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こんにちは。日本オートキャンプ協会でキャンプのインストラクターをしているキャンプ大好きCAMPION(Follow @beautifulrice1)です。
自分たちで選んだキャンプ場に到着しました。次はいよいよキャンプ本番です。
この記事では、キャンプを始めたばかりのファミリーが実際にキャンプ場でキャンプをする時の注意点についてご紹介します。
キャンプ場に着いたら最初にすべき3つのこと
ようやくキャンプ場に着きました。
さて、何からやろうかな。
キャンプ場に着いたらまず最初にやるべきことは3つです。
これさえやっておけば、あとは思う存分、ファミリーキャンプを楽しめます。
1.受付でキャンプ場のルールと設備を確認する
キャンプ場に着いたらまずは受付でチェックインです。
チェックインでは、キャンプ場のルールをしっかり確認しましょう。
たとえばこんなルール
- 車の利用可能な時間
- 消灯時間
- 焚き火の制限
- ゴミ処理方法
静かな夜の時間を守るために、夜の活動については一定の制限がかけられていることが多いです。はっきり書かれていなくても夜遅くまで騒いでいるのは他のキャンパーにとって迷惑です。
また、キャンプ場の環境保全のためにも焚き火の方法についてルールが設けられていることが多いです。
環境に配慮しながら自然の営みに合わせて生活すると考えれば多少の制限は仕方のないことです。
ここに書いているのは、「マナー」ではなく、「ルール」です。
特に理由がない限り、必ず守るようにしていきましょう。
ルールを守ることでみんなが快適に過ごせるようになることはもちろん、キャンプ場を健全な状態で保てるようにしていきたいものです。
ルールとともに忘れてはいけないのが、設備の確認です。
たとえばこんな設備
- テントサイトの場所
- トイレ・風呂・炊事場などの共用設備の場所
- キャンプ場で開催されるイベント
- 売店の営業時間と取扱商品
- 緊急連絡先
これらの情報を確認したところで、トラブルが起きた時のプランをある程度組んでいくのがいいでしょう。
大雨がふったら〇〇で急場をしのごう、足りないものが出てきてしまったら▲▲までに売店に買いに行こうとトラブルが起きた時のプランを立てておきましょう。
2.設営とセッティングをする
自分たちのサイトに着いたら、まずはお隣さんにあいさつをしましょう。
グループでキャンプをするような場合を除き、となりには全く知らない人がキャンプをしています。
何も世間話をするわけではありませんので、これからお世話になりますという意味でぜひあいさつをしてみてください。
最近、お客さん同士のトラブルの話をよく聞くようになりました。ほとんどの場合、最初にあいさつさえしていればここまでこじれなかったんでは?と思います。
一言二言ことばを交わすだけでなんだか安心しませんか?
はじめはすこし抵抗があるかもしれませんが、ぜひ自分たちから声をかけてみてください。
あいさつが済んだら、いよいよ設営&セッティングです。
まず、サイト内のレイアウトを決めます。
人の通り道を考えると通路に近い入口側にタープ(リビング)、奥側にテント(寝室)を張るのが一般的です。
車を置く場所が決められている場合もありますので、その場合はそれ以外の空いているスペースを使ってレイアウトを決めます。
焚き火をするのであれば、当日の風向きとテント・タープの位置を考え、レイアウトを決めましょう。
サイトの大きさ、家族構成、キャンプ道具がちがうので、家族一人一人の導線を考えて設営&セッティングをしてください。
テントやタープの設営が終わったら、テント内にはマットやシュラフを、タープ下にはテーブル、椅子、キッチンなどを用意します。
フリーサイトの場合(補足)
フリーサイトを利用する場合、まずはじめに自分たちがテントを張る場所を決めなければいけません。
早い者勝ちです!
こんなことをチェックすると良いでしょう。
チェックポイント
- 広さは十分か?
- 地面は平らか?
- 木や石はないか?
- 日当たりはいいか?
- 適度に日陰はあるか?
- 炊事場やトイレと適度な距離はあるか?
