ファミリーキャンプの続け方〜家族で思いっきりキャンプを楽しもう

ファミリーキャンプの続け方 アイキャッチ

こんにちは。日本オートキャンプ協会でインストラクターをしているキャンプ大好きCAMPION()です。

一度ファミリーキャンプを体験された皆さん、次はいよいよ自分たち家族だけでキャンプに行ってみましょう。

この記事では、一度キャンプに行った経験を生かせるようにファミリーキャンプの続け方、楽しみ方についてご紹介します。

キャンプ道具の選び方

一度キャンプに行ってみて、キャンプには色々な道具が必要になることが実感としておわかりいただけたかと思います。

そう思って雑誌を見たり、お店をのぞいたりするとところ狭しとキャンプ用品が並んでいます。

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たくさんありすぎて選べない。。。

いきなりすべてのキャンプ道具をそろえる必要はありません

店頭で実物を手に取ったり、キャンプ場のレンタル品で試したりしながら、自分たちのキャンプスタイルにあったキャンプ道具を少しずつ増やしていきましょう。

とはいえ、最低限の知識がなければ、必要な道具を選ぶことができませんので、ここではキャンプに必要な最低限の道具についてご紹介します。

1. テント

まず寝室になるテントです。

利用人数、設営のしやすさ、収納時の大きさ、居住性、キャンプスタイル、予算などを考え、自分たちにあったテントを選びましょう。

居住性を高めると設営に時間がかかったり、収納時の大きさが大きくなる傾向があります。

その逆もまた然りです。このバランスのどこに折り合いをつけるのかがポイントです。

ドーム型

テント ドーム型
出典:コールマン
比較的設営が簡単で、コンパクトに収納できるため、初心者向きといえます。テントの中で動き回ることは想定しておらず、あくまでも寝室と考えるのが良いでしょう。寝ることだけを考えれば、必要十分なテントです。

ツールーム

ツールームテント コクーンII
出典 コールマン
ツールーム(2 room)というだけあって、寝室部分に加えて、広いリビングスペースがあることが特徴です。のちほど紹介するタープがなくても、このリビング部分も含めて使えば、キャンプ場で暮らす空間としてはすべてそろいます。大がかりな分、設営には比較的時間がかかりますし、収納サイズも大きめです。

モノポール

ワンポールテント モノポールテント
出典 コールマン
1本(モノ)のポールで立ち上げるテントで、ワンポール型とも呼ばれます。比較的設営は簡単です。中心部分は高さがあり動こやすい反面、周辺部分は高さが低くなるのでデッドスペースが生まれやすく空間の使い方には工夫が必要です。

トンネル型

トンネル型 テント
出典 コールマン
カマボコ型、イモムシ型とも呼ばれるテントです。ツールームテントとして広々としているという特徴に加え、両サイドを開けることでより開放的な空間を作り出すことができます。慣れれば比較的設営も簡単です。

2. タープ

屋外で雨や日差しから身を守り、快適なリビングスペースを作ってくれるのがタープです。

キャンプ場で暮らすことを考えたときに、寝るところがテントの中、ご飯を食べたりするところがタープの下といったらわかるでしょうか。

MEMO
テント=ベッドルーム

タープ=リビングルーム

タープそのものは多くは一枚の布で、上等なブルーシートくらいに考えるとイメージに近いかもしれません。

ヘキサタープ

ヘキサタープ
出典 コールマン
布の形が六角形(ヘキサゴン)であることからヘキサタープと呼ばれています。ほかにもほぼ正方形をしているウイングタープや、長方形のスクエアタープなどがあります。設営が簡単で、ロープの張り方を工夫することでいろいろなレイアウトに対応できます。

スクリーンタープ

スクリーンタープ
出典 コールマン
自立するテントタイプでサイドがメッシュになっているのがスクリーンタープです。言うなれば大きな蚊帳です。虫対策に効果がありますが、ヘキサタープに比べると設営が大変です。

テントとタープの選び方

テントとタープを選ぶときには、2つをセットで考えるとよいでしょう。

たとえば、子どもが大きくなってきたのでテントは寝るだけ、起きて過ごす時間を大事にしたいというのであれば、コンパクトなテントとしっかりしたスクリーンタープという組み合わせが考えられます。

