森のまきばオートキャンプ場に行ってきた

森のまきばオートキャンプ場

この記事には広告をふくむ場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売上の一部が還元されることがあります。

2022年12月3日から1泊2日で森のまきばオートキャンプ場に行ってきました。今年最後のキャンプとなりました。

メンバーはいつも通り、妻と2人の娘(小学1年生と年長者)の4人です。わが家ではめずらしい1泊2日のショートステイとなりました。

今回のキャンプの目的

今回のテーマは、「キャンプ熱をさますこと」と「使ってみたいテントとタープをためすこと」でした。

前回のキャンプは2か月前の北軽井沢スウィートグラスでした。これだけ間があいてしまうと、禁断症状が出てくるものです。森のまきばでそのキャンプ熱をさめさせることにしました。

また、現在、次のテントを検討中です。これまでメインで使ってきたコクーンII(コールマン)に疲れが見えるため、次のテントをさがしています。

そんな中、気になっていたステラリッジ6(モンベル)を借りてみました。お店はいつものやまどうぐレンタル屋です。

また、カンガルースタイルにするアイデアがあったので、ランドステーションL(スノーピーク)もレンタルしました。このふたつの組み合わせについて、使用感を確認したかったのです。

設営

初日の天気はまずまずでした。

数分間、雨が舞っている時間帯はあったものの、それ以外はくもりよりの晴れでした。気温は0〜10度くらいです。

2日目は気持ちのいい晴れで、天気には恵まれたといっていいでしょう。

チェックインは10時に終了し、設営を開始しました。

ステラリッジ6は山岳テントなので、設営はあっという間でした。

フレームの本数が多い分、ファイントラックのカミナドーム4にくらべると時間はかかりましたが、苦になるほどではありませんでした。

ランドステーションLは、レンタルショップからキャンプ場に直送してもらうことになっており、チェックインの時点では届いていませんでした。

11時ごろ、受付からの連絡でランドステーションLを受け取りに行きました。

かなりの重さでフラフラしながらサイトまで移動しましたが、重さのほとんどはペグによるものでした。

幕自体はそれほど重量はありませんでした。事前に見てきた動画や付属の説明書を見ながら、ランドステーションも設営完了しました。

独特な作りをしているため、設営には30分以上かかったように思います。

忘れもの

設営が終われば、お昼ご飯の時間です。

ところが、ガスコンロが車の荷台に入っていなかった。どこかに隠れているかもしれないとさがしたが、見つからなかった。

積荷をした私自身、ガスコンロを車に積んだ記憶がまったくないため、事態は急変しました。何も温められなくなったので、こまりました。

何年もキャンプをしてきましたが、ガスコンロを忘れたことはありませんでした。それも寒い時期によりによって忘れるなんて。

近くのホームセンターでガスコンロを調達することも考えましたが、使い捨てになってしまうことはほぼまちがいないので却下しました。

仕方がないので、初日のランチ、夕食、2日目の朝食すべてをコンビニで買ってきました。

幸い車で5分くらいのところにローソンがあったので、そこで3食分の食事を調達してきました。

夕食、朝食についてはお弁当を温めることができないので、せめてランチだけは温かいものを食べようとメニューを考えました。

家族全員が温かいものをえらび、この日唯一の温かい食事を堪能しました。

ガスコンロを忘れたのは私の責任です。

近場で荷物も少なく、サクッとキャンプに行けると油断したのがいけなかったです。料理が作れなくなってしまったため、逆に時間は余ってしまいました。

もともとテントとタープをためすこと以外は自分の予定を入れていなかったので、浮いた時間は子供たちがやりたいことに全力で付きあうことにしました。

森の牧場オートキャンプ場はフリーサイトなので、テントのそばにも十分なスペースがあり、サッカーや鬼ごっこなど、子供たちがやりたいと宣言したことを存分に楽しみました。

場内散歩のときに見つけたバスケットゴールも子供たちには新鮮だったようで、延々とシュート練習をしながら遊びました。何かのためにと、ボールを持っていってよかったです。

子供たちにとって初めてのバスケットは思いのほか楽しかったようで、日没までシュート練習をしただけでなく、翌朝も娘ふたりで連れ立ってバスケットゴールで遊んでいました。

おかげでスムーズに撤収することができました。

子供のおもりをしてくれたバスケットゴールに感謝します。

唯一暖かさを感じることができたのは夜のたき火の時だけでした。

森のまきばオートキャンプ場 ソロストーブ

ソロストーブ(タイタン)を使っているため、特に大きなものではないが、家族が肩を寄せあって温まることができたのはせめてもの救いでした。

結露対策

短期間の1泊2日ではありますが、宿泊してみて一番印象に残ったのは、なんといっても結露のすごさでした。

テントやタープの幕が結露でぬれるのはめずらしいことではありませんが、地面からくる湿気も相当なものでした。

気にしないという猛者はいいですが、そうでなければ対策が必要なレベルです。

手っ取り早いのは、雨用の長靴を履くことです。もし防水シューズを持っているなら、動きを制限することなく快適にすごせるはずです。

私は今回、モンベルのトレールウォーカーワイドを履いていきました。

寒さ対策で履いていったのですが、思いがけず結露で悩むことがなかったのは幸いでした。

一方、娘たちは普段のスニーカーだったため、ばっちり濡れてしまいました。

二人とも靴下まで濡れてしまって、かなり寒い思いをしていました。

湿度の低い春や秋なら問題ないかもしれませんが、そうでない時期に行くなら、結露対策をしっかりと準備することをおすすめします。

キャンプ中に「ガスコンロを忘れてしまった」ことで傷ついた心を癒すために、10時ごろには撤収を完了し、ザファーム(千葉県香取市)へ移動しました。

私たちはザファームの貸農園会員なので、凍りついた体を温泉でほぐしに入ることにしました。

車で1時間ほどかかりますが、わが家の第二のふるさとのような場所になっており、今回のキャンプの不完全燃焼も、いつになく癒しのお風呂で解消できました。

それにしても、2022年の締めくくりが、こんなに残念なキャンプになるとは思ってもいませんでした。