フリーサイトは自分たちで選べるからこその悩みが出てきます。
例えば、炊事場やトイレとの距離は近ければ近いほどいいかというとそうではありません。
近いと他のお客さんの出入りが多いことが気になったりします。
それが嫌だからといって、離れた場所だとちょっと用を足したいときに不便です。
おむつが取れたばかりの小さなお子さんがいらっしゃる場合には、人の出入りが多くてもトイレからは近い方が何かと安心できたりします。
ご家庭にとってなにがベストかを考えながら選んでください。
3.明るいうちに夕食とライトを準備する
日の入り後のキャンプ場は真っ暗です。
明るいうちにライトを用意し、暗くなってからあわてないようにしましょう。
ランタンによっては、準備が必要なものもありますので、明るいうちに準備をすませるとあとが楽です。
また、慣れないと時間がかかってしまう炭の火起こしやバーベキューをするのであれば肉を常温に戻す工程も時間のある明るいうちに済ませておきましょう。
ここまできたらようやくのんびりタイムです。
ほっと一息ね。
乾杯をしてもいいですし、コーヒーを淹れてもいいです。
子どもたちを連れてキャンプ場内の散策をしつつ、設備を確認する時間にしてもいいです。
知っておきたいキャンプ場のルールとマナー
楽しくキャンプをするためにキャンプ場におけるルールとマナーを正しく理解しておきましょう。
それぞれのキャンプ場のルールは、チェックインの時に確認するとして、ホテルに泊まるのとはちがったキャンプならではのルールやマナーについてご紹介します。
1.夜と朝は静かにする
ほとんどのキャンプ場では消灯時間が決められています。「静かタイム」、「QUIET TIME」などいろんな呼び方をされていますが、意味は同じです。
キャンプ場はもともと暗くて静かなところです。
ちょっとした明かりや音でもずいぶんと響きます。
消灯時間を過ぎてからも煌々とランタンの光を灯したりするのはもちろんのこと、笑い声や、車のドアの開閉音もとてもよく響きます。
音楽をかけているなど、もってのほかです。
夜間の車の出入りも制限されているキャンプ場が多いので、消灯時間を確認した上で、余裕を持ったスケジュールで過ごしましょう。
2.火を慎重に扱う
キャンプでは炭火料理、焚き火など何かと火を使う機会が多いものです。
火を使っている最中は、周囲に燃えやすいものがないか、風向きとともに常に注意しておきましょう。
火を使い終わった後も、火が完全に消えるのをしっかり確認しなければいけません。
燃え残った灰はキャンプ場のルールに従って正しく処分しましょう。
また、子どもが大好きな花火も注意が必要です。
それぞれのキャンプ場で花火が認められているかどうかを確認し、認められている場合には花火をしても良い場所と時間帯を確認する必要があります。
せっかくの楽しい花火ですから、ルールを守って正しく楽しみましょう。
残念ながら、毎年必ずキャンプ場での火災のニュースが報じられます。
火の不始末は、下手をしたら命に関わるトラブルを招きます。
火の取り扱いには、十分すぎるほど注意しておきましょう。
3.車に注意する
オートキャンプ場は基本的に車の出入りは自由です。
混雑時にはかなりの台数の車が行き交うことになります。
運転する側としてはとにかく徐行運転を心がけてください。
キャンプ場には子どもが多く、遊びに夢中になった子どもが飛び出してくる可能性も十分に考えられます。
キャンプ場内では、徐行運転に徹し、とっさの対応ができるように準備しておくことが大切です。
また、子どもを監督する親の立場からも、子どもたちが車の死角に入らないように気を配らなければなりません。
特に暗くなり始めた夕方の時間帯は細心の注意が必要です。
暗くて周りが見えにくいこともさることながら、その時間にチェックインしてくる人は「早く設営しないと」と時間に追われている可能性大です。
そういった状況を考えると事故を起こす確率が上がっていると考えるほうが無難です。くれぐれもお気をつけください。
4.他の人のサイトを横切らない
他の人が利用しているサイトを横切ってはいけません。
他人の庭に許可なく土足で上がり込むようなものです。
子どもがうっかりというならいざ知らず、いい大人はこういったことはやめましょう。
他の人が使っているキャンプ道具で思わぬけがをしてしまう可能性だってあります。
近道だからとかそういう問題じゃありません。
5.指定通りにゴミを捨てる
キャンプに限らず当たり前のことですが、自治体やキャンプ場のルールに従ってゴミを分別して処理しましょう。
バーベキューの網、使い切ったガス缶などもルールに従って処分しましょう。
その他、キャンプに特有のものとしては焚き火や木炭を使い終わった後の炭も完全に消えてからキャンプ場のルールに従って処分するようにしてください。
こうすることでキャンプ場の環境を維持され、より長くキャンプを楽しめるようになるはずです。
\TRY NOW/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。CAMPION(Follow @beautifulrice1)でした。
ご参考までにキャンプの基本について書いた記事をまとめてご紹介します。
キャンプの基本に関する記事
キャンプの始め方
【キャンプ初心者必見】ファミリーキャンプのはじめ方〜家族で思いっきりキャンプを楽しもう
キャンプ道具の選び方
【キャンプ初心者必見】キャンプ道具の選び方〜家族で思いっきりキャンプを楽しもう
キャンプ場の選び方
【キャンプ初心者必見】キャンプ場の選び方とスケジュールの立て方〜家族で思いっきりキャンプを楽しもう
実際に行ったキャンプ場