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こんにちは。日本オートキャンプ協会でキャンプのインストラクターをしているキャンプ大好きCAMPION(Follow @beautifulrice1)です。
2021年11月12日から2泊3日で北軽井沢スウィートグラスに行ってきました。お目当ては、3年ぶりのアサマ狼煙(のろし)。2回めの参加です。
泊まったのはデビューサイト。この時期の北軽井沢スウィートグラスはとても寒いので、電源サイトでないと太刀打ちできません。
このページでは、アサマ狼煙を中心にデビューサイト滞在の様子を紹介します。
北軽井沢スウィートグラスのアサマ狼煙
まずは簡単に場所の紹介から。
北軽井沢スウィートグラスは、軽井沢から車で北へ30分、群馬県北軽井沢にあります。
キャンプ場からは雄大な浅間山をのぞむことができます。
iPhoneのコンパスで計測したところ、標高は1,140mと表示されていました。
アサマ狼煙が行われるのは11月。スウィートグラスでは気温が0℃を下回ることもめずらしくありません。アサマ狼煙はどちらかというと積極的にからだを動かすイベントではないため、寒さ対策はしっかりしておいたほうがいいでしょう。
朝起きるとこんな感じで霜が降りてます。
コクーンIIもずいぶんと寒そうです。
コットにいたってはパリッパリに仕上がっていました。
もちろん乾けばいつもどおりに使えます。
アサマ狼煙は、一言で言えば「とことんたき火を楽しもう」というイベントです。今年は期間中、薪が使い放題でした。
広場で炎卓をレンタルすることもできましたが、コロナ対策として自分のサイトでも炎卓をレンタルすることもできました。自分のサイトで借りる場合はサイズは小さめ。その分、値段も安く設定されていました。
ワークショップやイベントを楽しむ時間とサイトでまったりする時間のメリハリをつけたい。そんな理由で、わたしたちは自分のサイトで楽しめる炎卓をレンタルしました。自分のサイトだと、たき火以外のこともできるのでこの選択は正しかったと思ってます。
ワークショップ
今年のアサマ狼煙もいろんなワークショップやイベントが行われていました。
ここでは、わが家が参加したワークショップを中心に紹介します。
コーヒー焙煎
コーヒー大好き!
コーヒーが好きな私が参加したワークショップがこちら。コーヒー豆(生豆)をえらんで、自分で焙煎するワークショップです。
興味はあってもなかなかできなかったコーヒー豆の焙煎に挑戦しました。値段は1回500円。コーヒー豆の値段も考えるととても良心的な価格設定です。豆選びから焙煎まで、懇切丁寧に教えて下さいました。
手回しで焙煎機をまわす時間はなんとも満たされる時間でした。途中、腕が痛くなってきたりもしましたが、豆の色づき具合、はぜる音に耳を澄ませながら焙煎する体験はなんとも言えないものでした。
たくさんのキャンパーがハマるのもなにかわかる気がします。
自分で焙煎したコーヒーは、こんな感じで翌週に行ったキャンプアンドキャビンズにも持っていて楽しませていただきました。
オリジナルサコッシュ作り
次は娘たち(7歳と5歳)が挑戦したサコッシュ作り。主催していたのは、ハンターベストで有名なmidorinotentさん。
実は、ハンターベストもmidorinotentもはじめて聞きました。
なんでもハンターベストは生産が追いつかないくらいの人気なんだとか。
ワークショップは、自分たちの好きなポケットとひもをえらんで結びつけるというシンプルなもの。ひもを通す穴を開けるのが少しだけ大変でしたが、大人の助けなしでできていました。
ふだんはどうしてもキャラクターものに目が行きがちな娘たちですが、自分でつくったサコッシュはとても気に入っているようで、キャンプから帰ったあともうれしそうに使っています。
作る工程を見ているので、壊れたりしたときでも自分で直せる余地があるのがいいところですね。愛着のあるものについては、長く大事に使ってほしいものです。
燻製ワークショップ
まだまだ続きます。
今度は、妻の希望で参加した燻製のワークショップ。porcoさんが主催です。
porcoはご夫婦で営まれているハム&ソーセージ工房です。
この11月の時点ではまだ実店舗はないと伺いました。「なるべく体に負担の少ないものを」作りたいということで、化学調味料に頼らず、素材そのもののおいしさを味わえるように作っておられます。
porcoのベーコンをいただきましたが、とてもシンプルで雑味のない味が印象的でした。オンラインショップでの販売を計画されているそうなので、オープンするのを心待ちにしています。
肝心の燻製の方はと言うと、素材がいいのでまずくなるはずがなく、次から次へと食材を放り込み、いろんな燻製を楽しませていただきました。
燻製に使う素材は基本的に何でもOKというので、定番のチーズやナッツだけでなく、するめなんかも燻製にしてたのしみました。
