4年生から中学受験準備?20年前と今、そして娘の挑戦

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20年前、中学・高校受験の塾講師として10年弱勤務していた経験を持つ私。算数、数学、英語、理科を担当していました。

受験環境はその頃から大きく変わっています。

競争は激しさを増し、ありとあらゆることが前倒しで行われるようになってきています。

たとえば4年生。

当時は、受験なんてまだ遠い未来の話。学校の補習とまでは言わないですが、4年生の授業もかなり平和な空気に包まれていました。

しかし、20年後の今、状況は大きく変化しています。 4年生の時点で既に受験モードに入っている印象を受けます。

単元の難易度や宿題のボリュームが大幅に上がっています。大人でも躊躇してしまうレベルです。

6年生までの間に、何度も繰り返し学習が出来るようなカリキュラムになっていることが要因かもしれません。ただただ驚きです。

娘が2024年の4月で小学4年生になります。

過去の経験から、「中学受験の準備なんて5年生からで十分」と思っていました。ところが、妻からの情報によると、どうやら今は5年生では遅いらしい。調べてみると、4年生から受験準備を始める家庭が主流になっていることがわかりました。

そんな理由で小学3年の2024年1月から娘は学習塾に通い始めました。

かつての経験から、「勉強ができる子ができる、できない子はできない」という事実は変わらないと思っています。娘にも客観的な評価を下し、中学受験の適性を見極めていきたいと考えています。勉強ができない子に受験をさせてもあまり意味があるとは思えません。無理に勉強させても本人だけでなく周囲も不幸になるだけです。そういう家族を嫌というほど見てきました。

保険と同じで、受験も漠然とした不安が大きなコストになるというのが持論です。

中学受験をしなくても幸せな人生を送っている人はたくさんいます。むしろ、しない人の方が圧倒的に多いはず。東京にいるとこの感覚が麻痺してしまうので注意が必要です。しばらく通ってみて、娘の適正を見極めていきたいと思っています。