駅でトイレに行っておいたことでスムーズにスタートできた
スタート地点およびスタート直後のトイレはとても混雑することが予想されたので、会場に移動する電車の乗り換え駅でトイレに行ったことが良かったです。
寒い中トイレに並ぶことがなく、スタートまでの時間を有効に使えたと思います。
スタートまでにはやることがたくさんあるので、タスクを一つでも減らすことができたのはよかったです。
フルマラソンは生活をリセットする力があると感じた
フルマラソンに参加することで、自分自身をリセットすることができました。
残念ながら完走はできなかったのですが、普段の生活に戻ったときに、自分がどんなことに力を注いでいるのか再確認することができました。
キャンプに行った後のスッキリした体の感覚といいましょうか、絶食した翌日の体の軽さといいましょうか、なんとも軽やかな感覚です。
悪かった点
健康管理アプリが起動しなくて15分くらい時間をロスした
受付では、健康管理アプリを起動する必要があるのですが、自分のスマートフォンではアプリが起動しなくて15分くらい時間をロスしてしまいました。
当日までに必要な健康情報はきちんと入力をしていたのですが、肝心のアプリが開かなければどうしようもありません。
症状は違いますが、アプリがうまく動作しない人たちはたくさんいて、別の列に並ばされ、解消までかなり手こずりました。
作業としては大したことはないのですが、なにしろスタートまでにはやることが多いので、もうすこしスムーズにできないのかなぁと思ったのは本音のところです。
「アプリでデータを管理」といいつつ、結局最後はマニュアルでしたので。
そこまでして本人確認をする必要があるのかなぁ?とか、列で並ぶ他のランナーさんとも話したりしました。
国際的なメジャー大会になってしまったので、仕方がないのかもしれませんね。
ふだん飲み慣れていないゼリーだけを補給食にしたことが後悔の原因のひとつだった
補給食にふだん飲み慣れていないものを選んでしまったことが後悔の原因の一つでした。
そもそも使っているランニングバッグが優秀なので、そこまで重さに対して神経質になる必要はありませんでした。
アスリート気取りで軽量のエネルギージェルを使うのではなく、小さく握ったおにぎり、カステラなど、ふだんの生活で口にしているものを持っていくべきでした。
東京マラソンEXPOでもいろいろなメーカーがいかにも効果のありそうなジェルを扱っていますが、私のように完走(完歩?)を目標にするランナーであれば、そんな上級者向けのジェルではなく、身近な食べ物を持っていくことをお勧めします。
肌寒さに悩まされたので、もう少し暖かい格好をしていくべきだった
足が疲れるのはもちろんですが、寒さにも悩まされました。ちなみに、当日の装備ですが、下はユニクロの短パン、上はランニング用のシャツ、インナーにファイントラックのドライレイヤー、腕にはアームカバー、手には手袋という装備でした。
走っている時はいいのですが、後半走れなくなった時にはこれでは不十分でした。
特に下が短パンだったことがよくありませんでした。
足が止まった時のことを考えて、長ズボンもしくはタイツを着用して対策をすべきでした。
今年の東京マラソンは、例年に比べて極端に暑かったり寒かったりするようなことはありませんでした。気温もおそらく7~11度くらいだったと思います。
体力にあまり自信のない人は、少々暑かったとしても寒さ対策に重きを置いた装備がいいと思います。きっと、走っているよりも歩いている・止まっている時間のほうが長いでしょうから。
もっと継続的にトレーニングをすべきだった
今回のマラソンに向けて、しっかりとトレーニングをしてきました。コロナのワクチン接種で体調を崩すまでは。
けど、これも言い訳です。
そもそもランニング初心者が、フルマラソンまでに思い通りのトレーニングをまっとうできることなどありません。
完璧とは言えないトレーニングでもなんとかしていくしかないんだと思います。
その意味では、トレーニングのペースが崩れた後に、次善の策を考えて、それを愚直に続けていくマインドがなかったんだと思います。
以上、東京マラソンの「よかった点」と「悪かった点」をまとめてみました。次回参加するかどうかは決めていませんが、もし機会があれば、今回の反省点を踏まえて挑戦したいと思います。
そもそも当選しないかも。
きっと参考になる記事
東京マラソン(2023)で身につけた装備
東京マラソン(2023)の振り返り
東京マラソンで収容関門(33.5km地点)にひっかかった話
東京マラソン前日の高揚感と緊張感