子どもが小さいので、多少の悪天候でもびくともしないどっしりした空間を確保したいということであれば、ツールームテントのみでタープは買わないということも考えられます。

家族構成、キャンプ場での楽しみ方などを考えて、どこで過ごす時間が長くて、その時間をどうしたいのかを考えてみると少しずつ選択肢が絞れてくると思います。

また、居住性を求めれば求めるほど設営は大変になりますので、その点も注意しておく必要があります。

気になったテントやタープがあったら、ぜひ一度お店に足を運んで、大きさ、設営のしやすさなどを確認することをお勧めします。

決して安い買い物ではありません。

少ない経験の中でも、納得のいくものをお選びください。

そのときにはきっとキャンプ教室の経験が役に立つでしょう。

コールマンのコクーンIIコールマンのスタッフの方のご指導のもとコクーンIIを試し張りしてきた

3. テーブルとチェア(椅子)

食事の時にはテーブル(机)とチェア(椅子)が必要です。

テーブル(机)とチェア(椅子)の組み合わせは、ハイスタイルとロースタイルの大きく2つに分けられます。

ハイスタイル

テーブルとチェア ハイスタイル
出典 コールマン
家庭のダイニングテーブルと同じくらいの高さ感です。チェアの高さもテーブルに合わせてあります。十分な大きさのあるテーブルとチェアですが、収納時にはコンパクトになります。

ロースタイル

テーブルとチェア ロースタイル
出典 コールマン
ハイスタイルより重心が低く、より地面に近いスタイルです。足を投げ出してリラックすることができ、火の温もりを感じやすいので焚き火に合うスタイルと言われています。高さがない分、小さなお子さんにも使いやすいといったメリットがあります。

テーブルとチェアの選び方

まず、1セットだけそろえることを前提に、どんな場面で使うのかを考えてみてください。

焚き火はしないのでのんびり食事をするのに使いたい、食事よりもお酒、焚き火をしながらまったり過ごしたいなど、テーブルを囲む状況がご家庭によって大きくちがってくると思います。

前者であればハイスタイル、後者であればロースタイルがしっくりくるでしょう。

こればかりは好みの問題が大きいので、どちらが過ごしやすいかを考えて選ぶと良いでしょう。

焚き火にはロースタイルが向いていると言われますが、必ずそうしなければいけないわけではありません。

テーブルによっては高さを調節できるタイプもありますので、迷う場合はそういったテーブルを選ぶのも1つの手です。

4. ランタン

暗い夜のサイトを明るく照らしてくれるのがランタンです。

光の出し方によって、電池によって発光するLEDランタンとガスやガソリンを燃料にする燃料系のランタンの大きく2種類に分けられます。

LEDランタン

LEDランタン
出典 コールマン
乾電池もしくは充電池を使って発光します。火を使わないのでテントの中でも安心して使うことができます。価格も比較的安いものが多く、点灯時間も長いです。光量が小さめであることとガスランタンで味わえるゆらめく炎がなく、ややキャンプ感には欠けます。

ガスランタン

ガスランタン
出典 コールマン
ガスを燃料としてマントルという布を燃やして発光します。マントルが燃えている様子は、キャンプ感をぐっと高めてくれます。光量は大きいものもありますが、燃焼による点灯時間はLEDに比べて短いので、維持費がかかります。

燃焼系のランタンにはここで紹介したガスを燃焼させるタイプ以外にも、ガソリンを燃焼させるランタンもあります。

ガスバーナーなど、他のキャンプ用品と同じ燃料を使うと、燃料の使い回しをすることができ、管理がしやすくなるでしょう。

ランタンの選び方

ランタンの役割には手元を照らす灯りという以外にも、街灯としての目印、ロープでつまずかないように足元を照らす灯り、虫をおびき寄せる虫除けの役割もあります。

設置場所も、テントの入り口、食卓、リビング、寝室といくつか存在します。

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家で生活していてもいろんな場所に灯りは必要だもんね。

テント、タープ、テーブル、チェアとちがって1つあれば十分というわけにはいきません。

設置場所を考えながら、いくつかそろえておきたいところです。

たとえば、テントの入り口には光量の大きいガスランタン、食卓、リビングにはそれほど光量は大きくなくてもいいのでLEDランタン、寝室は予算がないので家にある懐中電灯もしくはスマホの懐中電灯機能というようにいくつか組み合わせてみるといいと思います。

