北軽井沢スウィートグラスのポリンポリンサイト滞在記(2022年秋)

北軽井沢スウィートグラス キャンプ

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目をつぶっても歩ける。もう北軽井沢スウィートグラスの地図は頭に入っています。そんな自信があります。

常連の仲間入り

2022年10月14日から3泊4日でポリンポリンサイトであそんできました。今年(2022年)、スウィートグラスに来るのはこれで4回目。トータルで13泊したことになります。これだけ泊まったんだ。イーグル会員として胸を張っていいでしょう。

これだけあそびに行くと、見たことのあるお客さんに何人かは出会います。決して会話を交わすことはありませんが、まちがいなく過去のキャンプで一緒になったことがあります。そんな常連さんが何人かいます。きっと相手の人も思っているはず。常連さんには私たち家族がどんなふうに映っているのでしょうか。

トランポリンを飛び続けている家族、荷物の多い家族、ずっと泊まっている家族、どんなふうに見えているのだろう。すこし気になります。チャンスがあったら聞いてみたい。意外と、「あなたたちのことは知りません」なのかもしれません。

バランスの取れたキャンプ

バランスの取れたキャンプ。今回のキャンプを一言で表すとこうなります。これまで何十回とキャンプに来ていますが、その中でもっともバランスが取れていたと言ってもいい。

これまでのキャンプでは、キャンプ場が主催するイベント三昧になってしまったり、テーマパークに出かけてほとんどキャンプ場にいなかったりと極端なあそび方になることが少なくありませんでした。けれど、今回はちがいました。

キャンプ場のイベントにちょっと顔を出す、キャンプ料理をのんびり楽しむ、場内を散策して紅葉を楽しむ、天気のいい日にちかくの小浅間山に登ってみる、心ゆくまでたき火を楽しむといったかんじで、強弱をつけてキャンプができました。

こんなにおだやかにキャンプを楽しむことができたのは、回数を重ねてきたことによる慣れもありますが、夏に行った山キャンプの影響も大きいはずです。山キャンプで獲得した免疫によって、自分たちの力量が大きく高まったんだと思います。

力量というと聞こえがいいですが、単にがまん強くなっただけとも言えます。スウィートグラスはもともと高規格のキャンプ場。そこに制限の多い山キャンプのイメージをもって行くわけですから、快適にすごせるに決まってます。ゆとりが生まれるはずです。

いい思い出ばかりのキャンプになりましたが、やはりスウィートグラスでないとできないのかもしれません。浅間山の近くという立地、適度に整備された自然、飽きのこないイベント、広々とした空間、最終兵器としての浅間ヒュッテなど、どんな客が来ても大丈夫といった横綱のような懐の深さがあります。そのおかげでキャンプに奥行きが生まれるのでしょう。

次のキャンプに思いを馳せる

わが家は基本的には冬キャンプをしません。雪道の運転ができないからです。今年でイーグル会員の制度が廃止されてしまいます。来年以降の予約システムについてはわかりませんが、今年よりポリンポリンサイトを予約しやすくなるとは考えにくいです。ひょっとすると今回が最後のポリンポリンサイトになるのかもしれません。

こんなバランスの取れたあそび方ができてしまうと、ますますスウィートグラスから離れられなくなってしまいます。撤収を終え、備えつけのテーブルでコーヒーを飲みながらなんとも言えない寂しさが込み上げてきました。こんなに名残惜しいと思ったことはありません。暖かくなったらまた来たいですね。