読み聞かせボランティアの魅力と挑戦:養成講習会の体験

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読み聞かせボランティア養成講習会の構成

読み聞かせボランティアの仕事は、図書館や保育園などで幅広い年齢層に向けて物語を読むことです。

幼児からお年寄りまで、物語の魔法を通じて人々の生活に喜びを届ける活動です。この活動は、心身の健康を保つための素晴らしい方法でもあります。

5月28日、私は深川図書館での初回講習会に参加しました。

この講習会は2時間半の内容で、休憩も含まれており、「読み聞かせの理解と技術」とガイダンスの二部構成でした。主講師は熊谷裕紀子先生でした。

このトレーニングは6回のセッションで構成されており、地元の図書館で行われるお話会に参加し、その報告書を提出することが求められます。

平日の昼間に行われるため、仕事を持つ人にとっては厳しい時間帯ですが、リタイアした方や柔軟なスケジュールを持つ人には適しています。参加者の約9割が女性でした。

講習会の体験記

熊谷先生は自己紹介の後、すぐに読み聞かせの実演を始めました。

先生が読んでくださった「わすれていいから」に、私はすっかり引き込まれました。

幼稚園や小学校で読み聞かせをしていた私ですが、その技術に圧倒されました。

先生の実演は、私がまだまだ学ぶべきことが多いことを実感させてくれました。

あまりに物語に入り込んでしまい、あやうく泣いてしまいそうになりました。

私自身も小学生に対して不定期ですが、読み聞かせをしています。

子供と楽しくすごせている実感があり、読み聞かせ自体にそれなりの自信もありました。

そんな自信がいっぺんに吹き飛んでしまうほど圧倒的な読み聞かせでした。

先生が70歳を超えていることにも驚きました。本物を見せられた後なので、実演の後に紹介された技術論には大きな説得力がありました。

講義から得た重要なポイント

熊谷先生の講義には、多くの有益な情報が詰まっていました。特に参考になった点を以下にまとめます:

  • 姿勢とプレゼンテーション: 本の持ち方、声の出し方、目線の配り方など。
  • 準備技術: 作家の意図を理解するための事前読み。
  • 語り手の視点: 単なる読者ではなく、語り手としての視点を大切にすること。

これらの要素は、短期間で身につけることは難しいです。継続的な練習が欠かせません。

熊谷先生は、声の発声練習や基礎体力の向上も重要だと強調されました。

鏡を見たり、自分の話している音源を聞いたりするといった地道な改善も必要です。

全6回のセッションを完了することは難しいかもしれませんが、私はできる限り頑張ってみたいと思います。

このトレーニングは、物語を語ることへの情熱を再燃させてくれました。

45歳の日本人の男性が、居心地の良いリビングルームで子供たちに本を読み聞かせている様子。男性はヒゲを生やしておらず、子供たちは彼の周りに集まり、熱心に聞き入っている。部屋は暖かく招待的な雰囲気で、柔らかい照明、本棚、快適な家具が置かれている。家族の心温まる瞬間を切り取った、明るくて育むようなシーン。 読み聞かせボランティア養成講習会(第2回)の参加記録