あと、忘れてはいけないのがランタンをどうやって設置するかについてです。

地面にランタンをおいてもいいのですが、光が届く範囲が狭まってしまうのでただでさえ小さい光量なので満足のいく明るさが得られません。

ランタンスタンド
出典 コールマン

食卓であれば机の真ん中に置く、テントの入り口や屋外であればランタンスタンドに吊るすなど、設置方法についても考えておく必要があります。

夜、炊事場やトイレに移動するときなどは、ランタンや懐中電灯を持っていくか、ヘッドライトを用意するという方法もあります。

顔を向けた先を明るく照らすことができ、両手が空くのでいろいろな作業がしやすいというメリットがあります。

ただ、なくても他のもので代用できるので、他のものに比べて優先順位は下がるでしょう。

5. シュラフ(寝袋)

普段の生活でいう布団にあたるのがシュラフ(寝袋)です。

寝袋には長方形の封筒型と、人の形に沿ったみのむしのようなマミー型があります。

封筒型シュラフ

シュラフ 封筒型
出典 コールマン
封筒型のシュラフは、布団で寝る感覚に近く、手足を自由に伸ばすことができるので寝心地がいいです。最近では、封筒型のシュラフ同士を連結できるタイプもあり、小さいお子さんがいる場合には、うまく連結させて普段と同じように添い寝をしてあげることもできます。

マミー型シュラフ

マミー型シュラフ
出典 コールマン
マミー型シュラフは保温性が高くコンパクトに収納できます。ものによっては手足を動かしにくく、その場合は少し感じる可能性もあります。ただ、最近のマミー型のシュラフは優秀で、あまり窮屈さを感じない作りになってきています。

シュラフを使う場合、地面に直接シュラフをひくことはあまり一般的ではありません。

通常はマットやコットをひき、地面からの熱をさえぎった上で、シュラフを乗せることが多いです。

6. クッキングウエア

クッキングウエア
出典 コールマン

キャンプ用の調理道具や食器類は重ねて収納できてコンパクトなのが特徴です。

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マトリョーシカみたい

極端な話、多少かさばっても持ち運びできるのであれば、家で使っている調理道具を持っていくのもありです。

1泊2日のキャンプであれば多くて3食、場合によっては1食くらいしか作りませんのでキャンプのメインを料理にするのでなければ、はじめのうちは家にある調理道具で代用しても構いません。

ちなみに、クッキングウエアは材質はステンレスやアルミなどいろいろな種類があり、種類によって重さが変わってきます。

7. バーナー

オートキャンプ場でファミリーキャンプをするときに必要なのがバーナーです。

家で鍋料理をするときに使うようなカセットコンロと、家庭でいう2口のガスコンロに当たるツーバーナーがあります。

カセットコンロ

カセットコンロ
出典 コールマン
カセットガスを取り付けてつまみを回すだけなので取り扱いが簡単です。カセットガスも手頃な値段で手に入るのでお財布にも優しいです。ただ、風や寒さに弱いのと1口しかないので同時に2種類の調理ができないことが難点です。

つまり、おかずを作っている間にご飯を炊いたり汁物を作ったりすることができません。

ツーバーナー

ツーバーナー
出典 コールマン
燃料にはホワイトガソリン式とガス式があります。風除けがついているものが多く、火力も強いため火が安定します。2口あるので、同時に2つの調理が可能です。カセットコンロに比べると少し割高です。ツーバーナーを選ぶときには、ランタンと同じ系統の燃料にすると荷物が少なくなります。

8. クーラーボックス

暑い季節、食材や飲み物を冷やすのがクーラーボックスです。

冬場はそれほど神経質になる必要はありませんが、それ以外の季節は大切な食材が傷まないようにクーラーボックスは欠かせません。

保冷剤や凍らせたペットボトルを併用したり、キャンプ場に着く直前に買い出しをして、限られたクーラーボックスの機能を補ってあげる工夫をするとクーラーボックスを最大限に活用することができます。

