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2022年11月16日(水)、オミクロン株対応のコロナワクチンを接種しました。
第8波の到来がささやかれる中、4回目の接種です。3回目のワクチン(ファイザー)を接種したのは今年の3月。8か月、間があいたことになります。
近所のクリニックでインフルエンザワクチンとの同時接種を模索したが、日程があわず、かないませんでした。
インフルエンザとコロナで予約を受け付けている期間が異なるため、わたしの生活圏にあるクリニックでは事実上同時接種をすることはできないでしょう。結局、午前中にかかりつけのクリニックでインフルエンザの予防接種を行い、午後、自治体が用意してくれた会場でコロナワクチンを接種しました。
5回目のワクチン接種に向けて、今回の経過を記録しておこうと思います。
経過
予防接種当日
インフルエンザのワクチンを接種したのは11月16日(水)の11時。かかりつけのクリニックで接種。打ったのは利き腕ではない左腕。痛みもなくあっという間に終わりました。
14時30分、場所を変えてコロナワクチンを接種。経験を積んだ接種会場はストレスなし。すべてのオペレーションがスムーズに流れ、あっという間に接種完了。批判されることの多かったワクチン接種ですが、スタッフの方たちには感謝しかありません。
接種当日は体調に何の変化もありませんでした。とはいえ心配なことは心配なため、体に負担をかけないように長風呂はやめ、シャワーを浴びて21時には就寝。
接種翌日
朝、少しだるさはあるものの熱感はなし。日課となっている散歩にも出かけられました。
ふだんと大きく変わらないので、在宅で木曜日の業務をはじめました。
過去3回は、接種24時間後くらいに熱が出ていたので、元気なうちに重たい仕事を処理していきます。熱が出ないにこしたことはありませんが、出てしまったら仕事に穴が空いてしまうので必死です。
これはこれでいい締切効果をもたらしてくれました。
12時30分ごろ、どっと疲れを感じるようになります。ふだんと同じ仕事をしただけなのにやたらと疲れます。
幸い食欲はあるのですが、あきらかに元気な時とはちがいます。
案の定、熱を測ってみると37.1℃。平熱が36.0℃前後なので、私にとってはあきらかに熱があります。
今回も接種後24時間くらいで熱が出てきたことになります。
この時間になるとぼーっとするようになり、込み入ったことが考えられなくなってきます。中途半端な状態で仕事をしていてもあまりよい結果を生まないので、午後は休むことにしました。
ワクチンの副反応に対して傷病休暇でこたえてくれる会社のやさしさに感謝。
午後は病人らしくおとなしく横になっていました。
症状としては、熱によるだるさ、つかれやすさがあるものの、悪寒や食欲減退などはなかったのがすくいでした。
接種2日後
18日の金曜日も似た状況でした。
集中して仕事ができる状態ではないのでこの日もお休み。
力が湧いてくるまでひたすら横になります。
とはいえ、横になっているだけだと飽きてきます。飽きを解消するために、雑誌をパラパラと読んだりしますが、すぐに疲れてしまいます。
仕方なくまた横になる。そのくりかえし。結局夕方まではこんな調子でした。夜になってようやく歩けるくらいまでに回復しました。
回復の兆しが見えたのでリハビリをかねて散歩に出かけることにしました。
ちょうど娘たちの習いごとがあるので、その見送りだけをしてきました。寒空の下で習いごとが終わるのを待つだけの体力はないので、お迎えは妻に託しました。
時間にして30分くらいの散歩。やはり外は気持ちがいい。
ここ最近、平均して17,000歩/日くらい歩いているので、歩けないとなると途端に気分が落ち込んでしまいます。
何かの事情で寝たきりにでもなってしまったら、気が狂ってしまうのではないかとどうでもいい心配をしてしまいます。
食欲はふだん通り。ずっと横になっていたので、体を動かす時に頭痛はしますが動けないわけではありません。
風呂に入る元気も出てきて、ようやくゴールが見えてきました。
接種3日後
19日の土曜日。目覚めるとすこしからだが重い。
それでも昨日までの動けない感じとはまったくちがいます。動けるけれど、「走りにいこう!」と思えるほどの軽さはありません。もう少しすれば全快だと感じられるからだに戻っていました。
こういうときは動かないとかえって調子が悪くなるので、朝の散歩に出かけました。3km弱をのんびり歩きました。
昨日の夜の散歩もよかったですが、より元気になった上での朝の散歩も格別です。
運動はできませんが、日常生活は送れるまでに回復しました。
朝食もおいしく食べることができたし、コーヒーもおいしいと感じられるようになっていました。
今回にかぎらず、体調が悪い時にはコーヒーが入っていきません。元気な時に感じるコーヒーの香りのよさがまったく感じられないのです。
昨日まではそんな体調不良のバロメーターがNGサインを出していましたが、今日はそんなことはなくなっています。
この日になっても注射をした右腕の注射部位や脇にすこし違和感が残っています。それでも日常生活に支障をきたすほどではありません。
おそらく数日もすれば消えてなくなるだろうというたしかな予感があります。きつかった副反応も終わりと判断してもよいだでしょう。
もう打ちたくない
4回目のワクチン接種は入念な準備をした上で迎えました。
大好きなランニングを数日前から控えて体力の回復に努めました。
睡眠時間もたっぷりとってワクチンに負けない力をつけるように努力しました。
その成果なのか、これまでの副反応の中でもっとも軽い症状で踏みとどまることができました。
けれど、まったくダメージがなかったわけではありません。副反応が出ない人がこの世の中に一定数存在していることが信じられません。
ここまで副反応で苦しめられると、いっそのことコロナになってしまった方が楽なのではないかという変なことも考えてしまいます。けれど、それはちがうはず。
3月末にコロナになった時のことを思うと、予防接種の効果は否定できません。直前にワクチンを接種していたわたしが、家族の中でもっとも軽症ですんだのですから。
コロナへの備えなのはわかりますが、これまで100%の確率で副反応が出ているので5回目の接種はどうしても躊躇してしまいます。インフルエンザの予防接種で副反応に悩まされたことがないので、具合が悪くなることを知りつつ注射を打たなければいけないというのが受け入れ難い。できることなら何かの理由をつけて打ちたくないのだが、そうもいきません。
5回目のワクチン接種は、2023年3月に出場予定である東京マラソン付近がちょうどいい時期なのかもしれません。
副反応により練習ができないこと、体力が落ちてしまうことを考えると、大会の前よりは後の方が時期としては有力でしょうか。
その時期になってみないと自分の置かれている状況、ワクチンに関する最新の知見がわからないので、むやみに悩むのは得策ではないと思い直したり。
ただ、少なくとも噂されている第8波に向けてワクチン接種は済ませました。
となると、個人としてできることは栄養のある食事を摂って、適度に運動をし、しっかり睡眠をとることくらいしかありません。コロナに対する特効薬がない状況では、いまのところこれが私にとって最強の防衛策です。