「戦前の大金持ち」(出口治明著)を親の立場で読んでみた

戦前の大金持ち 出口治明著

歴史的な偉業を成し遂げた人の自伝を読むと、

その後の人生を大きく変えた強烈な原体験がある。

その原体験は、子どもの頃の出来事であることが多い。

 

保育園に通う二人の娘を持つ父としては、

原体験を後押しするような環境面でのサポートができないものかと考えてしまう。

 

しかし、実際はそんなサポートは難しいだろう。

 

思うに、原体験そのものののインパクトを大きさはそれほど重要でないのかもしれない。

私も含め、みんな大なり小なり原体験は持っているはず。

ただ、その原体験について、心を裸にして向き合っているのか?が

原体験をその後に生かすことができるかどうかに強く関わっているように思う。

体験を受け取る側の準備さえできていれば

ちょっとした原体験であってもその後の人生を変える可能性が大いにある。

 

親としては、子どもに原体験をプレゼントすることはできない。

むしろ、子どもの活動の邪魔をしないように

極力見守ってあげることが重要なことに思えてきた。

 

自分は自分で、慣れない環境に飛び込んで、

新たな原体験を探し、その様子を子どもに見せてあげる。

積極的にいろいろなことに挑戦する親の姿を子どもにも見せてあげないといけない。

原体験そのものを与えてあげることはできないが、

手を伸ばそうとする姿を見せてあげることはできるかもしれない。

むしろその方が重要なのではないだろうか。

3歳神話など子ども教育に関するまゆつばの情報があふれている今、

親自身が足元を見つめ直す必要があるのではないか。

ではまた。