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ゆっくり読むのは「脳内にアンダーライン」
8月6日、話し方トレーニング第3回に参加してきました。
まずは、前回の復習からスタート。「情報比率」「自己開示」「ポジティブなエンディング」といったテーマを再確認しました。
ここでトレーナーから教えていただきハッとした言葉が、「ゆっくり読むということは、相手の頭の中にアンダーラインを引いてもらうこと」。
自分が話すことはすでに頭の中で何度も考えた内容。でも相手にとっては初めてのことも多いんです。
このギャップを埋めるためには、ゆっくり話すことが大事。
早口で「言いたいこと全部言わなきゃ!」と焦る気持ちを抑えて、一言一言、丁寧に届けるようにする。心の中で「ここにアンダーライン引いてね」と思いながら、話してみるというのはとても効果がありそうです。
コアメッセージは「シンプル is ベスト」
次に取り組んだのは、コアメッセージを磨く作業です。
まずは、頭の中に浮かんだ伝えたいコアのメッセージを全部出してみます。
そこから一つに絞り込みます。その中から一つのメッセージに絞り込むのが難しいんですよね。
絞り込まないと、話が混ぜこぜになって、何を伝えたいのかがボヤけてしまいます。
実際にワーク中に挑戦してみましたが、あれもこれも伝えたいと思うあまり、結局聞き手には「この話の核心は何?」と迷わせてしまいました。
シンプルに一つのメッセージに絞ることで、話に芯が通り、伝えたいことがクリアに。
シンプル is ベスト、言い古された言葉ですがなかなかたどり着けない真理です。
「間」は聞き手への思いやり
次の課題は、「間を取ること」と「フィラーをなくすこと」でした。
フィラーって、つい口をついて出てしまう「えーと」とか「あのー」とかのこと。普段から気をつけているつもりでも、つい出ちゃいます。
特に頭がフル回転してるときや、急に振られたテーマで話すときなんかはなおさら。
でも、今回学んだのは、フィラーをなくすよりも大事なのは「間を取ること」ではないかということ。
間って、話している側からすると、シーンとした時間が長く感じて落ち着きません。
でも、実は聞き手にとっては、その間がとても大事なんです。その間に、話された内容を消化して、次に備える時間ができる。2秒の間を取るだけで、聞き手は「おっ、次に何が来るんだ?」と期待してくれるんです。
まさに、間は聞き手への思いやり!
毎日のスモールチャレンジで「間」をものにする
「間を取ること」や「フィラーを減らすこと」は、まるで筋トレみたいなもので、日々の練習が必要です。
トレーナーからのアドバイスで、特定の場面を選んで練習するのが効果的だと教えてもらいました。
例えば、会議が始まる前に「今日はフィラーを減らして、しっかり間を取るぞ!」と心に決めて取り組む。これ、マラソンで「次の電柱まで頑張る!」って決めて走るのに似てます。
大きな目標に向かって、一歩一歩着実に進む感覚です。私はこの方法で、自分の話し方をどんどん磨いていきたいと思います。
トレーニングの半分が過ぎた今、飽きるどころかますます興味が湧いてきました。話し方トレーニング、想像以上にたのしいです!
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