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こんにちは。2児のパパで共働きのcampion(Follow @beautifulrice1)です。
2022年3月5日に簿記3級(ネット試験)に合格しました!
2022年1月23日に勉強を始め、およそ1か月半で合格にこぎつけることができました。
おめでとう!
短い期間でぎゅっと集中して攻略したので、放心状態がしばらく続いてます。
休校・休園中の子どもと一緒のリモートワークをしながらの勉強だったので、フレッシュな頭で勉強できる時間を確保するのに苦労しました。
このページでは、1か月半で合格した勉強法(教材、時間管理、道具)について紹介します。
このページでは、1か月半で合格した勉強法(教材、時間管理、道具)について紹介します。
かぎられた時間の中で短期合格を目指す方の参考になればうれしいです。
教材
クレアールの教材を使いました。市販の問題集は一切使っていません。
利用した講座は「簿記3級パックWeb通信(2022/01/15~2023/02/28)」です。()は受講期間を表しています。Web通信は、以下のカリキュラムで構成されています。
基礎から問題演習まで、動画、テキスト、問題集が支えてくれます。
価格はおよそ1万円です。よくキャンペーンを行っているので、価格は変動します。
私がメインで使ったのは、「講義動画」「問題集」「過去問」「答練(1回分)」です。テキストはほとんど使いませんでした。振り返ってみても、それで不足を感じることはありませんでした。
試験勉強は不安との戦いです。不安にかられていろんなものに手を出すと、ろくなことがありません。消化不良になってたいして理解が進まない上に、そのことが不安を増大させていくものです。
これまでいろんな試験を受けてきた経験から自信をもって言えることです。
また、仕事と子育ての合間に勉強をしているので、そもそもそんなにいろんなことをやっている時間もありません。
簿記3級に合格して、1か月半の学習期間を振り返ってみても、この戦略はまちがっていなかったと思います。
学習方法
クレアールの教材を使った学習方法をもうすこしくわしくみていきましょう。
大まかな流れは以下のとおりです。
- 講義動画を見る
- 講義単元の問題を解く
- 過去問を解く
シンプルにこれだけです。わき目もふらず、これだけを続けます。
ひとつひとつ解説していきます。
講義動画を見る
クレアールの講義は、ガイダンスや新試験制度に関する補講を加えるとおよそ60単元。
ストリーミング再生、ダウンロード再生、DVD(オプション)のいずれかで聞くことができます。1単元の講義時間はおよそ30分。扱うテーマによって、かなり幅があります。
まとめると相当なボリュームです。
単純計算で、30分✕60回=1,800分。実に30時間あります。
クレアールでは、講義の板書をまとめたような講義ノートが用意されています。テキストとは別です。
手元にその講義ノートをおいて、1.75倍もしくは2倍速で講義を聞きます。すこし速い気もしますが、慣れてしまえば聞き取れないことはありません。
あとで紹介するAir Pods Proを使っていたこともあって、音質の不満もありません。
どうせ聞いただけで理解できる、つまり問題が解けるわけがありませんからわり切って先に進めます。
まずは、全体像を把握することを優先させるわけです。
全体の話を聞き終わったところで、過去にわからなかったところがわかるようになっていたりするので、多少わからないところが出てきても気にせず聞き進めることをおすすめします。
「1回でわかるわけがない」という心持ちで進めることが、挫折しないコツです。
講義動画の音源はダウンロードできるので、どうしても理解できず、気になることがあればスマホにダウンロードして、すきま時間に復習することもできます。
講義単元の問題を解く
キリのいいところまで講義を聞いたらすぐに問題を解きます。
とにかく「すぐに」です。
「キリのいい」というのは、日によって勉強に費やせる時間もちがいますし、単元の難易度、まとまり、時間もちがうので臨機応変に考えるという意味をふくんでます。
簿記3級の学習を終えて思うのが、「手を動かして問題を解く時間」がもっとも重要だったということです。
「習うより慣れろ」とはよく言ったもので、簿記はこの要素がとても強いです。そろばんを習っていたときの感覚にすごく近いです。
講師の先生もこの点についてはくり返し強調されていましたが、とても共感します。
講義内容に即した問題集が用意されているのもクレアール教材のいいところですね。
むずかしく考える必要がありません。
講義内容に連動した問題を講義直後に解けばいいんです。実際に問題を解いてまちがえることで、不思議と理解が深まります。
