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こんにちは。日本オートキャンプ協会でキャンプのインストラクターをしているキャンプ大好きCAMPION(Follow @beautifulrice1)です。
実際にキャンプにも行ってきました。キャンプ道具についても一通りのことは理解しました。
そうなると今度は、自分たちでキャンプ場をさがして、キャンプ当日の計画を立てる時です。
この記事では、キャンプを始めたばかりのファミリーがキャンプ場を選び、スケジュールを立てる時のコツを紹介します。
初心者にぴったりのキャンプ場の選び方
まず、キャンプ場の選び方についてご紹介します。
たくさんありすぎて選べない。
ポイントは、使えるサービスは使って、できるかぎり自由時間を増やすことです。
自由時間が増えれば増えるほど、気持ちにゆとりが生まれ、いろいろなことに対処でき、キャンプを楽しむことができます。
慣れない頃のキャンプは忙しい
キャンプを始めたばかりの頃は、何をするにも時間がかかります。とにかく忙しくてあっという間に終わってしまいます。
とある1泊2日のキャンプスケジュールです。
1日目
9:00 | 出発 |
10:30 | スーパーで買い出し |
11:30 | レストランで昼食 |
13:00 | チェックイン |
15:30 | 設営完了 |
16:00 | 夕食準備開始 |
18:00 | 夕食 |
19:30 | 片付け |
20:00 | 焚き火・シャワー |
21:30 | 就寝 |
2日目
6:30 | 起床 |
7:00 | 朝食準備 |
8:00 | 朝食 |
9:00 | 撤収開始 |
11:00 | チェックアウト |
けっこう忙しい。。。
しかも、このスケジュールには出発前の準備、帰りの移動、帰った後の片付けなどはふくまれていません。
初心者にぴったりのキャンプ場の条件
はじめての自力キャンプにふさわしいキャンプ場の条件は次の3つです。
- 家から車で2時間以内
- 高規格
- すごしやすい気候
1. 家から車で2時間以内
慣れない頃のキャンプは家から近ければ近いほどいいです。
非日常感は少なくなってしまうかもしれませんが、行きと帰りの移動の負担をあまく見てはいけません。
温泉旅行とちがって、キャンプ場で元気に動き回れるように体力を温存しておく必要があります。
移動時間が長いと、運転するパパやママはもちろん子どもたちも疲れてしまいます。
遠出をするのはもう少し先までとっておいて、まずは近くのキャンプ場を探しましょう。
2. 高規格
充実した設備があり、しっかりと管理されているキャンプ場のことを高規格キャンプ場と呼びます。
清潔な設備、広い区画、お風呂、水洗洋式トイレ、電源、充実したレンタル品などはじめてでも安心して楽しめるような環境が整っている高規格なキャンプ場を選びましょう。
環境が整っていれば、自分たちで環境を整える時間は必要ありませんし、もし足りないものや困ったことがあればキャンプ場で調達したり、スタッフの方に聞いてやりくりすることもできます。
私たちも何度も助けられたわね。
3. すごしやすい気候
キャンプ場での活動は自然の影響を大きく受けます。
慣れない中、極端な気温のキャンプ場に行くと体がもちません。
具体的には、真夏の海辺のキャンプ場や冬の標高の高いキャンプ場などは避けた方が無難です。
特に、小さなお子さんがいらっしゃる場合には、気温には十分注意してください。
春や秋などすごしやすい時期を狙ってキャンプに行くようにしましょう。
ただ、ここまで条件がそろっているキャンプ場はなかなかありません。
あったとしてもかなり予約を取るのがむずかしいです。
いろいろな方にキャンプを楽しんでいただきたいと考えている身としては、うれしいようなもどかしいようなです。
思い立ったが吉日、気になるキャンプ場が見つかったらすぐに予約を取るようにしましょう。
予約開始から数分で予約が埋まってしまうキャンプ場も少なくありません。
【キャンプ初心者必見】ファミリーキャンプのはじめ方〜家族で思いっきりキャンプを楽しもう
キャンプ場の探し方
では、こういった条件のキャンプ場をどうやって探せばいいのでしょうか。
ここでは3つの方法をご紹介します。
- 先輩キャンパーによる口コミ
- 日本オートキャンプ協会のサイトで検索
- キャンプ場予約サイト「なっぷ」で検索
1. 先輩キャンパーによる口コミ
手っ取り早いのが、キャンプ教室に参加した時にお世話になった先輩キャンパーに聞いてみる方法です。
