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私は、Vivobarefootの靴を愛用しています。
Vivobarefootは、足に負担をかけない靴を製造している会社です。
Vivobarefootの靴は、足の自然な形にあわせて作られているため、足にフィットするようになっています。しかし、長く履き続けるうちに、かかつ部分に亀裂ができてしまったため修理に出すことにしました。
今回は、修理に出すまでの流れや費用、修理後の感想について紹介します。
修理に出す前に
きっかけは靴のかかとに入った亀裂でした。
買い替えも考えたのですが、かかと以外は何も問題がないので修理することにしました。
そもそも修理できるの?というので、調べたのですがよくわからなかったので、直接メーカーにメールで問い合わせをしました。
亀裂部分の写真を送ったり、手順、修理にかかる費用をメールで確認しました。レスポンスも早く、ストレスなく対応方法について確認することができました。
確認の結果、修理にかかる時間はおよそ1か月。修理費用は4,400〜5,500円+往復送料とのことでした。反対の足のかかともいつ亀裂が入ってもおかしくない状態なので、両足まとめて修理していただくことにしました。
なので、見積もり金額には両足分がふくまれていることをご理解ください。
あわててメールで修理の可否について聞いたのですが、よくホームページを見ると「修理可能」なことがきちんと書かれていました。
修理費用や手続き
見積り金額は、先ほど紹介した通り4,400〜5,500円。これに往復の送料が加わります。
工場に送る時の送料は、コンビニで宅急便の手配をしたので元払いです。
修理品がかえってくる時の送料は、銀行振込かヤマト運輸の代金引換配送からえらぶことができます。
お客様相談センターの方によると、日本ではまだ自社での修理体制が整っていないとのこと。たしかに、修理に関するやりとりはシステマチックに動かしているというよりは、担当者ベースでマニュアルで動かしている感じでした。
支払い手段も銀行振込や代金引換配送しかないので、すこし不便に感じるところではあります。もう一足の修理をお願いする頃までには、もうすこし体制が整備されていることを期待しています。
修理後の感想
2023/2/16に工場へシューズを送りました。
待つこと1か月、2023/3/13に修理完了のメールが届きました。翌日、ヤマトさんが修理を終えた靴を届けてくれました。
ヤマトさんには着払いの送料を支払い、修理工場に修理代金を振り込みました。ちなみに、支払い期限は1週間です。
箱を開けて1か月ぶりのご対面。「元気にしてたか?」とシューズに声をかけ、下駄箱にしまってあげました。
結局、修理にかかった費用は5500円でした。
亀裂が入っていた部分はきっちりと補修され、これであればしばらく穴あきを心配する必要はなさそうです。
このシューズを修理に出している間はもう一足をヘビーローテーションしていたので、すこし休ませてあげようと思ってます。
修理のメリット
靴の修理は、新しい靴を買うよりも安くすみます。
また、なによりも修理に出すことで、大切な靴を長く履くことができます。
Vivobarefootは環境への意識がとても高いメーカーです。環境負荷を減らすという意味でも、消費者としては修理をして大切に履き続ける姿勢は大事にしたいところです。
こうすることがメーカーを応援することにもつながります。
気になったところ
今回は試験的に契約工場での修理をお願いしました。この選択自体はまちがっていなかったと思います。
それでもすべてが大満足というわけではありませんでした。
もっとも残念に感じたことは、履き心地が変わってしまったことです。
ラバー素材でかかと部分を補修したことで、つま先側とかかと側でソールの材質が切り替わってしまいました。
それぞれの硬さがちがうので、かかと側に硬さを感じるようになってしまいました。ものすごく低いヒールを履いている感じです。
履いているうちに慣れてくると思ったのですが、どうもそうはいかないようです。かかとがVivobarefoot本来の履き心地を覚えているんですね。
これは大きな誤算でした。
ラバー素材での修理になることはあらかじめ聞いていたのですが、ここまで足裏にとって大きなちがいになるとは想像できませんでした。足の裏は繊細ですね。思っている以上に多くの情報を感じ取っているようです。
メーカーが契約している工場での修理ですので、パーツは純正品を使うなどVivobarefootのよさを殺さない修理体制ができていたらもっとよかったです。
スニーカーの修理をしてくれるお店は決して珍しくありません。MISTER MINITなど、家の近所でも修理をお願いすることもできてしまいます。
そう考えると、この仕上がりであればわざわざ契約の工場にお願いするのではなく、こういった近所の修理屋さんにお願いした方が、時間、金額のどれをとっても納得感がありそうです。もちろん大幅な妥協ではありますが。
日本における修理体制についてはこれからも改善されていくということですので、改善状況を見ながら修理をお願いする場所を慎重に考えていきたいと思っているところです。
修理を考えてこの記事をご覧になった方は、修理の前に「契約工場ならではのメリット」をお確かめの上、修理を依頼するのがよいかと思います。
記事をお読みになった時点で、日本の修理体制が改善されているかもしれませんので、最新の情報はメーカーに確認されることをおすすめします。
SPLCの靴ひも:簡単に靴の脱ぎ履きができる、ストレスフリーな履き心地修理後の使用感(2023年6月17日追記)
まだ、現時点ではソールの張り替え(リソール)ができる体制にはなっていないようです。
修理した場合のリスクとして、「ゴムが追加されることで、これまでのベアフット感覚は損なわれることがあります。」と注意書きが追加されていました。
Vivobarefootの大ファンとして、早く修理体制が整うことを切に願っています、応援しています。
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