動画を聞いていたときにはピンとこなかったものも、問題を解いたことで理解できたということも少なくありません。
演習でまちがえた問題には印をつけます。具体的にはこんなかんじです。
- 1回ミス:◯
- 2回ミス:◎
- 解き直しで正解:/で消す
- なるほどと思った解説:下線を引く
記号はお好みでいいんですが、まちがえた問題だけをくり返し解くサイクルをつくることが大事です。
「くり返し」のタイミングは、翌日と週末です。
こちらは有名な忘却曲線です。
たとえば、人間は1日後には67%、6日後には75%忘れてしまうというようなデータがあります。
黒色の線が示す記憶の下降線を、翌日と週末の復習によって上に引き上げてあげるイメージです。
やみくもに復習するよりもとても効率的です。ピンポイントで刺激を加えてあげる以外にも、翌日であれば10分、週末であれば5分と復習に必要な時間も少なくていいんです。
復習のために腰を落ち着けて問題を解く時間がなければ、眺めるだけでもいいでしょう。
脳の構造上、忘れやすいタイミングで記憶を呼び覚ましてあげるイメージです。
知らなかったという人は、だまされたと思ってぜひ一度ためしてください。
こうして印をつけながら解いた問題集は、本試験前に自分専用の弱点ノートとして活躍してくれます。どこにも売っていないオリジナルのノートです。
自分の苦手をピンポイントで克服することができ、試験前のかぎられた時間で自分の不安を減らしてくれる大事なアイテムになってくれるはずです。
過去問を解く
講義動画と問題演習のくり返しというふだんの勉強に加えて、過去問も積極的に解きます。
すべての単元を聞き終わってから過去問に取りかかる人が多いと思いますが、私はそうはしませんでした。講義を聞き始めたばかりの頃から過去問を解きました。
さすがに平日は落ち着いて過去問に取り組む時間がなかったので、もっぱら週末のタスクにしていました。
過去問を解く理由はいたって単純です。
これから受ける本試験のレベルを実感として把握しておくことが目的です。力試しのために使うのではなく、目標とすべき問題のレベル感の確認と、そこまでのギャップを知るためです。
学習を始めたばかりの頃は、ほとんど解けません。
私も最初に挑戦したときは一問も解けませんでした。
そこで落ち込む必要はまったくありません。解けるわけがないですし、もし解けたら本試験を受けてしまえばいいんです。
わからないなりにも過去問を何度も見ておくと、そのあとの講義を聞きながらも「これがどんなふうに役立つのか」といったことがわかるようになります。
勉強が進むにつれて解ける問題が増えていくと、勉強のはげみにもなります。
あらゆる資格試験に言えることですが、過去問をもっと活用したほうがいいと思うんです。
学習を始める初日に過去問をやらなかったことを後悔しているくらいです。
過去問と問題集で用意されている問題は似て非なるものです。勉強が進んでいくとわかりますが、質がちがいます。問題集の問題はコピーであって本物ではありません。
問題集を作ろうと思えば、それなりに数を作らないといけませんし、本試験の問題を作っている人とは別の人が作っているはずです。
同じものを作ること自体が不可能です。
下手に2冊め、3冊めの問題集に手を出すのではなく、過去問を徹底活用したことが短期合格につながったと思うんです。
時間管理の方法
仕事をしながら勉強をする場合、もっともむずかしいのは時間管理ではないでしょうか。
簿記3級は、独学でも合格できる人がいるくらいですから、試験の難易度としてはそれほど高くないのかもしれません。
私自身の経験からしても、大学受験、司法試験(失敗)にくらべると、まったく歯が立たないという感じはありませんでした。それでも勉強時間を確保することは、ことのほかむずかしかったです。
この点については、置かれている環境によって大きく変わってくるところかと思います。
私の場合、平日はリモートワークと子育て(小学生、保育園の娘)、週末は娘の習いごとの付き添いが大事な役割です。
オミクロン株の感染拡大の影響で、学校が休校になったり、保育園が休園になったりと、つねにバタバタとしていました。
そこで、起き抜けの時間と寝る前の時間を勉強にあてることにしました。家族が寝ている間を勉強にあてるということです。先に枠を決めてしまい、その枠の中で効果を最大化することに集中しました。
その時間にできないことはどうあがいてもできないので、やらないと腹をくくります。
そこで無理をすると、体調をくずしたり、家族にしわ寄せがいってしまいます。また、自分の心をすさんでいってしまうので、なんのために勉強しているのかわからなくなってしまいます。
ただ、勉強できる時間がかぎられているからこそ、なにをやるべきかについては真剣に考えました。
解ける問題を何度も解く、講義動画を見ただけで勉強した気になるといった自己満足はやめました。不安にかられていろんな問題集に手を出すというのは、悪手の典型です。