キャンプ教室で一緒に過ごしていれば、自分たち家族のことについて知ってくれていますし、先輩キャンパーもキャンプ教室周辺のキャンプ場になじみがある可能性が高いからです。
場合によっては、キャンプ場の方と知り合いでいろいろと予約の手配を手伝ってくれるかもしれません。
インストラクターという立場になって思いますが、キャンプのことについて聞いてくれるのはとてもうれしいことです。
全力で期待に応えたくなってしまいます。
先輩キャンパーとコンタクトが取れるようであれば、ぜひ一度聞いてみてください。
2. 日本オートキャンプ協会による紹介
日本オートキャンプ協会では、星マークを使って初心者にとって利用しやすいキャンプ場をランク付けして紹介しています(最高は5つ星)。
ランク付けにあたっては、環境・立地、サービス、アメニティ、施設など様々な観点で評価しています。
星の多い高規格のキャンプ場から空き状況を確認していくと効率的です。
3.キャンプ場予約サイト「なっぷ」
旅行の予定を考える時に反射的に楽天トラベルを検索するのと同じように、キャンプ場の予約といえば「なっぷ」です。
日本最大級というだけあって、網羅性の高さは魅力です。
ほとんどのキャンプ場はなっぷで予約できるようになっていますし、今なお、予約できるキャンプ場も増えています。
「高規格なキャンプ場」、「温泉のあるキャンプ場」など、いろいろな特集が組まれているので自分たちのホームとなるキャンプ場が見つかるまでは、なにかと重宝するはずです。
キャンプのスケジュールの立て方
キャンプ場の予約が取れました。
次は、そのキャンプ場でどんなスケジュールですごすのかを考えます。
いよいよだね。
1. チェックインとチェックアウトの時間を確認する
まず、キャンプ場のチェックインとチェックアウトの時間を確認します。
これがキャンプ場ですごせるタイムリミットです。
チェックアウトの時間は早ければ早いほど、チェックアウトは遅ければ遅いほどキャンプ場で過ごせる時間が長くなります。
キャンプ場によってかなりばらつきがあるので、しっかり確認しておく必要があります。
また、追加料金が必要ですが、アーリーチェックインやレイトチェックアウトが可能なキャンプ場もあります。
1泊2日のキャンプだと、あまり自由時間がありませんのでこういったサービスを利用できる場合には積極的に活用しましょう。
2. しないといけないことをスケジュールに入れる
キャンプに行っても、食事、睡眠などは必ず必要です。
いくら工夫したとしても、「しない」というわけにはいきませんので、先にスケジュールに組み込みます。
自分たちで食事を作るなら準備や片付けの時間も必要です。
慣れないうちは「これくらい?」と想定した時間の1.5倍くらいの時間を見積もっておくとよいです。
そうすれば、少し時間がかかったとしてもゆとりをもって対処することができます。
3.メインイベントをスケジュールに入れる
これら2つから割り出した残りが自由時間です。
ほとんど時間が残ってない。。。
楽しみにしていたキャンプですので、いろいろとやりたいこともあると思います。
しかし、冷静に残りの自由時間を見てください。
限られた残り時間の中で、思いつく限りのすべてのキャンプイベントをするのは不可能です。
時間切れで中途半端になってしまわないように、メインイベントは1つか2つに絞りましょう。
焚き火をやってみたい、手の込んだ料理を作ってみたい、なんでも構いません。
キャンプを始めるきっかけとなったことを自由時間に挑戦してみるのもいいでしょう。
純粋に自分たちがやりたいと思っていることをやってみましょう。
お子さんがいらっしゃる場合には、子どもが喜ぶメインイベントも用意してあげてください。
まとめ
いかがでしたか?
上の3つには、キャンプ場に行くまでの準備と片付けのステップが含まれておりません。
ですので、荷物の上げ下ろしなど、実際には出発・帰宅の前後の時間をスケジュールに入れることをお忘れなく。
\TRY NOW/
ご参考までにキャンプの基本について書いた記事をまとめてご紹介します。
キャンプの基本に関する記事
キャンプの始め方
【キャンプ初心者必見】ファミリーキャンプのはじめ方〜家族で思いっきりキャンプを楽しもう
キャンプ道具の選び方
【キャンプ初心者必見】キャンプ道具の選び方〜家族で思いっきりキャンプを楽しもう
キャンプ場での過ごし方
【キャンプ初心者必見】キャンプ場での過ごし方~家族で思いっきりキャンプを楽しもう
実際に行ったキャンプ場
最後までお読みいただき、ありがとうございました。CAMPION(Follow @beautifulrice1)でした。