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こんにちは。2児のパパで共働きのcampion(Follow @beautifulrice1)です。
コロナをきっかけに在宅勤務が始まり、あっという間に1年がたちました。
オフィスに行くことはほとんどなくなりましたが、在宅勤務だけで仕事は回っています。
在宅勤務も、高いパフォーマンスを発揮できるかどうかは、仕事時間にメリハリをつけることができるかどうかにかかっています。
自宅は家族とくらす生活の場でもありますので、オン・オフを意識して切り替える必要があります。
しっかりと切り替えができた日は、仕事がはかどっていることが多いです。
このメリハリの立役者が、ポモドーロテクニックです。
このページでは、そのポモドーロテクニックを支えるおすすめのタイマーを紹介します。
ポモドーロテクニックとは?
ポモドーロテクニックとは、「25分の集中タイム」と「5分の休憩タイム」をくり返す仕事術・時間術です。
スポーツのインターバルトレーニングに似てますね。
この25分&5分で、強制的に時間に区切りをつけることで、メリハリが生まれます。
25分でなんとかタスクを終えようとするので、ものすごく集中します。俗にいう締切効果ってやつですね。
また、25分というのが絶妙な長さで、そこまで長くはないので、気乗りしない仕事でも「25分だけならやってみようか」と背中を押してくれます。
ポモドーロテクニックが習慣化すると、25分の感覚がからだに染みついてきます。
そうすると、すこしずつ業務時間を正確に見積もれるようになってきます。
時間を過大評価していることがすごくよく分かります。
そもそも9時から18時までの業務時間内で、できもしない仕事を抱えていることにはっきりと気づくわけです。
こうなると、安易に仕事を引き受けるようなことが減ってきます。
たいした用件でもないのに、だらだらと電話で話しているとあっという間に25分なんてすぎてしまうことがわかります。
メールや電話などの通知を断ち切って、25分間、脳みそに汗をかいて集中して考えるとものすごく前進することもわかります。
時間の使い方に敏感になれるのが、ポモドーロテクニックの一番のメリットです。
もっとうまく時間を使いたい人は、この本が参考になります。
この本に書かれていた「最後に頑張る日本人、最初に頑張るアメリカ人」は、本社の人たちが優秀な外資系企業で働く私にはとても刺さりました。
ポモドーロテクニックについて知りたい人はこの本がおすすめです。受験勉強中のお子さんがいらっしゃる場合はなおさらです。
おすすめのポモドーロタイマー
ポモドーロテクニックを使いはじめたのは、5年くらい前です。
機械的な処理が必要な作業系のタスクの時に、ゲーム感覚で取り入れていたんです。
当時からいろいろなタイマーをためしてきて、ようやく自信を持っておすすめできるタイマーが見つかりました。
それがこのポモドーロタイマーです。
売り切れの場合は、こちらのタイマーもチェックしてください。うりふたつです。
このポモドーロタイマーのここがすごいんです。
- 物理的なタイマー
- コンパクト
- DIYモード
- 簡単操作
- 手頃な価格
- アラームの種類
- 時計機能
物理的なタイマー
アプリじゃなくてタイマーという物理的なもののかたちがあることが1つ目の特徴です。
これまでスマホアプリやPCアプリのタイマーを使ったことがありますが、いいものがありませんでした。
スマホアプリだと、つい余計なアプリを開いて時間をむだにしてしまいます。
また、タイマーを表示しておかないといけないので、バッテリーの心配もあります。
使わなくなったスマホをタイマーとして使っている人もいるようですが、うちにはありません。
PCアプリだと、PCを起動した上で、画面でタイマーを確認できるようにスクリーンセーバーが起動しないようにしておかないといけません。あと、PCを必要としない仕事の時に使えません。
脳みそに汗を書きながらの頭脳労働は、PCを必要としない時間のほうが多いくらいです。
なので、物理的なタイマーであることはとても重要なんです。
コンパクト
見ての通りとてもコンパクトです。モニターの足元にもすっぽり収まります。
ポケットに入れて持ち歩くこともできます。
タイマーなので、大きすぎて机の作業スペースが占領されてしまうのは論外ですが、小さすぎて文字が読みにくいのも問題です。
ほんとちょうどいいコンパクトさです。
ディスプレイの下に置いて、画面を見ながら作業をしている時に、ちらっと目をやれば、残り時間をしっかり確認できます。
25分と5分以外の時間を設定できる
ポモドーロタイマーなので、25分と5分を計れることは絶対条件。
そのうえで、その日の体調、作業内容によっては、集中モードの時間を25分以外の時間に設定したいときがあります。
人によっては、そもそも25分だとしっくりこないという人もいるはずです。
ポモドーロテクニックは、絶対に25分でなければいけないというものではありません。
目的は、あくまでも集中力を高め、生産性を向上させることです。
ってことは、自分がもっともパフォーマンスを発揮しやすい時間を指定できることは、ポモドーロタイマーの必須条件といえます。
業務内容によっては、集中タイムを少し長めの45分に設定して、45分と5分を交互にくり返すことだってできるんです。
操作が簡単
タイマーを振ったり(シェイク)、向きを変えるだけでタイマーをスタート/ストップできます。
よくわからないと思いますので、この動画を見てください。
25分スタート!
ストップ!