時間としては、平均すると朝30分、夜30分くらいの勉強時間だったでしょうか。
もちろん日によっては長くなったり短くなったりすることもありました。とにかく時間がとれないので、すぐに勉強に取りかかれるように準備をしていました。
教材はすぐに開けるようにしていましたし、動画もすぐに視聴できるようにPC、iPadでページを開きっぱなしにしていました。
とてもこまかな積み重ねですが、毎日のことなのでチリも積もれば相当な時間になります。
ツイッターなどでは、カフェで参考書を広げて勉強している写真を見かけることが多いですが、そんな優雅な勉強生活はできませんでした。
カフェに行くくらいなら、移動時間を勉強にあてたいですし、そもそもカフェに移動するだけで30分が終わってしまいます。
毎回カフェに行っていたのではお金がいくらあってもたりません。。。
カフェに払うお金があれば、クレアールなどの教材費や学習環境を整えるための投資にまわそうという考えです。
本試験レベルの問題で自分が解けない問題を解けるようにする、そのことだけに集中すべきです。
なんの教材を使うのか、どこで勉強するのかといった周辺的なことを考えるのに時間を使っている場合ではありません。
中途半端に考える時間があるとより道をしてしまいますが、極限まで時間がなければ知恵を絞るものです。
ネット試験はかなり自由に試験日程を変更することができるので、ゆとりを感じていろいろと余計なことを考えてしまう人は、試験日程を前倒しすることを検討してみてはいかがでしょうか。
かくいう私も気持ちが切れそうになったので、予定より20日、受験日を早めました。劇薬ですが、かなり効果はあったと思います。
問題集を使って、直前演習をするくらいなら、実際に本試験を受けてしまったほうが得るものは大きいと思います。受験料もそれほど高くありませんし、ネット試験に慣れるための投資と考えれば安いものです。
道具
ここまでが勉強法の話でした。ここからはすこし肩の力を抜いて勉強道具を紹介します。
簿記の勉強には電卓が欠かせません。それ以外にも問題集を解くのにいろんな勉強道具が必要です。
学生さんであれば、勉強道具は一通りそろっていると思いますが、私のようなおじさんはあらたに買ったり、引き出しから引っ張り出してこないと勉強ができません。
簿記3級の勉強で活躍してくれた道具について、紹介します。
朝と夜の勉強時間を最大化するために使った道具ばかりです。ひとつでも気になるものがあれば幸いです。
必需品
電卓
まず最初に紹介するのが電卓です。
ふだん生活していて電卓が必要になることはほとんどありません。計算が必要なら、スマホに入っている電卓か暗算で十分です。
なので、どれを買おうかかなり悩みました。ふだん使わないので、自分の中に電卓さがしのものさしがありません。
簿記3級の総論講義を聞き始めたばかりの頃は、悩みつつも買わずにいたのですが、結局よくわからなかったので、講師の先生が紹介されていた3つの条件を満たす電卓で、極端に高くないものをえらびました。
その条件はこちらの3つです。
- 12桁表示
- メモリー機能
- 早打ち対応(キーロールオーバー機能)
②と③については、先生から説明を聞いたものの頭では理解できても、それがどうして必要なのかは、実際の勉強で使ってみるまでわかりませんでした。
使ってみた感想として、学習期間を通じてこの電卓で不足を感じることはありませんでした。いろんな電卓があって迷うかもしれませんが、条件さえ満たしていればあとは予算の範囲内でえいやっと決めてしまっていいんじゃないでしょうか。
受験生がやるべきなのは簿記3級の勉強であって、電卓ショッピングではありません。どんな電卓が自分にフィットするかは、簿記の勉強で使ってみないとわかりません。
不足を感じれば、古いものをメルカリで売って、新しいものに買い換えればいいだけです。
勉強をしないいいわけに、電卓さがしを使うのはやめましょう。3級合格が目標であれば、この電卓は機能も十分、価格も手頃でおすすめです。
Jetstream
続いて紹介するのはボールペンです。
もう10年以上も愛用してます。ジェットストリームを知らない受験生は、もぐりと言っても過言ではありません。
このなめらかな書き味、一度使ったら手放せません。もちろん仕事でも使っています。
自宅、オフィス、リュックに同じものをひとつずつ入れてます。
3色ボールペンのタイプは軸の色がピンク、グリーンなどいろんなカラーバリエーションが用意されています。
他にも高級路線のものや、4色のもの、芯の太さ、シャーペン機能があるものなど、自分の利用シーンに合わせていろいろなタイプの中からピッタリのものをえらぶことができます。
仕事では鉛筆(シャーペン)を使うことがないため、シャーペン機能のないものをえらんでます。