ソフトタイプのクーラーボックス

ソフトタイプのクーラーボックス
出典 コールマン
使わないときにはコンパクトに収納できるのが最大の特徴です。値段も比較的安いものが多く、1つ持っておいて損はしないでしょう。

ハードタイプのクーラーボックス

ハードタイプ クーラーボックス
出典 コールマン
使い終わった後にコンパクトに折り畳むことはできませんが、中を空っぽの状態にして持って帰るのはスペースがもったいないので、ちょっとした小物を入れてキャンプ場から帰るという使い方によって折りたためない欠点を補うことができます。

また、ハードタイプは作りがしっかりしているので荷物の出し入れをしたり、車に積み込んだりするときに扱いやすいです。

MEMO
買い出しに行く予定があれば、クーラーボックスは出し入れのしやすい車の特等席においてあげるとよいでしょう。

9. テーブルウエア

お皿、コップ、ボウルがセットになっているアウトドア用のテーブルウエアがあると便利です。

アウトドア用のテーブルウエアは、割れにくい素材で作られていることが多く、スタッキングできることでコンパクトに収納でき、セットであればテーブルウエア全体に統一感が出ます。

これといったものが見つかるまでは、家のテーブルウエアで代用したり、紙皿、紙コップ、割り箸などで代用することもできますが、いずれは長く使い続けられるテーブルウエアを手に入れることをおすすめします。

10. ウォータージャグ

ウォータージャグ
出典 コールマン

料理や飲み物の準備をするのにあると便利なのがウォータージャグ(水タンク)です。

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野球部にいたときよく使ったなぁ。

クーラーボックスと同じで、ソフトタイプとハードタイプがあります。

サイトから水道までが遠いときにはとてもありがたい存在です。

使う場合には、地面から少し話しておかないと使いにくいので、ちょっとした台やテーブルにおいてあげると良いでしょう。

ただ、ないとキャンプに行けないというようなものでもありません。

私自身、持っていっても使わないこともありますし、2Lのペットボトルに水をくんでジャグの代わりにされている方もいらっしゃいます。

11. 焚き火台

焚き火台
出典 コールマン

キャンプと言われて真っ先に焚き火を思い浮かべる人も多いと思います。

焚き火といっても単に薪を燃やすというだけでなく、暖を取ったり、あかりにしたり、料理の炎にしたりといろいろな役割があります。

いろいろな役割があるからこそ、焚き火台にもいろいろな種類があります。

例えば、ツーバーナーを持っていないので、カセットコンロと焚き火台を組み合わせて料理を作りたいのであれば、焼き網を乗せて調理ができるような焚き火台がいいでしょう。

シンプルに焚き火を囲んでお酒を飲みながらみんなで話をしたいのであれば、薪を燃やすことに特化したコンパクトな焚き火台がいいでしょう。

子どもが小さい場合には、安全かどうかが気になるところですが、そういう場合は一度キャンプ場のレンタル品を試してみるのがいいと思います。

危険だからといって、子どもたちを危険から遠ざけるのではなく、何が危なくて、何が大丈夫なのかを実物を見ながら話してあげるという方がいいのではないでしょうか。

私たちが思っている以上に、子どもたちはいろいろなことを理解することができます

はじめての自力キャンプにふさわしいキャンプ場の選び方

基本的なキャンプ用品がわかったところで、今度は自分たち家族だけで行くキャンプ場の選び方についてご説明します。

ポイントは、いかにして自分たちの自由な持ち時間を増やすことができるかです。

自由な持ち時間が増えれば増えるほど、気持ちにもゆとりが生まれ、いろいろなことに対処でき、キャンプを楽しむことができます。

はじめてのキャンプは忙しい

はじめての自力キャンプはとにかく忙しくあっという間に終わってしまいます。

そもそもキャンプ自体にやるべきことが多く、1泊2日のキャンプは日程がタイトで、慣れていないので1つ1つの準備にとても時間がかかります。

とある1泊2日のキャンプスケジュールです。

1日目
9:00出発
10:30スーパーで買い出し
11:30レストランで昼食
13:00チェックイン
15:30設営完了
16:00夕食準備
18:00夕食
19:30片付け
20:00焚き火・シャワー
21:30就寝
2日目
6:30起床
7:00朝食準備
8:00朝食
9:00撤収開始
11:00チェックアウト
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けっこう忙しい。。。

