黒坂オートキャンプ場（山梨県）へファミリーキャンプに行ってきました

こんにちは。日本オートキャンプ協会でキャンプのインストラクターをしているキャンプ大好きCAMPION（Follow @beautifulrice1）です。

2019年6月1日から1泊2日で黒坂オートキャンプ場へファミリーキャンプに行ってきました。

わが家は、妻、私、2人の娘（4歳と2歳）の4人家族（年齢は訪問時点）。

「みんなのキャンプ教室」のインストラクターとして訪れた黒坂オートキャンプ場の様子を紹介します。

黒坂オートキャンプ場の基本情報

黒坂オートキャンプ場の基本情報を写真付きでくわしくご紹介

地図

サイトマップ

キャンプ場全体のマップです。

キャンプ場は、向かって左の第1キャンプ場と右の第2キャンプ場にわけられます。甲府から来る場合、この地図で見ると上から下に移動してくることになります。その場合、右手に第1キャンプ場、さらに坂をあがっていくと左手に第2キャンプ場が見えることになります。

2つのキャンプ場の間は、歩いて5分もかかりません。

夜には、甲府方面（マップでいうと上側）を見ると、きれいな夜景が見えます。

第2キャンプ場（マップB付近）

第2キャンプ場の雰囲気をご覧ください。

がちがちに区切られているというよりは、自然に生えている木を境になんとなく区画が分けられている感じです。

決して狭いといった感じはありません。ただ、真四角のサイトばかりではないので、サイトレイアウトはしっかり考える必要があります。

キャンプ力をためされるね。

家族で知恵を出しあって、快適なレイアウトを考えてみるといいでしょう。くれぐれも、テントをたてる前から夫婦でケンカするようなことがないようにしてください。

トイレ

滞在中は第2キャンプ場のトイレを利用しました。残念ながら温水便座ではありません。

和式と洋式のトイレが設置されており、男性用はトイレの建物の外側にも用意されています。見つけにくいので注意してください。

定期的におそうじもされており、とてもきれいなトイレでした。

炊事場

第2キャンプ場ではトイレの向かいに炊事場があります。

水はきれいでとても冷たいです。夏は涼をとるのにぴったりです。サイト数がそれほど多いわけではありませんので、数が少なくてこまることはありませんでした。

黒坂オートキャンプ場に行ってきた感想

わが家の原点

黒坂オートキャンプ場は、わが家がキャンプを始めるきっかけとなった思い入れの深いキャンプ場です。

数年前、日本オートキャンプ協会が主催していた「みんなのキャンプ教室」に参加した時の会場が黒坂オートキャンプ場でした。

インストラクターの資格を取って、今度はインストラクターとしてこのキャンプ場を訪れることになったので、とても感慨深いものがあります。

黒坂オートキャンプ場はいわゆる超高規格のキャンプ場ではありません。

そうは言っても、まったく手付かずで管理されていないようなキャンプ場というわけでもありません。最低限必要なトイレ、炊事場やシャワーなどはそろっています。

それでも自然ゆたかなキャンプ場であることはまちがいありません。昔ながらのキャンプ場という表現がぴったりです。

近くを流れる川に足を運べば、サワガニを見つけることができます。

場内には、クワガタやカブトムシをはじめとした昆虫や鳥なども数多く見られます。娘たちも虫かごや網を持って場内を行ったり来たり、楽しんでいました。

虫が嫌いな人にとってはありがたくない話ですが、この季節毛虫もたくさんいます。

どうしても苦手だという方は、帽子をかぶるなりして対処するのがいいかもしれません。

バイク乗りのキャンパーさんにも人気

このキャンプ場にはバイクで来られるキャンパーさんも多いです。立地がいいからかもしれません。

バイク乗りのキャンパーさんはたくさんの荷物を持ち運ぶことができないため、荷物はとてもコンパクト。さっと来て、さっと楽しんで、さっと帰るというスタイル。設営・撤収にかなりの体力が必要なわが家にとってはちょっとした憧れです。

インストラクターの立場で訪れたキャンプ

インストラクターとしてのぞんだキャンプは、じつに学びの多いキャンプになりました。

今回は自分の家族と参加されたご家族の2家族をサポートしなければいけません。

振り返ってみると、2家族をサポートすることはほとんどできなかったように思います。受講者の方をサポートすることで手一杯で、自分の家族はほったらかしになってしまいました。

妻の頑張りで、なんとか無事にキャンプを終えることができたという状況です。

いつものことですが、妻にはいくら感謝してもしたりません。今回のキャンプではテントを新しくし、それをはじめて使ったということも大きな負担になってしまいました。

【保存版】Hilander（ハイランダー） エアートンネル （ROOMY）ルーミィ（ルーミー）の設営・撤収方法

そんな余裕のない中、2家族をサポートするというのはかなりむずかしいミッションでした。それでも受講生の方はテントがうまく張れたことをとても喜んで下さり、いろいろな学びがあったと温かい言葉をかけてくださいました。

お世辞でもうれしいです。

私自身もいろんなキャンパーさんの設営・撤収の様子を見て、たくさんのことを学ぶことができました。

キャンプを始めて時間が経ち当たり前になっていたことでも、はじめてキャンプをされる方にとっては新鮮なことが多いです。もはや当たり前になってしまって、自分たちでは気づくことがなくなってしまっていることには気をつけないといけません。

別の見方をすると、キャンプのブームが来て、これだけたくさんキャンプに関する情報が存在しているのに、これからキャンプを始めようと考えている方には届いていないんだなということがよくわかりました。

新しいキャンプ用品を売ることに必死になって、新米キャンパーさんの気持ちに寄り添うことができていないのかもしれません。

ご一緒してくれた家族の方と話をしていると、そんなことをふと感じました。

さらに経験を積んで、来年もこのキャンプ場でキャンプ教室のインストラクターとして参加できるといいなと思っています。この定点観測によって、自分のスキルがどれだけ上がったのか確認することができるので、いまから楽しみです。

3年後のキャンプ教室

リバーパーク上長瀞オートキャンプ場でみんなのキャンプ教室を開催しました

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。CAMPION（Follow @beautifulrice1）でした。