いつから子どもをキャンプに連れていくのがいいか。

皇海山キャンプフォレスト

こんにちは。日本オートキャンプ協会でインストラクターをしているキャンプ大好きCAMPION()です。

我が家は年に約10回キャンプを楽しんでいます。

家族構成は妻と5歳と2歳の娘の4人家族。下の娘が0歳9ヶ月の時にキャンプを始めました。

この記事ではいつから子どもをキャンプに連れて行くのがいいのか、親子キャンプを始める時期についてお伝えします。

親の覚悟がスタートの合図

スタート start

いつから子どもをキャンプに連れていくのがいいか?

ズバリ、パパやママが子どもをキャンプに連れて行こうと思った時が親子キャンプを始めるのに適した時期です。

パパやママの気持ちの準備が整ったところで子どもをキャンプに連れていくのが良いでしょう。

キャンプに対するハードルが高く、なかなか子供をキャンプに連れていこうと思えないパパやママは、キャンプに対してまちがった思い込みがないか確認することをおすすめします。

キャンプは、言葉から想像するほどサバイバルではありません。

パパやママが子どもだった頃とは違って、今のキャンプはキャンプ場が用意してくれているレンタル品も充実していますし、中には道具を持って行かずに手ぶらでキャンプを楽しめるところもあります。

思い込みをなくすために

ファミリーキャンプの始め方ファミリーキャンプの始め方〜家族で思いっきりキャンプを楽しもう

キャンプに対するハードルを必要以上に大きく考えてしまってスタートがきれないパパやママがいる一方、全く備えなしでキャンプに行こう考えているパパやママもいらっしゃいます。

