東京マラソンを完走するためにレース当日に守るべきペース

東京マラソン 完走 ペース

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こんにちは、東京マラソン(2020)に当選したCAMPIONです。

東京マラソンの制限時間は7時間。7時間で完走すればいいんだよね、と思っているランナーの方いませんか?

私がそうでした。

しかし、当日のスケジュールを見るとそんな単純な話ではなかったんです。

そこで、大会で設定されている収容関門の閉鎖時間を調べ、東京マラソンを完走するために必要なペースを計算してみました。

東京マラソンの基本情報

東京マラソン(フルマラソン)の募集要項によると基本情報としてこんなことが書かれています。

制限時間7時間
参加者37,500人
スタート時刻9:10
終了時刻16:10

ここで思い出すのが過去に参加した大阪マラソンです。

スタートの号砲が聞こえてから、実際にスタートラインを越えるまで30分くらいかかりました

1万人を越える人たちが一斉にスタートするわけですから、うしろからスタートするランナーが実際にスタートできるまでに時間がかかるのは当然です。

あらためて東京マラソンの募集要項をみると、「6時間40分以内に完走できる者」と参加条件に書いてあるじゃないですか。

7時間ではないのは、実際にスタートするまでに20分くらいかかることを見越してのことだと思われます。

となると、6時間40分は400分なので、9分28秒/km(400分÷42.195km)のペースで走り続けることができれば、制限時間内にゴールできることになりそうです。

全収容関門を通過するために必要なペース

油断大敵。途中8か所も収容関門が設置されているのはわけがありそうです。

収容関門の閉鎖時間

収容関門
(km)
閉鎖時刻持ち時間
(分)
ペース
(分)
5.610:30508.92
9.911:00808.08
14.611:401208.21
19.712:301708.62
25.713:202208.56
30.113:552558.47
34.214:352958.62
39.815:453659.17
42.19516:103909.24

なお、スタートの号砲からスタートラインを越えるまでの時間はゆとりをもって30分として計算しています。

パッと見ただけで、さきほど計算したペース9分28秒/kmでは足切りに引っかかってしまうことがわかります。

閉鎖時間からわかる通過に必要なペース

最大の難関は、日本橋南詰の9.9kmの収容関門です。

1kmあたりおよそ8分、10kmを80分で通過しないと、バスに強制収容されてしまいます。

しかもこの計算には休憩時間がふくまれていません

はじめてレースに参加される方はご存じないかもしれませんが、私たちのように完走を目指す市民ランナーは休みなくフルマラソンを走り切ることはできません。

給水はもちろん、バナナなどの軽食を食べたり、トイレに行ったりしなければ約7時間も運動し続けることはできません。

レース前、完走に向け気合を入れてしっかりすぎるほど水分を摂取しています。

季節は冬。スタートまでの待ち時間も長く、やっとの思いでスタートすると今度はほっとしてトイレに行きたくなります。

自分だけかと思いきや、同じように思っているランナーの数の多いこと。

3万人を越えるランナーが走るマラソン大会で、混雑なくランナーをさばける数のトイレを準備しておくなんてできません。

トイレの前は大渋滞が当たり前。

となると、7分30秒/kmくらいでないと安心・安全なペースとは言えません。

はじめの想定とだいぶ変わってきましたね。

レース当日に守るべきペースのまとめ

東京マラソン完走に必要なペースを早めに知ることができてよかったです。

42.195kmを7時間かけて走ればよいというのではなく、10kmを75分で走る7分30秒/kmのペースで走ることが完走の条件だということがわかりました。

そうとわかれば、ふだんの練習でも7分30秒/kmのペースで走り続けられるように目標を設定しないといけません。

逆に考えると、このペースを維持して走れるようになれば、東京マラソン完走も夢ではないということです。

そうなるとこれまでに立てた計画も見直しが必要かもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。CAMPION()でした。

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