2018年9月の3連休でおとずれたアーバンキャンピング朝霧宝山。
事前情報で気になっていた魚のつかみどりに挑戦しました。
料金は、1匹500円。スタートは16:00でした。
つかみどりの池はこちらにあります。

出典:キャンプ場からいただいたパンフレット
開始前、池にはたくさんの子どもたち。20人くらいはいたでしょうか。
こっそり大人の参加者も1人だけ混じっていました。
池の周辺には応援にかけつけたパパやママもいるので大変なにぎわいです。
時間になると、池には参加人数分の魚が放たれます。
当たりとしてイワナが2匹、ほかは鱒(マス)です。
当日はくもりがちだったため水の冷たいことといったらありません。
それでも子どもたちはワイワイ言いながら魚を追い回します。
すばしっこい魚を追いかけることに必死で、どれがイワナでどれが鱒(マス)かなんて考えている余裕はありません。
我が家を代表して参加した4歳の娘は、まわりのいきおいに圧倒され、キョロキョロと周りを見渡し、どうしたらいいか途方に暮れている様子。
ひとり、またひとりと魚を捕まえる子が出てくると池の人口も減ってきて、あとはおとなしめの子どもと疲れ始めた魚だけが池の中に。
最後はうちの娘も含め、パパやママが手伝い、全員1匹ずつ魚を捕まえることができました。
(イワナを取ることはできませんでした。)
つかまえた魚は、スタッフの方がその場でさばいてくださいます。
多くの子は生きた魚をさばくところを見たことがないのでしょう。
気持ちが悪いような怖いもの見たさのような複雑な表情でその様子を眺めています。
さばかれた魚もしばらくは動いているので、渡された子どもたちもどうしていいやらと戸惑いを隠せない様子。
用意してくれている塩を魚にすり込み、塩焼きの準備ができた人からながれ解散です。
どの子どももみんな大事そうに魚を抱え、それぞれのテントに戻っていきました。
川で生きている魚をつかまえるのは難しいでしょう。
つかみ取りをするのであればある程度、大人によるお膳立てが必要です。
つかみどり専用の池とはいえ、泳いでいる魚の速さを体感しながら魚を追いかけ、最後は自分が捕まえた魚を食べるという経験はとてもえがたいものだと思います。
「食育」という表現をされることがありますが、これも一つの「食育」ではないでしょうか。
今度は2歳の娘も一緒に挑戦したいです。

実際に行ったキャンプ場一覧
2017年6月からファミリーキャンプを始め、1年に約10回のペースでキャンプを楽しんでいます。
実際に4人家族で遊びに行ったキャンプ場をまとめていますので、よろしければぜひご覧ください。