それはそれで少し心配です。

年齢にもよりますが、子供は大人に比べると自然の影響を強く受けてしまいます。

高い気温、強い日差しなどは、子どもたちには強く影響を与えます。

また、危険を察知する能力、自分の気持ちを表現する力も大人に比べるとまだまだな部分があります。

そういった点を無視して子供を大人と全く同じものとみなしてキャンプに連れていくのはよろしくありません。

ただ、危険を強調しすぎるとキャンプの楽しさを味わうことができなくなってしまうので、このあたりのバランスはとても難しいですね。

心構え

では、子どもをキャンプに連れて行く時にどんな準備をしていくのが良いのでしょうか。

心構えのポイントを3つご紹介します。

  1. スケジュールに余裕を持たせる
  2. 楽をするためにお金をかける
  3. つねに子どもの機嫌を優先する

1. スケジュールに余裕を持たせる

1つ目は、ゆとりのあるスケジュールを立てることです。

ゆとりのあるスケジュールを組むには、いろいろなことを諦める必要があります。

移動の負担を考えれば、キャンプ場は近い方がいいに決まっています。長時間の移動はそれ自体が子供にとってのストレスです。

そのストレスを軽減してあげるためにも、慣れるまでは近場のキャンプ場を選ぶようにしましょう。

また、キャンプを始めたばかりだとどうしても肩に力が入ってしまって、たくさんのイベントを組み込もうとしてしまいがちです。

特に慣れてない時期は、ひとつひとつの準備に時間がかかるので、多くのイベントを盛り込むとどんどんスケジュールが押せ押せになってしまいます。

余裕がなくなればそのしわ寄せは多くの場合、子どもたちにきます。

足りないかな?というくらいまで絞ってあげると、気持ちに余裕が生まれるはずです。

2. 楽をするためにお金をかける

2つ目のポイントは楽をするためのお金を惜しまないことです。

ゆとりあるスケジュールの話にもつながりますが、とにかく無理をしないことが大事です。

食事はすべて自分たちで作らないといけないわけではなく、近くに美味しいお店があるのであれば外食をしても構いません。

コンビニでお弁当を買ってもいいでしょうし、インスタントラーメンも立派な食事になります。

荷物の準備が大変であれば、レンタル品を活用するのも有効な手段です。

こだわりがあってそういったキャンプをしたくないというのであれば話は別ですが、ゆとりにつながるお金は惜しまない方がキャンプ全体で見た時に満足感が高まります。

3. 子どもの好奇心を邪魔しない

家族のケアをする上で、最優先すべきは子どもです。

子どもの機嫌が悪くなるとパパやママは途端に苦境に立たされます。

なにも子どものわがままを全部聞き入れてくださいという提案ではありません。

子どもが挑戦してみたいということや没頭していることを横から大人が取り上げてしまい、子どもの好奇心を邪魔するようなことは控えたほうがいいでしょう。

そんなことをしてしまえば、機嫌が悪くなるどころか、キャンプなんて行きたくない!とそっぽを向かれてしまいます。

子どものためにと思って始めたキャンプに二度ときてくれないなんてことになったら悲しすぎます。

洋服が汚れたっていいじゃないですか。

手が砂だらけになったっていいじゃないですか。

やたらと葉っぱを集めてきたっていいじゃないですか。

必要な装備

心構えができたところで、それが根拠のない心構えにならないように必要最低限、必要な装備をそろえておく必要があります。

子どもと一緒にいくからこそ用意しておいた方がいいものを6つ紹介します。

保険証

何かあった時のために保険証は必ず準備しておきましょう。

これはキャンプに限った話ではありません。

子どもを連れて遠出する場合には皆さんがされていることだと思います。

また、キャンプ場近くの病院の場所、診察時間を調べておくことも忘れてはいけません。

さいわい多くの場合、ここで調べた情報が実際に役立つ場面というのはありませんが、いざやってきた場合に、キャンプ場で一から自分で調べるというのはなかなか難しいです。

もし、事前の調べが十分にできず、現場で体調を崩してしまったような場合には、キャンプ場の管理人さんに相談しましょう。

多めの着替え

キャンプ場では子供のテンションが上がって、あっという間に泥まみれになってしまいます。

せっかく自然の中で子どもたちを遊ばせようと思ってキャンプ場に来たのに、着替えがないからといって遊びに制限をかけるなんてしたくありませんよね。

そんな悲しいことにならないように、特に子どもたちの着替えは多めに用意していきましょう。

ゴールデンウィークに訪れた斑尾高原キャンピングパークでは雪が残っていました。

子どもが雪を見れば遊ばないはずがありません。

残念なことに、ご近所さんは着替えが足りず子どもたちに雪山に行くことを禁止していました。

どちらの気持ちもわかるので、とてもつらい状況でしたが、着替えさえ多めに用意しておけば解決できる問題なので、なんとかしてあげたいところですね。

カッパ(雨具)上下

多くのキャンプ場は比較的天候の変化が激しい場所にあります。

滞在期間中すべて晴れ予報だったとしても、カッパ(上下)は欠かせません。

予報が外れて突然雨が降り出すことは日常茶飯事です。

そんな時、上の着替えの話と同じように服装の都合で子ども達の活動範囲を狭めてしまうのはもったいないです。

子どもたちが雨の中でも過ごせるようにカッパは欠かせません。必ず上下のセットを揃えましょう。

