読み聞かせボランティア養成講習会(第2回)の参加記録

45歳の日本人の男性が、居心地の良いリビングルームで子供たちに本を読み聞かせている様子。男性はヒゲを生やしておらず、子供たちは彼の周りに集まり、熱心に聞き入っている。部屋は暖かく招待的な雰囲気で、柔らかい照明、本棚、快適な家具が置かれている。家族の心温まる瞬間を切り取った、明るくて育むようなシーン。

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6月24日に深川図書館で行われた「読み聞かせボランティア養成講習会」の第2回に参加してきました。

今回の講義は「発声法と絵本の読み方」について学びました。講師の先生からたくさんの新しい気づきをいただき、心に残る内容が盛りだくさんでしたので、その一部を皆さんにシェアしたいと思います。

まず、技術に関するポイントから。

絵本の見せ方と表現法

1つ目は、絵本の見せ方です。

前回の講義では、絵本を持つときに子供たちが絵をよく見られるようにすることが大事だと学びました。今回はさらに、表紙や裏表紙など本編以外の部分にも作者のメッセージが込められていることに気づきました。

すぐに本文を読みたくなりますが、表紙や最後のページにも素敵なイラストやメッセージがあるので、見逃さないようにしたいです。次回からは、これらも読み聞かせの一部として大切にしようと思います。

読み聞かせの目的

次に、読み聞かせの目的について。

子供に教育的なことを教えたくなりますが、読み聞かせの基本は子供が楽しむことです。

講師の先生からも「お説教っぽくならないように」とアドバイスを受け、読み聞かせは楽しい時間であることを再確認しました。

私自身も楽しんで読むことで、その楽しさが自然と子供たちに伝わると感じました。

発音と声の出し方

発音について新しい発見がありました。

話が聞き取りやすい人は、母音を明瞭に発声していることに気づいたのです。母音をはっきり発音することで、声がより聞き取りやすくなります。

これからはこの点を意識して、もっと聞き取りやすい読み聞かせを目指したいと思います。

本の持ち方の工夫

本の持ち方についてもアドバイスをいただきました。

縦書きの本は右手で、横書きの本は左手で持つと、絵が手にかぶらず、聞いている人たちが集中して楽しめるという提案です。これまでなんとなくやっていたことにもしっかりとした理由があり、改めて実践していきたいと思いました。

男性ボランティアの希少性

私は参加者の中で、この日は唯一の男性でした。この希少価値をもっと活かした方が良いと感じました。

私が読むことで臨場感が増す物語もあると思います。これを私の強みとして、今後の本選びに活かしていきたいと思います。

他の参加者からの学び

この日の講義では、参加者全員が1分間の読み聞かせを披露しました。

約30人の参加者それぞれの動機を聞き、皆さんがさまざまな理由で参加していることに感動しました。特に「絵本を通じて子供たちと触れ合いたい」という思いを持っている方が多く、私も同じ気持ちでこの活動を大切にしたいと改めて感じました。

ちなみに、私がこの日に持っていったのは、釣りの臨場感を見事に描いた躍動感あふれる作品です。釣りを経験したことがある人なら、そのときの感覚をリアルに思い出せる内容だと思います。

グループワークの課題

最後に、これから始まるグループワークについて。

4人1組で大型本を使った読み聞かせの準備をする課題が出されました。どの本を選び、どう分担するか考えるのは少し不安ですが、限られた時間の中でベストを尽くして挑みたいと思います。

講習会で学んだことを活かし、より良い読み聞かせを目指して頑張ります。

また、新しい発見や学びを皆さんと共有できるのを楽しみにしています!

読み聞かせボランティアの魅力と挑戦:養成講習会の体験