他にもポップコーンやたべっ子どうぶつも燻製にしたりして、燻製の懐の深さを思い知らされました。お酒が好きな妻は一瞬にして虜になってしまい、お店で用意していたこの燻製器も買ってしまいました。
いやはや。
狼煙おしぎっぱツアー
次に紹介するのはおしぎっぱツアー(無料)。前回は予約がいっぱいで参加できなかったのでリベンジです。人気のイベントなので、興味のある方はお早めの予約をおすすめします。
ツアーは、キャンプ場内にある林の中をスタッフの方が案内してくれるというもの。ブランコに乗ってはしゃぐことくらいしか、おしぎっぱでのたのしみ方を知らないわたしたちにとってはとても新鮮でした。これまで幾度となく遊びに来てますが、こんな興味深い自然が広がっているなんて思いもしませんでした。ちょっとこれからのたのしみ方も変わってきそうです。
前回遊びに来たときに、空飛ぶムササビウォッチング(星のや軽井沢)に参加し、ムササビの生態に触れていたので、つながりのあるおしぎっぱでの体験が線でつながりました。こどもたちも、この点と点がつながって線になる体験には驚いていた様子でした。
GOROPIKAファイヤーショー
最後は、夜に行われたGOROPIKAによるファイヤーショーです。
前回は、キャンプ場内の広場で行われましたが、今年はおそらくコロナに配慮してだと思いますが、会場を移して行われました。
広い場所に椅子が用意されていて、このあたりの細やかな配慮にはいつも感心させられます。この安心のおかげで、わが家はスウィートグラスに何度も足を運んでいるんだと思います。前回アサマ狼煙に来たときもファイヤーショーがあったんですが、実はほとんど覚えてません。スウィートグラスの寒さを甘く見ていて、装備が十分でなく、とにかく寒さに凍えていたという記憶しかないんです。
あれから3年が経ち、寒さの備えもするようになり、キャンプ場ですごすことにもだいぶ慣れてきたので、今回は思う存分楽しめました。
落ち着いてショーを見てると、その迫力たるや、ものすごいものがありました。コロナ対策として大きな声は出さないように注意喚起されていますが、それも忘れて思わず歓声を上げてしまいます。アサマ狼煙はもちろん、ほかでもショーをしているはずなので、機会があったらぜひ見てみてください。
夜に火遊びをするとおねしょをすると言われてます。
昭和生まれの常識。
子どもたちと一緒にファイヤーショーを見たあとはくれぐれもお気をつけください。
わたしたちが参加したワークショップやイベントは以上です。
我ながら、たくさんのイベントに参加しました。
わたしたちは参加しませんでしたが、他にもシェラカップにお絵かきをしたり、鍛冶でとんかちネームプレートを作ったりといろんなイベントが行われていました。
年によって、ワークショップのメニューは変わると思いますが、たき火だけでなくワークショップ参加もアサマ狼煙の楽しみのひとつとしてぜひ遊びに出かけてみてはいかがでしょうか。
キャンプでためしたもの
アサマ狼煙のイベント紹介はここまで。ここからは北軽井沢スウィートグラスキャンプの紹介です。
今回のキャンプでもあたらしいキャンプ用品を導入し、すこしでもキャンプを快適にできないか考えてみました。
サングラス(JINS)
最初に登場するのはサングラス。このサングラスには度が入ってます。アウトドアで使うことを第一に考えたので、偏光レンズを使ってます。
マラソン用に度が入ってないサングラスは持っていましたが、それだとどうしても車の運転ができません。太陽光による目の影響を軽視してはいけないという話を多くの登山家の方から聞いて、ものはためしに買ってみたんです。頭の横の部分に吸い付くようなフィット感が気に入ってひとめぼれです。このフィット感にしては、価格も良心的。さずがJINSといったところです。
金額はおよそ15,000円。
2021年も終盤に来て、度付きのサングラスは買ってよかったものの上位にランクインするほどキャンプライフの質を高めてくれました。キャンプだけかと思いきや、日常生活でもかなり出番はおおいんです。子どもを保育園に送るとき、公園にトレーニングに出かけるとき、子どものサッカーを観戦しに行くときとあげたらきりがありません。要するに、日中の外出には必ずかけていくようになりました。
かけてはじめて気づいたんですが、目から入ってくる太陽光の威力ってすごいんです。サングラスをかけて、活動するだけでかなり疲労が軽減されます。オーストラリアなどに比べれば紫外線の影響が少ないとはいえ、日本の太陽も決してあなどれません。度が入ってなければ、もっと価格は抑えられるので、気になっている人はぜひ一度おためしください。外出のハードルがぐっと下がります。
和武器(スノーピーク)
満を持して登場しました。スノーピークの和武器。
これまでいろいろといいわけをしてわりばしを使うこともありましたが、もう卒業しないといけない時期に来ました。自然が好きだからキャンプが好き。けど、そのキャンプが自然に負担をかけている。この大いなる矛盾は、大なり小なり多くのキャンパーが感じているところではないでしょうか。