子どもは動き回ってよく汗をかくので、防水透湿素材を持ったカッパをそろえておくことを強くおすすめします。

有名なところで言うと、ゴアテックスの素材です。水は通さないけど、湿気は逃すあれです。

ただ、ゴアテックスは非常に高いので、各メーカーが独自に出している、防水透湿素材のカッパを用意しておけば十分だと思います。

たとえば、モンベルだと約7,000円で子供用のカッパを手に入れることができます。

アマゾンや楽天で品切れ状態なので、モンベルの公式ページのリンクをご紹介しておきます。

90−120cm

モンベルのクレッパー

130−160cm

モンベルのクレッパー

特に子どもたちは成長が早いので高価なカッパを買ったとしてもすぐに着れなくなってしまいます。

比較的安い自社ブランドの防水透湿素材のカッパやメルカリなどをうまく使って中古品を活用してカッパを揃えてあげると良いでしょう。

さきほどのクレッパーですと、メルカリで4,000円前後で取引されているようです(2019/6/27時点)。

ちなみに、パパやママのカッパもあった方が便利です。

雨が降ってきたことで、タープの形を変えたり、テントのロープを貼り直したりと雨だからこその仕事もキャンプにはいっぱいあります。

そんな仕事を傘をさしながらしていたのでは、時間ばっかりかかってうまくいきません。

ゴアテックスにこだわるパパへ

ゴアテックスにこだわるママへ

ゴアテックスにこだわらないパパやママへ

帽子

日差しの対策には帽子が欠かせません。

近所の公園に行く時などにも持っていく帽子があると思いますので、そういった帽子で十分です。

熱中症の対策をしっかりしておきましょう。

熱中症の対策でいうと水分補給も大事です。

ついついテンションが上がってしまって、外で激しく遊びまわっているうちに気づいたら熱中症なんてことになってしまうと、子どもたちがかわいそうです。

その点については、パパやママがの私たちがしっかりとケアをしてあげる必要がありますね。

虫除け

キャンプに行く季節にもよりますが、時期によってはたくさんの虫に囲まれて、キャンプをしなければいけない時があります。

備えあれば憂いなしです。虫除けスプレー、蚊取り線香など虫除け対策グッズを一通り揃えておきましょう。

キャンプ場に行った方のブログを見ると、その季節に虫がいるのかいないのか、いるとしたらどんな虫がいるのかといったことを知ることができます。

そういった記事を参考に必要と思われる虫除け道具を用意しておきましょう。

ちなみに、こんな防虫用のパーカーもありますよ。

蚊帳を着るイメージです。半袖で過ごす夏には重宝しています。

ズボンもあるよ

救急セット

絆創膏などがセットで入った救急セットがあると安心です。

キャンプ場ではどんなことが起きるかわかりません。

トラブルがあった時に、近くのコンビニに救急セットを買いに行こうと思っても24時間営業でなかったり、品切れを起こしていたりと応急処置に困ってしまう場面が考えられます。

それほど大がかりなセットは必要ありませんが、救急セットとして売られているものを1セット持っておくと安心です。

万一、現地で救急セットがなくて困った場合には、遠慮せずに管理人さんに相談してみましょう。

いろいろな解決策を紹介してくださるはずです。きっと。

我が家の場合

黒坂オートキャンプ場

最後に我が家のケースをご紹介します。

我が家がキャンプを始めたのは、上の娘が2歳、下の娘が0歳9ヶ月の時でした。

もともと妻が子供たちをキャンプに連れていきたいと思っていたときに、キャンプ教室の案内を見つけてきました。

色々な不安はもちろんありましたが、キャンプ教室でインストラクターの方々のサポートを受けながら、初めてのキャンプをすることができるという安心感もあって思い切って行ってみることにしました。

心構えのところでご紹介したお金をかける解決策です。といっても、その教室は良心的な価格設定ですので、家族4人で温泉旅行に行くより断然安いです。

振り返ってみると、このスタートはとても良かったと思います。

おそらく、自分たちだけで子どもたちを連れてキャンプに行くことはできなかったと思います。

不安はありつつも1回目のキャンプを無事に終えることができたのは、このサポートのおかげです。

この教室でキャンプにハマって以来、キャンプに対するマインドセットが大きく変わりました。

あれが不安、これが不安、どうしようどうしよう、ではなく、あんなこと、こんなことにどうやって対処したらもっと楽しめるだろう?というように頭を使う方向が変わりました。

0歳の子を連れてキャンプなんて早すぎるという声を耳にしたりしますが、個人的な意見としては0歳の子どもの側の問題ではなく、サポートするパパやママの問題だというのが今の結論です。

そこまで深く考えずに始めたキャンプですが、先輩キャンパーさんたちから小学校に入ると子どもの方が忙しくなってキャンプに行く機会を作るのが難しいんだよ!という話を聞くたびに、早い時期に始められてよかったなぁと感じます。

実際に行ったキャンプ場一覧

2017年6月からファミリーキャンプを始め、1年に約20泊のペースでキャンプを楽しんでいます。

実際に4人家族で遊びに行ったキャンプ場をまとめていますので、ぜひご覧ください。

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