患者として感じた医療現場の非効率

問診票とカルテ

体調を崩しがちだったため近くの大学病院へ精査に行ってきた。

近所のクリニックではどうしても原因がわからず大学病院への紹介となった。

 

初診なので、まずは問診票の記入から。

3枚にわたりびっしりと項目が並び、書き終えるのも一苦労。

問診票を書き終え、診察室へ。

先生の手元には、私の問診票の抜粋らしき文書が置かれている。

私の手書き文字ではなく、パソコンを使って打ち込まれた文字が印字されている。

おそらく受付の方が問診票を受け取った後、入力したのだろう。

 

ここで問診開始。

ところが先生からは、問診票に書いたはずのことを次から次へと質問される。

家族歴、海外渡航歴、喫煙歴、飲酒の習慣など。いずれも問診票に記入したものばかり。

問診票に書かれている内容もあえて口頭で質問することで、診断に必要な情報を集めているのかもしれないとも思ったが、今度は先生が聞き取った情報をカタカタと電子カルテに打ち込んでいく。

私の表情からなにか追加情報を読み取った様子はなく、事実を確認しただけのよう。

 

この一連のやりとりはなんなのでしょう。

あたり前のこととしてこの一連の無駄が続けられているというのはどういうことなのでしょう。

院内の誰もこの無駄に気づかないのでしょうか。

 

その日は体調も悪くなく、検査目的で病院を訪れているので同じことを聞かれても体力的には問題なく答えることはできた。

ただ、もしこれが高熱を出してふらふらの状態だったらそんなに簡単にはいかない。

ましてや、一生懸命書き上げた後、同じことを繰り返し聞かれるとしたらそんな非効率に耐えられるだろうか。

 

レントゲンの順番を待つ間、この大いなる無駄について考えていた。

音声入力の精度も非常に良くなってきたので、問診結果を録音し、そのままカルテに文字起こしをするようなシステムを作ることはできないだろうか。

 

ではまた。

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