このスケジュールには、出発前の準備、帰りの移動、帰った後の片付けなどは含まれていません。

はじめての自力キャンプにふさわしいキャンプ場の条件

はじめての自力キャンプにふさわしいキャンプ場の条件は次の3つです。

  • 家から近い(車で2時間以内)
  • 高規格である
  • 暑すぎたり寒すぎたりしない

家から近い(車で2時間以内)

はじめての自力キャンプのキャンプ場は家から近ければ近いほどいいです。

非日常感は少なくなってしまうかもしれませんが、行きと帰りの移動の負担を甘く見てはいけません。

温泉旅行に出かけるのとはちがって、キャンプ場で元気に動き回れるように体力を温存しておく必要があります。

あまり移動時間が長いと子どもたちもだれてしまうでしょう。

遠出をするのはもう少し先までとっておいて、まずは近くのキャンプ場を探しましょう。

高規格である

充実した設備があり、しっかりと管理されているキャンプ場のことを高規格キャンプ場と呼びます。

清潔な設備、広い区画、お風呂、水洗洋式トイレ、電源、充実したレンタル品などはじめてでも安心して楽しめるような環境が整っている高規格なキャンプ場を選びましょう。

環境が整っていれば、自分たちで環境を整える時間は必要ありませんし、もし足りないもの、困ったことがあればキャンプ場で調達したり、スタッフの方に聞いてピンチを切り抜けることもできます。

暑すぎない、寒すぎない

キャンプ場は自然の影響を大きく受けます。

不慣れな環境で、極端な天候のところに行くと体が持ちません。

具体的には、真夏の海辺のキャンプ場や冬の標高の高いキャンプ場などは避けた方が無難です。

特に小さなお子さんがいらっしゃる場合には、気候には十分注意してください。

いくら高規格のキャンプ場であっても、テントにエアコンを持ってきてくれることはありません。


ただ、ここまで条件がそろっているキャンプ場というのはなかなかありません。

仮にあったとしてもかなり予約を取るのが難しいです。

いろいろな方にキャンプを楽しんでいただきたいと考えている身としては、うれしいようなもどかしいようなです。

思い立ったが吉日、気になるキャンプ場が見つかったらすぐに予約を取るようにしましょう。

予約開始から数分で予約が埋まってしまうキャンプ場も少なくありません。

ファミリーキャンプの始め方ファミリーキャンプの始め方〜家族で思いっきりキャンプを楽しもう

はじめての自力キャンプにふさわしいキャンプ場の探し方

では、こういった条件のキャンプ場をどうやって探せばいいのでしょうか。

ここでは3つの方法をご紹介します。

  1. 先輩キャンパーによる口コミ
  2. 日本オートキャンプ協会による紹介
  3. キャンプ場予約サイト「なっぷ」

1. 先輩キャンパーによる口コミ

手っ取り早いのが、キャンプ教室に参加した時にお世話になった先輩キャンパーに聞いてみる方法です。

キャンプ教室で一緒の時間を過ごしていれば、自分たちの家族のことについて多少なりとも知ってくれていますし、先輩キャンパーもキャンプ教室周辺のキャンプ場に馴染みがある可能性が高いです。

