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朝と昼のちがい
昼にもコーヒーを飲みます。
ランチ後に飲むこともあれば、3時におやつと一緒に飲むこともあります。
時間はその日の気分。平日でも休日でも、昼のコーヒーで残り半日のエネルギーをチャージするんです。
朝のような慌ただしさはないので、昼のコーヒーは飲むだけでなく作るところもたっぷり味わうようにしています。とにかくゆっくり丁寧にコーヒーを淹れます。
なので、もっぱらハンドドリップで淹れることが多いです。コーヒー豆も朝よりもちょっといい豆を使っています。とてもぜいたくな時間です。
炊飯器ではなく土鍋でごはんを炊く、自転車でなく歩いて目的地に行く、ピーラーではなくて包丁で皮をむく。
時間効率を考えるとどうして?というようなことを、時間をかけて楽しみたくなる時があります。
ホットクックをはじめとした最新家電を使うようになって、あえて時間をかけたくなることが増えたように思います。昼のハンドドリップコーヒーもおなじ心持ちなのかもしれません。きっと「作る」ことに飢えているのでしょう。
朝と昼ではコーヒーの楽しみ方がまったくちがいます。
どちらがいいということではないですが、不思議といえば不思議。緩急のギャップがいいのでしょう。
ハンドドリップをしているときはおいしく淹れることに集中しているので、頭の中がほとんど空っぽになっています。
コーヒー豆の中心から円を描くようにお湯を落としていく。
早すぎてもいけないし、遅すぎてもいけない。ふっくらとふくらんだコーヒー豆の元気玉を壊さないように丁寧にお湯を足していく。
つい欲張ってお湯を多く入れてしまうことがありますが、欲が出てしまった時はコーヒーはそれなりの味になってしまいます。
ああでもないこうでもないと言いながら、毎日楽しんでいるわけです。
コーヒー豆とかケトルとか
コーヒー豆は近所にあるコーヒーショップで買ってくることが多いです。
私にコーヒーのおいしさを教えてくれたマスターのいるお店です。
基本的にはそのお店で100gずつ買ってきます。1週間くらいでなくなってしまいますが、コーヒーショップに出かける時間も大事な息抜きになるし、新鮮な豆を仕入れるにはこのサイクルがいいと思っています。
買ってきた豆はSyuRoの丸缶(小・ブリキ)に入れて保管しています。
80g程度の豆しか入れることはできませんが、買ってきた豆で1杯分のコーヒーを入れた後の分量であれば、ちょうどおさまるサイズです。
ベースとなるコーヒー豆とは別に、他のお店でも買ってくることがあります。
キャンプでもなんでもどこかに出かけたときに、個人で経営しているコーヒーショップが近くにあると立ち寄って、そのお店のブレンドコーヒーを買うようにしています。
コーヒー豆を買いに出かけるというよりも、なにかのついでに買ってくることが多いです。
そんな偶然の出会いの中には、がっかりすることもあれば、「これは!」という感動を味わえることもあります。
不確実な要素を取り入れることで、いろんなコーヒーに出会うことができています。
しばらく前から、急にたくさんのコーヒーショップができてきたので、ちょっとしたおでかけもずいぶんと楽しみの幅が広がりました。旅の楽しみのひとつになっているわけです。
ちなみに道具としては、このケトルとドリッパーを使っています。
しばらくハンドドリップから遠ざかっていて、以前使っていた道具を手放しました。そのため、あらためてえらび直したものばかり。
ケトルは、ハンドドリップに必要なこまかな湯量の調整ができるもの。
シンプルすぎて物足りない気もするが、コンパクトで場所も取らず、実用的で気に入っています。ドリッパーは、ペーパーフィルターを使わないタイプのもの。
ペーパーの管理をしたくなかったので、このタイプを選んでいます。
分解して食洗機で洗うこともできるので、衛生的に毎日使う道具と考えるとこれまたとても実用的。
出涸らしになったコーヒー豆はディスポーザーで処理しています。