自然への負担をゼロにはできないものの、自分にできる範囲で減らしていく努力はしなければいけません。自然の中であそばせていただく以上、多少なりともそういった意識を持ち続けたいものです。
遅ればせながら、和武器を導入し、キャンプのときはもちろん、ふだんの外食でも使うようにしています。単なる自己満足かもしれませんが、これからもできることをできる範囲でやっていこうと思っているところです。
エスケープヴィヴィ(SOL)
結露を防ぐシュラフカバーとしてあたらしくそろえました。
私はとても寒がりです。家族たちとはいつも洋服2枚分のギャップがあります。家族は、11月の北軽井沢スウィートグラスにウキウキですが、私は凍え死ぬんじゃないかという不安におびえてるといったら伝わるでしょうか。
とにかく寒がりなんです。
それでもなんとかキャンプに行きたいという気持ちがあるので、寝ているときの寒さ対策に購入しました。構造はいたってシンプル。ミノムシ型になっていて、シュラフをすっぽりと覆うことができます。フードのように頭にかぶれるくらいの大きさがあります。
家で一度練習をしていったんですが、きっちり頭の上の方まで覆うことができませんでした。エスケープヴィヴィが持っている性能の一部しか発揮できなかったかもしれません。
けど、翌週キャンプアンドキャビンズで、落ち着いた環境で使ってみて、使い方をよく理解できたので、今度はもう少しうまく使えるんじゃないかと自分自身に期待しているところです。
アルコールストーブ(トランギア)
念願のアルコールストーブもデビューしました。憧れというか、ロマンというか。とにかくかっこいいから使ってみたいと思っていたアルコールストーブです。
スウィートグラスの朝は、めちゃくちゃ寒いのでアルコールストーブにはぴったり。なんとなく使う理由になります。家で、カップラーメンの湯沸かしがてら何度も練習していたので、すんなり準備ができました。
うまく使い切れなかったエスケープヴィヴィとはちがいます。
家族がまだ眠っている朝、ひとりセットし、コーヒーを淹れるんです。
コーヒー作りにつかうのはいつものケトルとエアロプレスゴーです。
寒くて凍えているんですが、そんな表情をしたらキャンプの神様に怒られそうなので、何食わぬ顔で準備してます。少しでも暖かくしようと、コーヒーミルを全力でまわします。豆をひくというより体を温めています。
おしゃれは我慢と言いますが、キャンプも我慢といってもあながちまちがいではなさそうです。
見てください。エアロプレスゴーからのご来光。
お正月を先取りしているかのような縁起のいい一枚です。
ワークショップで焙煎したコーヒー豆を使って、ぜいたくな朝のコーヒータイムのできあがり。
しあわせでした。
キャンプすき焼き
キャンプですき焼き。
やってみたかったんだよね。
これまた念願叶いました。凝ったすき焼きではないので、市販の割り下と一緒に煮込むだけ。家の近所のスーパーで買った牛肉を冷凍していって、調理するだけ。
この時期、外気温が低いので夏のように食材が傷むのを心配する必要がありません。寒すぎて、着火できないことを心配したほうがいいくらいです。
野菜はキャンプ場近くの久保農園(久保さんちの新鮮野菜直売所)で調達。久保農園にはいつもお世話になってます。キャンプ中の食材だけでなく、お土産としていつも野菜を買って帰ります。おいしそうな卵も久保農園で見つけたので、新鮮を集めたようなすき焼きになりました。
すき焼きは初日の夕食。2日に目にはアサマ狼煙があり、食い散らかすことが目に見えていたので量は控えめにしておきました。ふだんとリズムが変わったり、食べ過ぎたりするととたんに調子を崩すタイプなので、キャンプの初日は特に気をつけるようにしています。
調子を崩してしまったら自分自身も楽しめませんし、車の運転をする人がいなくなってしまうので家族にも迷惑がかかってしまいます。
なんど行っても飽きない
とにかく飽きません。
スウィートグラスにはもう何回行ったことでしょう。一向に飽きる気配がありません。どの季節にいっても楽しいんです。
浅間ヒュッテの生ビールを飲みながら、そんなことを考えているんです。
2021年に通いつめたおかげで、2022年には晴れてイーグル会員に昇格しました。
北軽井沢スウィートグラスのイーグル会員になるまでの道のり雪道の運転に自信がないので、真冬にスウィートグラスに遊びに行くことはありませんが、春の足音が聞こえる頃にはまた遊びに行こうかと考えてます。
ときには、他のキャンプ場に遊びに行くこともありますが、そのたびにスウィートグラスに行きたいなぁと無意識に比較してしまいます。
スウィートグラスはどんなキャンプ場なの?
アサマ狼煙ってどんなイベント?
そんな疑問に少しでもこの記事が参考になれば幸いです。
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