【感想】「グレート・ギャッツビー」（フィッツジェラルド：光文社古典新訳文庫）

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本書を読んだきっかけは、読書好きの友人によるご紹介でした。

一言でいうと

いまだに何がグレートなのかが謎な一冊。

グレート・ギャッツビー (光文社古典新訳文庫)

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本書を読んで3つのことを考えました。

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1. なにごともほどほどが大事

あくまでも小説ではありますが、行き過ぎはよくないという教訓を得ました。

一途な思いを大切にすることは重要です。

しばしばそのきっかけ強烈な原体験にあったりします。

それによって心のよりどころができ、厳しい局面でも踏ん張りがきくようになるというのはいいことですが、行き過ぎはよくありません。

1900年代前半は、物質的に恵まれている人はそれほど多くなく、そのことが主人公の設定につながっているような気がします。

たくさんの人々がギャッツビーの富の周りに集まり、富がなくなってしまえばいなくなってしまう。

今も昔も変わらないですが、当時のことを思うと物質的に恵まれていることへの憧れは相当なものだったろうと思います。

それほど大きな理由はありませんが、それほど小説を読むほうではありません。

数ヶ月に1回程度でしょうか。

小説が嫌いというわけではありませんが、他のジャンルの本を差し置いてまで好きかと言われるとそうとまでは言えません。

昨年、受けた出口治明APU学長のセミナーの影響で、広く読まれている古典を読みたいというのでこの小説を手に取ってみましたが、面白いですね。

時々、小説も読書ラインナップに加えて、息抜きに楽しむ読書というものをやっていきたいです。

本書以外に私が読んだ本を一覧にしています。ぜひご覧ください。