黒のクレヨンで髪の毛ぬってあげようか

白髪

4歳の娘がいる。

お風呂から上がってくると、

私の髪の毛をまじまじと見て言った。

 

:パパ、髪の毛白いね。

:歳をとってくると髪が白くなるんだよ。

:友達のパパは白くないよ。

:そうだね、どうしてだろう?

:もうおじいちゃんなんじゃない?

:パパじゃなくて、もうおじいちゃん??

:おじいちゃんになると困るから、クレヨンで黒くぬってあげるよ。

 

手に黒のクレヨンを握りしめ、真顔で提案してくる。

一瞬私のことを心配してくれているのかと思ったが、そうでもなさそうだ。

 

最近、時期的なものなのか、

他の人と違うということを娘は極端に嫌う。

服装、髪型、言葉、少しでも違っているとことさらに指摘してくる。

私の髪の色もその一つなのかもしれない。

 

本人に聞いたところで、明確な答えは返ってこなかった。

 

それでもこのやりとりにほっこりした気持ちになった。

事実をありのままに見つめる子どもの観察眼と

柔軟な解決策になんだかとても癒された。

大人になるとそういう視点が失われてしまうのはどうしてだろう。

 

この忘れていたまっすぐな感覚を思い出させてもらえるのも、

子育ての醍醐味の一つだと思う。

 

ではまた。