紙との摩擦を少なくして、ストレスなく判読できる0.5ではなく0.7mmタイプを使ってます。
コスパ最強です。替芯もたいていの文房具売場で手に入れられます。もちろん、アマゾンなどでも手に入ります。
勉強を進めていくと、決算準備のあたりから急に筆記量が増えます。
体感値では、それまでの5倍くらいにはね上がります。問題を1問解くのに30分かかることなんてめずらしくありません。ですので、悪いことは言いません。筆記具はストレスの少ないものをお使いください。
シャーペン
問題集にメモをするのにあわててさがしたのがこのシャーペンです。
ふだんの仕事ではボールペンしか使わないので、昔使っていたものを引っ張り出してきました。
私がもっているのは古いモデルなので、軸の刻印は「ITOYA」となってます。
今のモデルは、伊東屋オリジナルブランドの「Helvetica」に変更されています。
年季が入ってきて、私のシャーペンのロゴは消えかかっていますが、ITOYAのロゴの方が味があると感じてしまうのは私だけでしょうか。
芯の太さは2.0mm。シャーペンというより、感覚としてはデッサンで使う鉛筆に近いです。
芯が折れる心配がほとんどないので、ガシガシ使えます。芯が太いこともあり、この使用頻度だと死ぬまで芯はなくならないような気がします。
消しゴム
鉛筆とくれば次は消しゴムです。シャーペン同様、あわてて探してきました。
今はいろんな消しゴムがあるんですね。
キン肉マン消しゴムで文字が消えるかためした少年時代をなつかしく思い出しました。キン消しが黒くなるだけで文字は消えなかったどうでもいい思い出です。
消しゴムについてこれ以上語ることはありません。
コピー用紙
問題演習には紙が欠かせません。裏紙をつかうのももちろんありです。私の場合、リモートワークで必要というのでコピー用紙を常備してます。これを簿記3級の勉強にも使いました。
メモ、計算、暗記定着のための用語の書きなぐりなど、あまりコストのことは考えずどんどん使いました。
なにせ時間がかぎられているので、小さな出費のことは気にしていられません。
言っても数百円なので、それほど高いわけでもありません。後述するプリンタでの問題印刷のことを考えると、裏紙ではなくコピー用紙を使うというのは合理的だと思ってます。
プリンタ(インクジェット複合機)
勉強の中心は問題演習です。
私の場合は、とにかくまちがえた問題だけをくり返し解く方法です。
問題集に直接書き込みをしてしまうと、くり返し解くことができなくなってしまいます。そのため、問題集への書き込みが必要な複雑な問題については、問題を印刷して、印刷した用紙を使って演習をしました。
問題集本体には、問題演習をした日、不正解のマーク、参考になった解説に印をつけるようにし、問題への書き込みはしませんでした。
その印刷に使ったのがこの複合機です。コピーはもちろんプリントアウトもできます。
リモートワークを始めたてで購入したときには1万円以下でしたが、いまでは旧モデルにも関わらず3万円近くもします。
この価格は躊躇してしまいますね。新モデルですと3万円を超えてきます。
複合機がなかったら、かなり教材の準備に時間がかかったと思うので、ぜひともそろえてほしいですが、お財布とご相談ください。
中古品であれば、1万円台で買えるものも出回っています。
クレアールの教材は電子媒体でも提供されており、問題集でいうと「問題」と「解答用紙」を印刷することができます。分厚い問題集をコピーしようとすると、端っこの文字が切れてしまったりするのですが、PDFなのでそんな心配はいりません。
ストレスなく問題演習の準備ができます。
ただ、過去問についてはPDFがないので、コピーが必要です。幸い過去問の冊子はうすいので、コピーによる文字切れもほとんどありません。
勉強していくとわかると思いますが、問題集への書き込みなしに問題を解くのは至難の業です。
解答用紙の精算表を手書きしてたら日が暮れてしまいます。
問題集を汚さないようにしたがために、勉強がはかどらないとなれば本末転倒です。
決して安い買い物ではないですが、簿記の勉強以外にも印刷する機会があるのであれば、思い切って購入してみてはいかがでしょうか。簿記以外でわが家でよく使うのは、免許証などの身分証明書のコピーとこどもたちのぬりえ印刷です。。。
あると便利な道具
これまで紹介したのは簿記の勉強の必需品でしたが、ここからはなければないでなんとかなるけど、あると便利な道具たちです。
文鎮
ただの文鎮です。学生の頃から使ってます。主に複合機で印刷した解答用紙をおさえるのに使いました。
左手に電卓、右手にペン、その時点で紙をおさえる手段がなくなってしまいます。
細かな計算をしているときに、紙がチョロチョロ動くと気が散っていけません。文鎮があるとそんなストレスがなくなります。
