【感想】「知的生活の設計」(堀正岳:KADOKAWA)

知的生活の設計

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本書を読んだきっかけは、堀正岳さんと勝間和代さんの対談記事でした。

一言でいうと

どんなテーマでもいいので無性にアウトプットしたくなる一冊。

知を消費するのではなく積み上げる

知的な消費ばかりしてませんか?

広告会社の思惑に翻弄されているだけではないですか?

そんな投げかけをきっかけに、本書では知的な積み上げ活動の重要性について説明しています。

私なりに解釈したイメージで言うと、「地層」や「ミルフィーユの層」みたいに薄く薄く知的活動の産物を積み上げていくといった感じです。

積み上げていくには、とにかく地道にコツコツやっていくしかないということです。

コツコツと何かを積み上げていくことは、わりと自分の性に合っています。

キャンプ、本、コーヒー、アップル、料理などの切り口でブログを書き続けて、はや1年が経とうとしています。

なんだかんだで1年続いています。堀さんをはじめ、上を見れば、もっと長い期間続けている人たちもいるけれど、1足飛びに追い越すことはできません。

1年やってみて、伝えることの難しさと面白さを体感として感じることができたのはとても大きな成果です。ペースは遅いけど、これからも続けていきたいですね。

メモのほんとの力を知る

事実や情報を書き写すことは、メモではあるけれど、ほんとの意味でのメモではない。

心が動いて感じたこと、思ったこと、自分の頭で考えたこと、自分で立てた仮説を文字の形にしていくことにこそメモの意義があると本書にありました。

言ってみれば、自分の脳みその活動記録です。

活動を文字にすることこそメモの要諦です。

つい最近、大ベストセラーの「メモの魔力」を読んだばかりで、同じことが書かれていました。

自分の書いたメモが次の自分の思考のトリガーになるこのループこそが、メモが複利的に効果を発揮する理由です。

本書を読んではじめたこと、はじめようとしていること

本書を読んでから3ヶ月ほどが経ちます。

本書をきっかけにこんなことをはじめました。

1 second every day

簡単に日々の生活の一部を記録に残そうと1 second every dayをはじめました。

毎日の動画から1秒をつまみ取り、それをつなげてちょっとした動画を作るというアプリです。

1年365日撮影をすれば、6分強の動画が出来上がる計算です。

多くは、子供の動画になってしまいますが、細かいことは気にしません。

気にすれば続かなくなるのがわかっていますから。

毎日、動画を撮ろうと考えると、起きていることにアンテナを働かせるようになるので、出来上がる動画も楽しみですが、ものをしっかり見ようという意欲が湧いてきたことは大きなご褒美です。

日によっては忙しくて動画を撮るのが大変だと感じることもありますが、これも習慣です。

コツコツとやっていきます。

英文による説明

YouTube動画など、これまで日本語でしか書いていなかった説明を英語でも書くようにしました。

何も難しいことはしていません。

日本語で説明文を書いた後、それをグーグルで翻訳して自分で校正するだけです。

翻訳の精度も上がってきていますし、自分も英語がさっぱりというわけでもありませんので思っていたほどハードルは高くないです。

会社で作っている資料の説明文も極力英語を併記するようにしています。

どんな効果があるのか全くの未知数ですが、しばらく続けて反応をみてみたいです。

英語圏の方との交流が始まったりして。

Pythonの習得

プログラム言語の習得のススメは、堀さんの著書では繰り返し紹介されています。

その都度、やろうと思ってきたのですが結局やれずじまい。

今回は、8月からPythonの勉強をすることに決めました。

それまでは8月に予定されている資格試験の勉強があるので一旦保留。

8月からは時間を作って勉強していきたいです。

これも身につけたことで自分の生活がどうなるかわかりませんが、何かしらの変化はあるのではないかと楽しみにしています。

堀さんの紹介するハックは無性に試したくなってしまいます。

前著「ライフハック大全」もそうですが、私をそそのかすハックの宝庫です。

いつも楽しみにしています。

これからも新しいハックに出会ったら毛嫌いせず、ピンとくるものについてはまず試していきたいです。

こうすることで自分がアップグレードする気がします。

私が読んだ本

本書以外に私が読んだ本を一覧にしています。ぜひご覧ください。

▶︎ 私の血となり肉となった本たち