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娘に対する嫉妬心
「じょうずに絵を描きたい」
何度願ったことでしょうか。
願うだけでなく、何度か挑戦もしました。本を読んで練習をしたり、動画を見て研究をしたり。それなりにいろいろなことをためしましたが、まったくうまくなりませんでした。うまくならないので楽しさを味わうこともなく、いつしかあきらめてしまいます。
しばらくすると、できるんじゃないかと自分に才能がないことも忘れて再挑戦するのですが結果は同じです。挑戦も回を重ねるごとに、絵を描くことに対するアレルギーが強くなっている気さえします。
うちの長女が、絵を描くたびに表彰されるのを見ていて、逆遺伝で自分も描けるんじゃないかとおもったりするのですが、そんなことは起きませんね。そもそも逆遺伝ってなんでしょう。
けれど、ふと気がついたんです。思い出したんです。自分はもともと字を書くのがものすごく好きなことを。小学生の頃、習字を習っていたことが影響しているかもしれません。
中学時代の国語の授業のことです。国語のS先生は、それはそれは惚れ惚れするようなきれいな字を書きます。板書に書かれる文字の美しさといったらありません。ふだんは、ソフトボール部の顧問で怒鳴り散らしているのですが、板書の文字だけはうっとりするような美しさがあるのです。
科目としての国語はきらいでした。国語のテストの点数はとにかくムラがあったのです。当時、学年で1番を取ることに命をかけていた私にとって、テストの点数が読めない国語はとてもやっかいな科目でした。なので、国語の授業にはあまり身が入らず、とにかくS先生が書く板書に見惚れる日々でした。
授業中は板書をノートに書き留めなければいけないので、先生の書く文字を真似しながら丁寧にノートを取っていました。正直、授業の内容はそっちのけです。板書を見本代わりに、丁寧にノートに文字を書き連ねていきます。先生はわたしの頭の中をのぞくことができないので、一生懸命ノートを取るわたしの本当のねらいには気づいていなかったと思います。そんな文字への執着があることをふと思い出したのです。
ZenBrush2
じゃあ絵を描く代わりに字を書こうと思ってさがしてみると、iPadのアプリでぴったりのものを見つけました。ZenBrush2です。
Zen Brush 2
PSOFT¥480posted withアプリーチ
Apple Pencilを使えば気軽に書けます。アプリからそのままTwitterへの投稿もできます。1日を振り返ってふっと頭に思い浮かんだ言葉をゆっくりを書き、共有するのです。習字を書く時に必要な、墨や紙なども不要です。汚れることなく手軽に文字を書くことができます。
墨や紙の感触はそれはそれでいいものですが、毎日のこととなるとそこまでの時間を取ることはむずかしいのが本音です。年が改まったのでちょっと始めてみようと思います。
どんなことを書いているんだろう?と気にしてくださるこころやさしい人がいたら、Twitterで「#Campionの書」と検索してみてください。わたしの魂のこもった作品をご覧になれるはずです。魂を感じられるかどうかは、保証しませんが。