場合によっては、キャンプ場の方と知り合いでいろいろと予約の手配を手伝ってくれるかもしれません。

インストラクターという立場になって思いますが、キャンプのことについて聞いてくれるのはとてもうれしいことです。

全力で期待に応えたくなってしまいます。

先輩キャンパーとコンタクトが取れるようであれば、ぜひ一度聞いてみてください。

2. 日本オートキャンプ協会による紹介

日本オートキャンプ協会では、星マークを使って初心者にとって利用しやすいキャンプ場をランク付けして紹介しています(最高は5つ星)。

ランク付けにあたっては、環境・立地、サービス、アメニティ、施設など様々な観点で評価しています。

星の多いキャンプ場から予約の空き状況を確認していくというのもひとつの方法です。

参考 キャンプ場を選ぶ日本オートキャンプ協会

3. キャンプ場予約サイト「なっぷ」

出張の予定を組む時に反射的に楽天トラベルを検索するのと同じように、キャンプ場の予約といえば「なっぷ」です。

日本最大級というだけあって、網羅性の高さは魅力的です。

もちろん、なっぷでヒットしないキャンプ場もありますが、ほとんどのキャンプ場はなっぷで予約できるようになっていますし、今なお、検索できるキャンプ場も増えています。

「高規格」なおすすめキャンプ場など、いろいろな特集が組まれているので自分たちのホームとなるキャンプ場が見つかるまでは、なにかと重宝すること間違いなしです。

参考 キャンプ場検索なっぷ

ファミリーキャンプのスケジュールの立て方

はじめての自力キャンプのキャンプ場が決まりました。

次は、そのキャンプをどのようなスケジュールで過ごすのかを考えます。

1. チェックインとチェックアウトの時間を確認する

キャンプ場ごとにチェックインとチェックアウトの時間が決まっているので、まずはキャンプ場のチェックインとチェックアウトの時間を確認します。

キャンプ場によっては、追加料金が必要になりますが、アーリーチェックインやレイトチェックアウトが可能なところもあります。

前後にサイトを利用している人がいない場合に限り、アーリーチェックインやレイトチェックアウトができるなど、一定の条件を設けているキャンプ場もありますので、ぜひご確認ください。

1泊2日のキャンプですと、ほとんど自由時間がありませんので、こういったサービスを利用できる場合には積極的に活用しましょう。

2. しないといけないことをスケジュールに入れる

キャンプに行ったとしても、食事、睡眠など必ずしなければいけないことはあります。

いくら工夫したとしても、「しない」という選択肢はありませんので、先にスケジュールに組み込んでしまいましょう。

自分たちで食事を用意する場合には、準備や片付けの時間も考えないといけないので、慣れないうちは「これくらいかぁ?」と想定した時間の1.5倍くらいの時間を見積もっておくとよいです。

3. メインイベントをスケジュールに入れる

ここまでに見てきた2つの情報を組み込んだ残りが自由時間です。

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ほとんど時間が残ってない。。。

楽しみにしていたキャンプですので、いろいろとやりたいこともあるでしょう。

しかし、冷静に残りの自由時間を見てください。

現実問題として、すべてのキャンプイベントを行うのは不可能です。

メインイベントは可能な限り1つや2つに絞りましょう。

焚き火をやってみたい、手の込んだ料理を作ってみたい、なんでも構いません。

キャンプを始めるきっかけとなったことを自由時間に挑戦してみるのもいいでしょう。

純粋に自分たちがやりたいと思っていることをやってみましょう。

お子さんがいらっしゃる場合には、子どもが喜ぶメインイベントも用意してあげてください。

まとめ

スケジュールを立てる時には、ぜひ手元のメモ帳でも構いませんので手を動かしてスケジュールを組むようにしましょう。

上の3つの手順には、キャンプ場に着くため準備と後片付けの工程が含まれておりません。

ですので、荷物の上げ下ろしなど、実際には出発・帰宅の前後の準備の時間をスケジュール入れることをお忘れなく。

また、ここには書いていない移動中のスケジュールですが、キャンプ場近くの道の駅を利用すると、買い出し、休憩、子どもの息抜きなど体制を立て直すには道の駅を活用すると良いでしょう。