どこで買ったのかまったく覚えていないので、Amazonで人気ナンバーワンの文鎮のリンクを紹介しておきます。
複合機で予算を使い切ってしまったという人は、道端で大きめの石を拾ってきてもいいと思います。
ブックストッパー
文鎮が問題演習用の紙をおさえるのに対して、ブックストッパーは本が閉じないようにページをはさむおもりです。
計算している最中に問題集が閉じてしまったときのイライラすることといったらありませんよね。
閉じた問題集もすぐに見たいページにたどり着けるわけではないので、「何ページだっけ?」とページをめくっているうちに、さっきまで考えていたことを忘れてしまいます。
そうなったらまたやり直しです。
この腰を折られる時間、そこから記憶をたどる時間、リカバリーするために必要なエネルギーと失うものを考えるとその損失の大きさに愕然とします。
文鎮と同じく、わたしの勉強生活を支え続けてくれている隠れた名品です。
作りがシンプルなので壊れにくいです。
簿記の勉強だけに限定するのはもったいないので、料理をするときにレシピ本を開きっぱなしにするときなどにも活躍します。
ちなみに私は2つ持ってます。見開きページの左下と右下を固定したいときには総動員します。
Air Pods Pro
集中力を高める道具として手放せなくなっているのがAir Pods Proです。
何でもできる耳栓といえばいいでしょうか。
このノイズキャンセリング機能を体感したらきっと驚くはずです。水中に潜ったような静けさに包まれます。
ノイズキャンセリング機能にしぼればもっといいイヤホンもあるかもしれませんが、apple製品との連携を考えるとAir Pods Proが頭ひとつ抜け出している感じです。
家族が見ているテレビの音が気になるとき、妻が参加している電話会議の音が気になるときなど、ちょっと気の散る要素があるときにさっと取り出して使えば、集中力がぐっと高まります。
家族が寝ている時間帯に講義の動画を見るときには、Air Pods Proがあれば家族を起こすことなく講義を聞くことができます。
クレアールの動画は音声をダウンロードして持ち歩こともできるので、移動時間や待ち時間といったすきま時間に苦手単元の復習に講義を聞くことだってできます。
すべての単元をくり返し聞く必要はありませんし、そんな時間もありません。
問題を解いても何度もまちがえてしまう単元や簿記全体の概念を総論的に説明した単元については、折に触れてくり返し聞く価値があると思います。
前者は穴をふさいで大きな失点を防ぐことにつながり、後者はバラバラの単元という点と点を結んでくっきりとした線にしてくれます。
この大きな線ができると、過去問を解いたときの点数が安定してきますし、新しい単元を学習したときの頭への入りやすさが大きくちがってきます。
情報を保管しておくためのきれいな収納棚ができるイメージです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
簿記3級合格までの1か月半にわたる歩みを振り返り、教材、学習方法、時間管理、道具について紹介しました。
大学生もしくは社会人になりたての頃に、簿記の勉強をしようと市販のテキストをながめた記憶があります。もう20年以上前なので、うっすらとした記憶ですが。
そのときはなんだかとっつきにくいなぁというのでそのままになってしまいました。
すぐにあきらめてしまったことからしても、それほど必要性を感じていなかったのかもしれません。
そんな苦い思い出もあったので、今回はまるっとクレアールにおまかせすることにしました。
合格を手にした今、その選択は正しかったと思います。
人生の折返しをすぎたおじさんにとって、合格まで時間がかからなかったことはとても大きな意味を持ちます。
また、ちまたにあふれる簿記関連の書籍から自分にあうテキストや問題集をさがす膨大な手間もスキップすることができました。
この大きな2つの時間を節約できたので、約1万円の料金は安かったです。
簿記3級合格までのルートは人それぞれです。どの方法が正しいということはありません。
ただ、財布からお金を出す瞬間だけがコストのかかるタイミングではありません。
テキストや問題集をさがしたり、ネット上で散らかっている解説動画を集めることも数字にはあらわれにく大きなコストです。
クレアールの教材は充実しています。充実しすぎてToo muchなかんじすらありますが、試験合格に必要な材料はすべてそろってます。
時間をお金で買うという意識のある人にとっては、コスパのよい投資先だと思います。
合格までのルートに迷っている方の少しでも参考になればうれしいです。
簿記3級(日商簿記検定)の試験対策にクレアールの教材をえらんだ理由 ネット試験で日商簿記3級を受験した様子最後までお読みいただき、ありがとうございました。CAMPION(Follow @beautifulrice1)でした。