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こんにちは。日本オートキャンプ協会でキャンプのインストラクターをしているキャンプ大好きCAMPION(Follow @beautifulrice1)です。
我が家はキャンプに行くとき、原則として2泊以上することに決めています。
1泊2日だと時間が短すぎて、のんびりキャンプを楽しめないと感じるからです。
設営、撤収やキャンプに行く前の準備、キャンプから帰ってきた後の片付けなどの時間を考えると1泊2日では割に合わないと感じます。
そのため祝日が絡む連休を探して2泊以上キャンプができる日程でキャンプ場を予約するようにしています。
我が家のルールところが、キャンプに行く回数が20回を超えた3年目の今年、心境に変化が出てきました。
どんな心境の変化かというと、もっと気軽にもっとたくさんキャンプに行きたいと思うようになったのです。
キャンプでは設営時間を短くするというチャレンジを毎回試しています。
たしかに、設営時間は短くなってはいますけど少し頭打ちになっていると感じるようになりました。
テントの設営に関して時間にすると1時間半くらいでしょうか。
【保存版】ウェザーマスター(R) ワイド2ルームコクーンⅡ(コールマン)設営・撤収のコツ
もちろん、カラビナなどの道具を使って、設営時間が短くなるような工夫を毎回しています。
もっとできるはずだという思いもあります。
それでもいつかは限界がくるはず。キャンプ道具のスペックが制約となって、いつか頭打ちになる時は来るはずです。
道具のスペック
道具としても使い勝手がよく、扱いもしやすく管理の手間がかからず、すぐに出し入れができるもの、そんな夢のようなキャンプ道具があるということはこれまでなかなか想像できませんでした。
しかし、スノーピークのワンアクションローテーブルを使うようになってから、そんな贅沢な願いを叶えてくれるキャンプ道具が存在するんだということを知りました。
2ルームテントのコクーンIIに特に大きな不満があるわけではありません。
少しばかり設営に時間がかかるだけです。
それ以外に何か不満を感じるような場面はありません。むしろその包容力にはいつも驚かされるばかりです。
道具による時短を考えていた時、Hilander(ハイランダー) エアートンネル ルーミィを知りました。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、ポンプで空気を入れてテントを膨らまして設営するというテントです。
コクーン2のように、全天候に対して、快適な住環境を提供してくれるということは、おそらくないと思いますが、Hilander(ハイランダー) エアートンネル ルーミィは恐らくそこでは勝負していないと思います。
簡単に撤収でき、必要最低限、広さと安全な住空間を提供することをゴールに設定しているはずです。
これを日程やキャンプ場によって使い分けることができれば、ショートステイのキャンプがより簡単にできるのではないかと期待しています。
質を落とさずにキャンプを楽しむことが出来るのではないでしょうか。
エアテントの実力【保存版】Hilander(ハイランダー) エアートンネル (ROOMY)ルーミィ(ルーミー)の設営・撤収方法
さらに見てみると、料理も時短のしがいがある分野です。
時短のことを意識するようになると、そういった時短関連のテクニックのサイトをよく見るようになります。
気になっているのはメスティンを使って100円ショップで売っている固形燃料をうまく活用して自動炊飯をしてしまうという方法です。
道具もコンパクトですし、準備しなければいけない工程も少ないですし、実際の炊飯はほぼ手放しでできてしまいます。
早速、メスティンの相棒としてエスビットのポケットストーブを購入しました。
うまく活用することができれば、テントの設営撤収だけでなく、料理ももっとスマートに、短い時間で必要な準備ができるようになりそうです。
時短楽チンといったキーワードで思いつく改善活動はホットクックの影響かもしれません。
しかし、気をつけなければいけないのは時短を追い求めるあまりキャンプの醍醐味や楽しみを失ってしまうことです。
楽をすることとキャンプを楽しむことのバランスを取ることはとても難しいと感じています。
ある程度不便でないと楽しくありません。
そのバランスを意識しつつ、自分にとって大切にしたいもの、そうではないものの軽重を付けることはとても大切だと思います。
ただ、くれぐれもホットクックを使うことによって料理を作る喜びが少し減ってしまったようにキャンプの醍醐味を失うような道具選択やスケジュール設計は慎まなければいけません。
荷物のボリューム
手軽にキャンプを楽しむために道具の力を荷物の量が増えれば増えるほど負担がかかってきます。
量の多さに比例してものを管理するコストが上がってしまいます。
ということは荷物の量を減らせば必然的に管理のコストが下がり、キャンプ中に自由に使える時間や体力に余裕が出てくることになります。
この余ったリソースを他の楽しみや自分が好きなことにあてることでさらにキャンプが楽しくなるはずです
たとえ1泊2日の短い日程であったとしても、思う存分キャンプを楽しむことができるでしょう。
まとめ
1泊2日の短いキャンプには短いキャンプでは時短が正義です。
自分たちの負担を減らせる良質な道具や荷物の量をきちんと意識することによって、本来キャンプで楽しみたいと時間をかけたいと思っている自分のこだわりポイントを満たしてあげることができます。
余った時間で子供達と思う存分遊ぶことに当ててもいいですし、自分が好きなコーヒーをゆっくり豆を挽いてハンドドリップでコーヒーを入れて楽しむという時間に当ててもいいでしょう。
まだまだショートステイを楽しもうと思って情報収集をはじめてから時間があまり経っていないので、これから情報収集をしている中でもっとショートステイを有意義にしてくれる道具やTIPSに出会えるかもしれません。
周りの先輩キャンパーさんの工夫のお話を聞いて行けたらまた楽しみが増えていきますね。