キャンプ場に着いたらまず最初にやるべき3つのこと

ようやくキャンプ場に着きました。

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さて、何からやろうかな。

キャンプ場に着いたらまず最初にやるべき3つのことをご紹介します。

これさえしておけば、あとは思う存分、ファミリーキャンプを楽しめます。

1. 受付でキャンプ場のルールと設備を確認する

キャンプ場に着いたらまずは受付でチェックインをします。

チェックインの際に、そのキャンプ場のルールをしっかり確認しましょう。

たとえばこんなルール

  • 車の利用可能な時間
  • 消灯時間
  • 焚き火の制限
  • ゴミ処理方法

快適な夜の時間を守るために、夜の活動については一定の制限がかけられていることが多いです。

また、キャンプ場の環境保全のためにも焚き火の方法についてルールが設けられていることが多いです。

いずれもルールでがんじがらめになってしまうようなことはなく、環境に配慮しながら自然の営みに合わせて生活すると考えれば多少の制限は仕方のないことです。

ここに書いているのは、「マナー」ではなく、「ルール」です。

特に理由がない限り、できる限り守れるように工夫していきましょう。

ルールを守ることで滞在中、快適に過ごせるようになることはもちろん、キャンプ場を健全な状態で保てるようにしていきたいものです。

ルールとともに忘れてはいけないのが、設備の確認です。

たとえばこんな設備

  • テントサイトの場所
  • トイレ・風呂・炊事場などの共用設備
  • キャンプ場で開催されるイベント
  • 売店の営業時間と取扱商品
  • 緊急連絡先

これらの情報を確認したところで、トラブルが起きた時のプランをある程度組んでいくのがいいでしょう。

大雨がふったら〇〇で急場をしのごう、足りないものが出てきてしまったら▲▲までに売店に買いに行こうとトラブルが起きた時のプランを立てておきましょう。

また、小さなお子さんがいる場合には、設営時間の子どもの遊ばせ方について決めておくのが良いでしょう。

2. 設営とセッティングをする

フリーサイトを利用する場合、まずはじめに自分たちがすごす場所を決めなければいけません。

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早い者勝ちです!

こんなことをチェックすると良いでしょう。

チェックポイント

  • 広さは十分か?
  • 地面は平らか?
  • 木や石はないか?
  • 日当たりはいいか?
  • 適度に木陰はあるか?
  • 炊事場やトイレと適度な距離はあるか?

フリーサイトは自分たちで選べるからこそ特有の悩みが出てきます。

ご家族の状況に応じてそれぞれの項目の程度は判断してください。

例えば、炊事場やトイレとの距離ですが、近ければ近いほどいいかというとそうではありません。

近いと他のお客さんの往来が多いことが気になったりします。

かといってそれが嫌だからといって、共用部分から大きく離れた場所に設営すると不便なこともあります。

おむつが取れたばかりの小さなお子さんがいらっしゃる場合には、多少往来が多くてもトイレからは近い方が何かと安心できたりします。

各ご家庭にとってなにがベストかを考えながら選ぶようにしてください。いくら工夫したとしても、「しない」という選択肢はありませんので、先にスケジュールに組み込んでしまいましょう。

フリーサイトだけではなく、区画サイトも自分たちが利用するサイトがわかったら、お隣さんへのあいさつをするようにしましょう。

これはとても大事なことです。

グループで利用するような場合を除き、隣には全く知らない人がキャンプをしています。

何も世間話をするわけではありませんので、これからお世話になりますという意味でぜひあいさつをしてみてください。

最近、お客さん同士のトラブルの話をよく聞くようになりましたが、大抵の話は、最初にあいさつをしていればここまでこじれなかったんでは?と思います。

一言二言ことばを交わすだけでなんだか安心しませんか?

最初はすこし抵抗があるかもしれませんが、ぜひ自分たちから声をかけてみてください。

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いつも子どもたちに、「しっかりあいさつしなさい!」と言ってて大人ができないなんてことはないですよね。