面倒なボタン操作をする必要は一切ありません。
午前の3時間で6セット回しますが、操作が簡単なので苦じゃありません。
値段が手頃
これまでさがしてきたポモドーロタイマーは、5,000円近くすることも珍しくありません。
長針と短針で残り時間を示すアナログ時計のタイプも魅力的ですが、高いんです。
まだ、時計を見慣れない子どもなら、直感的にわかるアナログ時計が必要かもしれませんが、大人であればデジタル表示でも十分に時間を把握することができます。
執筆時点のAmazonの価格は2000円、ためしで買ってみて失敗してもそこまで痛くはない価格。
色はブラックとホワイトの2色。単4電池✕2本で動きます。
いろんなアラーム
アラームの種類も豊富です。
音、振動、光をくみあわせていろんな方法でアラームを設定できます。
その意味で場所をえらびません。
パートナーと一緒に在宅勤務をしてる場合であれば、音を出さないで振動と光だけ。
自分一人で仕事をしているときは、音で知らせるなど、場所にあわせていろいろな設定をすることができます。
時計機能
タイマー機能だけかと思えば、普通に時刻を表示させる時計としても使えます。
これがないとこのタイマーを買わないほどのインパクトのある機能ではありませんが、あるとタイマーとしてだけでなく、時計として仕事机の上においておけます。
特に、数字の視認性が高いので、時計としての利用価値は意外と高いんです。
ポモドーロテクニックを使った実際の仕事の様子
タイマーの魅力についてはここまで。
ここからは実際の在宅勤務での使い方を紹介します。
基本の25分 & 5分のサイクル
ポモドーロテクニック本来の使い方です。
25分と5分のセットである30分を1コマとして、じゃんじゃん仕事をやっつけていきます。
たとえば、午前中の場合、9:00-12:00で3時間。30分✕6コマと考えます。
25分でできる仕事を6個ピックアップして、ひたすら集中・休憩をくり返します。
慣れてくれば、25分でギリギリ処理できるタスクの分量が感覚としてわかってきます。
そうなるとすごくスケジュールが立てやすくなります。
25分というのはかなり短い時間です。それほど多くのことはできません。
それがわかると、安易に仕事を引き受けたりしなくなります。
根拠をもって仕事を断ることができるようになります。
そこで遠慮する必要はありません。時間がなければできないものはできないんです。
適切な仕事の割り振りはマネージャーの仕事です。現場ががまんして引き受ける必要はないんです。
どうでもいい仕事を切り捨てる勇気も持てるようになります。
5分の休憩時間は、基本的に何をしてもかまいません。ストレッチをしたり、家事(洗濯、ゴミ捨て、食事の準備など)をしたり自由です。
おすすめは仕事と関係ないことをすることです。
まちがってもスマホを触ってはいけません。SNSの誘惑を避けるために、物理的なタイマーを用意しているわけですから。
DIYモード(45分)
仕事の内容、体調によっては、25分よりまとまった時間続けて作業をしたい時があります。
そんなとき、私は45分を集中タイムに設定して、仕事をすることがあります。
自分で好きな時間を設定できるDIYモードで45分をセットしているので、変化をつけたいときにはこのモードを使って集中してます。
私の場合が45分なだけで、自分にあう時間を設定して仕事をすれば、さらに生産性は向上するはずです。
このモードをうまく活用することで、仕事以外の場面(受験勉強、資格試験の問題演習など)でも活躍してくれることでしょう。
単発5分の朗読時間
仕事をはじめる前に、5分、本を音読することを習慣にしています。
「古典」を読みたい気持ちはあるんだけど、小難しいので長続きしない。
そんな悩みを抱えていた時に思いついたのがこの方法でした。
朝一番の5分間、難しかったとしても短時間なので、心が折れることもありません。
頭も冴えているので、難しかったとしても、わりと頭に入ってきます。
なにより、偉人の考えに触れると、背筋が伸びます。
ポモドーロテクニックとは関係ありませんが、多機能なタイマーの利点を応用して、古典の読書習慣をつけるのに一役買ってくれています。
単発25分の子供の宿題タイム
保育園に通う娘たちはくもんに通っています。
くもんでは宿題が出るので、その宿題をする時間を25分のタイマーで計っています。
タイマーを振るだけで、時間を計りはじめることができるので、子どもたちに振らせて宿題をはじめます。
自分でタイマーを振る、たったそれだけで子どものやる気はちがってきます。
タイマーを振ることで、制限時間内の完了にコミットしているように見えます。
そのうち飽きてしまうかもしれません。
ただ、きっかけがなんであれ、習慣さえできてしまえば、あとは自発的に取り組んでくれるはずなので、このタイマーを活用しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ポモドーロテクニックを実践すると、時間の密度が濃くなることがわかります。
集中タイムをゲーム感覚で味わうことで、とてつもない作業効率が得られます。
ただ、その一方で消耗も激しいです。
いかに普段なんとなく仕事をしているのかがわかります。
人間なので、1日8時間仕事をすると考えると、途中でエネルギーが切れてしまわないように、無意識にペース配分を考えてしまうものです。つまり、手を抜くことです。
しかし、ポモドーロテクニックを使って、頭を使う仕事や利益貢献度の高い仕事を、集中力の高い朝の時間帯に集中させることができれば、午前中の6コマでほとんど力尽きてしまったとしても、成果という意味ではこれまでを軽く超えることができます。
要するに、多くの人が、無駄な仕事に大事なエネルギーを使いすぎているんです。
在宅勤務になって、時間のメリハリがない、気づいたらスマホを触っている、締切直前にならないとエンジンがかからないという人に、このタイマーを強くおすすめします。
仕事の時間は減った上で成果が高まるという、思わず人に話したくなるような経験をすることができます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。CAMPION(Follow @beautifulrice1)でした。