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こんにちは。土井善晴先生が好きなあまり先生の料理教室に1年間通っていたCAMPION(Follow @beautifulrice1)です。
スーパーでおいしそうなぶりを見つけたので、土井善晴先生のレシピを参考にぶりの照り焼きを作りました。
ぶりの照り焼きのレシピ(土井善晴先生)
旬を迎えたぶり。今食べなくていつ食べるのでしょうか。定番中の定番「ぶりの照り焼き」のレシピです。甘辛い味付けはご飯にもよくあいます。軽めの仕上げにすることで、酒の肴にもなる実は懐の大きいお料理です。
ぶりの照り焼きの材料
必要なもの(2人分)
- ぶり(切り身) 2切れ(100〜110g/1切れ)
- しょうゆ 大さじ2
- 砂糖 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 酒 大さじ2
- 植物油 大さじ1/2
※切り身が小さかったので、写真ではぶりを3切れ使っています。
ぶりの照り焼きの作り方
実際につくってみて感じたこと
実際にぶりの照り焼きを作ってみて感じたことを紹介します。
魚の表の見分け方は?
切り身の場合、皮がついた方が表です。また、一尾の場合は頭を左にした時に見えるのが表になります。
慣れないと迷ってしまいますが、スーパーで見かける切り身も基本的には表が見えるようにパックされています。
もしそうなっていない場合は、魚への愛情が足りない可能性がありますので気をつけましょう。
おいしい魚の見分け方は?
魚が新鮮であれば、ぶりの照り焼きで失敗することはほとんどありません。となると、魚選びはとっても重要です。私も専門家ではないので、くわしくはわかりませんが、魚をよく見て「きれいだなぁ」と感じるものを選ぶようにしています。
完全に、魚屋さんのご主人の受け売りですが。
それでも、きれいなのにおいしくない魚に出会ったことはありません。
味つけは甘すぎない?
この分量は子どもが喜んで食べてくれるご飯がすすむ味付けになっています。
土井先生曰く、砂糖を半量にすれば、酒の肴にもなるようです。また、煮詰める時に早めに火を止めれば、さらっとした仕上がりになります。
他の汁物やおかずとのバランス、その日の体調や気分にあわせて、調味料を加減してください。
ぶりの照り焼きのいいところは、調味料が多少多くても少なくてもよほどのことがないかぎり失敗しないことです。その日の魚の様子を見ながら加減して、好みの味付けをさがしてみてください。
ぶりの小話:日本各地で愛されるぶり
地域ごとに違う「ぶり」の魅力
日本では、ぶりは地域ごとに異なる特徴を持っています。
例えば、富山湾の『寒ぶり』は、冷たい海流の中で育つため、脂がたっぷりとのっていることで有名です。また、富山の漁港では『ぶり起こし』と呼ばれる雷の季節になると漁が盛んになると言われています。
一方、長崎県の養殖ぶりは、安定した品質と豊かな味わいで知られ、国内外に出荷されています。特に、長崎県は養殖ブリの生産量が日本一で、その技術は世界からも注目されています。
このように、ぶりはその土地の環境や文化に密接に関わりながら、私たちの食卓に届いています。
各地に伝わるぶり料理
地域ごとにぶりを使った伝統料理も多くあります。
例えば、石川県をはじめとする日本海側では、冬の味覚として『ぶり大根』が親しまれています。大根の甘みとブリの旨味がしみ込んだこの料理は、寒い冬に体を温めるだけでなく、地域の人々の暮らしに深く根付いています。
一方、京都の『ぶりしゃぶ』は、薄く切ったブリを上品な出汁でいただく、ぜいたくな食べ方として知られています。その歴史は古く、江戸時代にはすでに京都の料亭で味わわれていたという記録も残っています。
このように、日本各地で様々な形で食されてきたブリは、私たちの食文化に彩りを添え、地域ごとの豊かな食文化を物語っています。
それぞれの地域の魅力を知りながら食べることで、ぶりがさらに美味しく感じられるのではないでしょうか。次回ぶりを手に取る際には、ぜひその背景にも思いを馳せてみてください。
参考記事
このページの他にも、先生の本やレシピなどについて書いてます。
気になる記事がありましたら、ぜひ読んでみてください。
調味料のこと
基本調味料 料理の「さしすせそ」を見直して料理家事をラクにする方法料理本のこと
土井善晴先生のおすすめ本 8選〜家庭料理をもっと楽しむレシピのこと
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。CAMPION(Follow @beautifulrice1)でした。