いよいよ、設営&セッティングです。

まず、サイト内のレイアウトを決めないといけません。

特に決まりはありませんが、人の通り道を考えると通路に近い入り口側にリビングにあたるタープ、奥側に寝室にあたるテントを張るのが一般的です。

車を置く場所が決められている場合もありますので、その場合はそれ以外の空いているスペースを使ってレイアウトを決めます。

焚き火をするのであれば、当日の風向きとテント・タープの位置を考慮し、場所を決めましょう。

家族構成、サイトの大きさ、キャンプ道具がちがうので、家族一人一人の動きを想像して、導線を考えて設営&セッティングをしてください。

MEMO
テントやタープの大きさを自分の足で何歩か調べておくと、サイトのセッティングがしやすいです。

テントやタープの設営が終わったら、テント内にはマットやシュラフを、タープ下にはテーブル、椅子、キッチンなどを用意します。

3. 明るいうちに夕食とライトを準備する

日の入り後のキャンプ場は真っ暗です。

明るいうちにライトを用意し、暗くなってからあわてないようにしましょう。

ランタンによっては、準備が必要なものもありますので、明るいうちに準備をすませるとあとが楽です。

また、慣れないと時間がかかってしまう炭の火起こしやバーベキューをするのであれば肉を常温に戻す工程も時間のある明るいうちに済ませておきましょう。

ここまできたらようやくのんびりタイムです。

乾杯をしてもいいですし、コーヒーを淹れてもいいです。

子どもたちを連れてキャンプ場内の散策をしつつ、設備を確認する時間にしてもいいです。

知っておきたいキャンプ場のルールとマナー

キャンプ場 ルール

キャンプ場を気持ちよく利用するためにキャンプ場におけるルールとマナーを正しく理解しておく必要があります。

お客さんの立場から大切なキャンプ場を応援するためにもルールやマナーをわきまえた行動が望まれます。

キャンプ場ごとのルールは、チェックインの時に確認するとして、ホテルに泊まるのとはちがったキャンプならではのルールやマナーについてご紹介します。

1. 夜と朝は静かにする

ほとんどのキャンプ場では消灯時間が決められています。

キャンプ場はもともと暗くて静かなところです。

ちょっとした明かりや音でもずいぶんと目立ちます。

消灯時間を過ぎてからも煌々こうこうとランタンの光を灯したりするのはもちろんとして、ちょっとした話し声、車のドアの開閉も意外と響きます

夜間の車の出入りも制限されているキャンプ場が多いので、消灯時間を確認した上で、余裕を持ったスケジュールで過ごしましょう。

2. 慎重に火を扱う

キャンプでは炭火料理、焚き火など何かと火を使う機会が多いです。

火を使っている最中は、周囲に燃えやすいものがないか、風向きと一緒に常に注意をしておきましょう。

火を使い終わった後も、火が完全に消えるのをしっかり確認しなければいけません。

灰はキャンプ場のルールに従って正しく処理をしましょう。

また、子どもが大好きな花火も注意が必要です。

それぞれのキャンプ場で花火が認められているかどうかを確認し、認められている場合には花火をしても良い場所と時間帯を確認しておきます。

せっかくの楽しい花火ですから、ルールを守って正しく楽しみましょう。

残念ながら、火に関して毎年必ずキャンプ場での火災のニュースが報じられます。

下手をしたら命に関わるトラブルを招きます。

火の取り扱いについては、十分すぎるほど注意をしておきましょう。

3. 車に注意する

オートキャンプ場は基本的に車の出入りは自由です。

混雑時にはかなりの台数の車が行き交うことになります。

運転する側としてはとにかく徐行運転を心がけてください。

キャンプ場には子どもが多く、遊びに夢中になった子どもが飛び出してくる可能性も十分に考えられます。

キャンプ場内では、くれぐれも徐行運転をし、とっさの対応ができるように常にスタンバイしておくことが大切です。

また、子どもを監督する親の立場からも、子どもたちが車の死角に入らないように気を配らなければなりません。

特に暗くなり始めた夕方の時間帯は細心の注意を払う必要があります。

設営、セッティングに必死になって子どもたちを見失ってしまったというようなことがないように気をつけましょう。

4. よそのサイトを横切らない

他の人が利用しているサイトを横切ってはいけません。

他人の庭に許可なく土足で上がり込むようなものです。

子どもがうっかりというならいざ知らず、いい大人はこういったことはやめましょう。

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近道だからとかそういう問題じゃありません。

5. 指定どおりにゴミを捨てる

キャンプに限らず当たり前のことですが、自治体やキャンプ場のルールに従ってゴミを分別して処理します。

バーベキューの網、使い切ったガス缶などもルールに従って処分しましょう。

その他、キャンプに特有のものとしては焚き火や木炭を使い終わった後の炭も完全に消えてからキャンプ場のルールに従って処分するようにしてください。

実際に行ったキャンプ場一覧

2017年6月からファミリーキャンプを始め、1年に約20泊のペースでキャンプを楽しんでいます。

実際に4人家族で遊びに行ったキャンプ場をまとめていますので、ぜひご覧ください。

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